「The Darkness 2」(ダークネス2)の体験版が海外で配信されていたのでやってみました。
なお、◆こちらでもデモ版のプレイ映像が見られます(18才未満はダメ、絶対)。
ちなみに動画での主な見どころはこんなところ。
・8:30:敵を持ち上げて倒す特殊キル(倒し方により獲得ポイントが違う)
・11:30:種類の違う銃による二丁拳銃。
・12:30:40以上のスキルツリー。
今回は海外体験版なのでゴア全開の無規制バージョンです。
日本版はD指定なのでデモ配信は可能なはずですが、まあ望み薄かと思います。
さて、まずはタイトルの時点で良い雰囲気です。
もーBGMの時点でたまらん感じになります。
(個人的になぜかこのゲームに対する好感度がMAXに近い状態になっております)
◇字幕について
開始前に、OPTIONS→GAME→SUBTITLES ENABLEDをチェックすると字幕が出ます。
しかし文字は小さく、かなり読みづらいです(当然英語です)。
そもそも字幕はデフォルトがオフで、本来は表示しないものです。
本作はかなり早口でしゃべるキャラも居るので、聞き取りはちょっと苦労するかも?
(余談)
Dead Islandやアサシンクリードなんかをやっていると、「やっぱり箱庭系は吹き替えがいいなー」と思います。
これがCoDなら「意地でも字幕版」なのですが、RPGライクでストーリー性の強いゲームでは吹き替えのありがたみを感じますね。
→やはり◆「RAGE」は正しかったのか……。
まあ日本版「ダークネス2」は英語音声・日本語字幕らしいのでこの点はスルーですが、少なくとも英語版より読みやすい字幕にはなるでしょう(でないと困る)。
◇ゴア表現
冒頭の動画にも、おもいきり首がちぎれて「HEAD WHIP +30」と表示されるシーンがあります。
また、両足にそれぞれ絡み付いてまた裂き(※ほんとに裂けるよ!)だとか、近接攻撃でタテヨコにスパスパ両断しちゃったりもします。
日本で「欠損」はNG(なはず)なので、こういった演出はなんらかの規制が入るはずです。
ただ「HEAD WHIP +30」というのは「首を吹っ飛ばした!(30点)」という感じに見えますが、日本や◆オーストラリア版ではうまいこと別の演出やキル名になるのでしょうかね。
(さすがに海外版とゲームバランスが違うということは無いだろう……と思いたい)
このへんはどういった感じになるのかわからないので動画が見たいところです。
べつにゴアを求めているわけではないのですが、まだどうなるか読めないので……。
直近では◆18日にマルチプレイの配信イベントがあります。
こちらは対戦ではなくCoopらしいので、発売直前ですが参考になりそうです。
◇スキルツリー
道中で青いモヤモヤに触れるとスキルツリーが表示されます。
まず「EAT HEARTS」をアンロックすれば、おなじみ(?)の心臓喰いが可能になります。
スキル内容は特殊キル追加や、回復増加、マガジン増加、スタン強化……その他いろいろ。
前作にも強化要素はありましたが、今回は総数40以上でなかなか大掛かりです。
・「EXECUTION」→つかみからの「とどめキル」の追加/強化系
・「DEMONIC LIFT」→浮かし技、投げ、前作にもあったブラックホールといった技能系
・「SWARM」→スタン効果?
◆公式の解説動画
(↑身体がちぎれるシーンをカットしただけで、映像は海外版っぽい)
まあ「スキルツリー」、あるいはポイントによる能力獲得はRPG的なFPS/TPSでは定番(あるいは、鉄板)となりつつあるので、時流に乗ってきたなという印象です。
◇操作、戦闘
FPS部分はとりあえず良好です。
基本はCoD操作なので迷うことは無いでしょう。
体験版ということもあり、銃器はハンドガンとショットガンくらいしかありませんが、ダークネスの性能が圧倒的なので問題ありません。
というわけで、近づいたらL2のつつき&引き寄せかR2の斬り攻撃、遠めなら何か(車のドアとか、ゴミ箱とか)を持ち上げて適当に狙ってL2投げでスイスイ進めるはずです。
で、思ったのは近接攻撃が速いということです。
ダメなFPS/TPSにありがちなのが「もっさりメレー」ですが、ダークネス斬りはリーチ・発生共に高性能です。
斬撃時はR2(長押し可)+右スティックで入力方向に向かって攻撃することができるので、駅のように光源が多いところはこれで潰していくのが基本になるでしょう。
→反面、遠くから銃で光源を潰そうとするとなかなか当たらずイラッ☆とします。
慣れてくれば、立ち止まらず、流れるようにライトを割って進める……かも?
まあダークネスは撃ち合いやエイムなんかは大味で良くて、どんどん追加される超常能力でねじ伏せるゲームだと思っています。
このへんは好みが分かれるかもしれません。
◇演出
前作も冒頭の長いカーチェイスシーンが印象的でしたが、今回は一人称ならではの演出(特にカメラワーク)にも力を入れているように思いました。
爆発で吹っ飛ばされる、倒れて視点が斜めになる、頭を振りながら起き上がる、といった良い意味でCoDっぽい演出が多々見られます。
自分が負傷しているところを引きずられて……という、どこかで見たようなシーンもありました。
体験版ではなんかよくしゃべる人に拉致られます。
どうもダークネス大好きっ子らしく、なんとかしてジャッキーにダークネスを使わせよう(そして奪おう?)としているようです。
このへんはアメコミ原作ということで、まあ良くも悪くもマンガっぽい雰囲気です。
※描写はそれなりにハードだよ!
ゲーム的には、光(弱点)の下を通ると視界がモノクロになるようになりました。
この状態はかなり視認性が落ちる上に体力回復が無く、
グラフィック面では、アニメ調となったのも重大な変更点です。
動画を見ても分かりますが、いわゆるゲーム版のナルトやドラゴンボールでよく見られるセル画系ではなく、むしろ血しぶきや陰影が生々しくなったという印象です。
あまり見慣れない質感なせいかチープさも感じないし、これは成功しているのではないでしょうか?
ただ、ちょっと色合いが鮮やかすぎるというか明暗が分かりにくいかなと思いました。
ダークネスのために常に光源を排除しながら進むわけですが、灯りが点いていても消えていてもあまり周囲の明るさが変わらないため、光源に気付かず下を通ってしまうことが多かったです。
→部屋を暗くしてのプレイがおすすめかも。
あとは、ボーダーランズのように獲得ポイントが随時表示されるようになったのも大きいです。
特殊キル、光の排除、ダークリング(猿)との連携なんかの行動に応じたポイントが入ります。
→そういえばデッドアイランドも出ますね。
ややポップな雰囲気ですが、数字が出るだけでやる気(なんの?)が全然違うのでアリだと思います。
ちなみにOPTIONS→GAME→ESSENCE MESSAGES ENABLEDで消すこともできます。
※おすすめしないよ!
◇雑感
・シーンチェンジなんかでロードが多い&シーンが中断されるのは残念
・拳銃を拾ったら、下を押すと二丁拳銃モードになり、もう一度押すと左右の銃を交換(ほぼ意味ないけどステキ)
→ハンドガン(ガバとか)+サブマシンガン(UZIとか)も可能。
・使い魔が出た後、酒のビンが転がっているあたりをL2でつっついたら「RELIC」を入手
→収集アイテムでしょう。
・駅ホームのベンチに座って足をぶらぶらしてるダークリングがあざとい(だが萌え)
総評としては「すげーイイ」のですが、自分の場合は前作に妙な思い入れがあるので、あまり参考にはならないかも。
しかし、ホラー系にもかかわらずトゥーンレンダを採用したことを始め、いろいろとトレンドを取り入れてきたなあと。
ともかく前作と比べるまでもなくあらゆる面で進化しているのは間違いなく、ただの続編で終わらないやる気(あるいは、原作への愛)を感じますね。
◆海外レビューのほうは現在79点ほどで、まあ特に高くも低くも無いという感じでしょうか。
「本編が短い」という意見もありますが、これはだいたいどんなゲームでも誰かから言われることなので大丈夫だと思います(たぶん……)。
あとは、日本国内版の表現規制がどうなるかも気になるところです。
買うには買う予定ですが、いまだ海外版か日本版か決めかねる感じです。
ではまた。
(Amazon)
ダークネス2 (初回生産版:ダウンロードコード同梱)
◆輸入版はこのあたり
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