雨にも負けずいろいろ買ってきました。
・ホビージャパン/2013年5月号
→付録「バンシィヘッドディスプレイベース」付き。特別定価1200円。特集は無論UC関連。
・アフタヌーン/2013年5月号
→「宝石の国」は連載6回目にして2回目の表紙+巻頭カラー。新連載、読み切り各1。
・ディスコミュニケーション・新装版/#6:内宇宙編
→旧単行本未収録の3作あり。初回カラーピンナップ付き。次で完結。
(画像左は「宝石の国」連載開始の2012年12月号)
それぞれ詳しくはまた後で。
↓
◇追記@2013/4/14:だいぶ遅れましたが今月の感想とか+電子販売についていろいろ。
◇新装版ディスコミュニケーション第六巻:内宇宙編
5巻の351ページに比較して、六巻では463ページとなっています。
→定価は+48の1048円。
内容的は、前巻ラストの夢の扉に引き続き病的な描き込み量となっており、読み進めるたびにMPが枯渇しそうになります。
※ほめてるよ!
中盤からは密度がやや落ち着いてくるので、ある意味この頃が「執念の描き込み」時代のピークだったのかも。
個人的に、ああいうまったく意味わかんないけど情報量の多い扉絵なんかはいつまで見ていても飽きないですね。
ただ前巻のあとがきによると、ああいったゴチャゴチャした絵がアマチュア時代からの本来の画風だったけど、プロになったからには読者の読みたい作品も描くべき、という葛藤で揺らいでいた時期でもあったそうです。
まあ六巻を読んでしまうとここ最近の謎の彼女Xはちょっと明るすぎて物足りなかったりするのですが、逆に力まずに描けてるってことなのかも。
もう去年のことですが演劇部編は絵の密度も話自体も良かったので、またああいった続き物も見たいなあと。
で、ディスコミ新装版についてはいよいよ次回で完結となります。
7巻の「精霊編」では、後の「夢使い」に通じる主人公交代の意味合いが強いとかでなんか複雑です。
全巻購入特典……はそれほど期待していませんが、なんとなく紙媒体で買う単行本はこれが最後かも、なんてことを考えたりしています。
現状でディスコミは1冊として棚に収まっていないので、これを機に(?)本棚の整理もいい加減着手しないといけなさそうです。
◇月刊アフタヌーン 2013年5月号
「神様がうそをつく。」が新連載、ヒストリエ、おお振りは休載。
絶 異
今号での終了は無し、ただし次号の完結予告が三作。
・山口とう子:なんか見覚えのある方々(吉田家)が出てた
・たくのこ:何度も集中連載と強調していたがついに終了
・アップルシード:大増ページで完結するそうな
あと「ほしにねがいを」は全4回なので再来月まで。
ぶっちゃけて言うと宝石の国の表紙&巻頭カラーは期待したほどではなかったんですが、「今よ! さん はい!」(フォスより賢い!)のくだりだけで新たなファンが増えたのではと思います。
ところで最近■Vitaで見られるReaderストアからいろいろサンプルを落としているんですが、ジャンプ系の電子販売にはカラー版というとんでもないものがあって驚きました。
今後電子販売が本格的になってきたら、あるいは全ページで7色に輝くダイヤ
少なくとも講談社は「進撃の巨人」の最新巻を通常版と同日に電子版もリリースし、さらに期間限定特典として第14話のフルカラー版を付けるなんてこともしていたりと電子販売にもかなり乗り気らしく、今後の展開には期待できそうです。
→これを試金石として、いずれ全編フルカラー化してくれるといいなと。
で、ジャンプの「フルカラー版」ですが、現状ではワンピース、ToLOVEる、ジョジョとかの人気作に限られるようです。
どんなもんかと思い落としてみるとこれがなかなか良い仕事で、デジタル塗りの違和感もほぼありませんでした。
それなりに目は肥えているつもりですが、あのクオリティなら巻頭カラーとして掲載されてたと言われても違和感ないようなレベルです。
→まあサンプル分の数ページしか見てないけど。
ただ、現実的に原作者が作業するわけではないだろうし、クオリティというか再現度を維持するのは大変そうです。
これって要するに高度な電子塗り絵なわけですが……やっぱり、たまに聞くアニメーターみたいな超重労働なのかなあとか思ってしまいます。
現在もカラー版ドラゴンボールが順次リリースされていますが、その総作業量たるやと思うと気が遠くなりそうな気がします。
しかしそこは天下の集英社ということなのか、◆ハンターハンターのカラー版@Kindleストアの日付を見ると2013/2/19に1~18巻、つい先日の2013/4/4には19~30巻という鬼のようなハイペースとなっています。
次週からついにアニメ化されるキメラアント編に合わせた格好だと思われますが、この作業ペースは実に頼もしいですね。
→今後は最新巻のカラー化ディレイがどうなるのかにも注目したいところ。
そんなこんなで出来上がったものが、フルカラー約200ページで500円未満という、紙媒体で考えれば破格としか言いようのない設定となっているのは……なんというか歴史が動いてるなあと思わずにはいられません。
(いつごろ、売り上げが逆転するのかな……)
いずれ講談社、小学館といった大手からカラー化に乗り出す(というか、やらざるを得ない)と思われますが、その価格は集英社設定から大きく外れることはできないでしょうね(ほんと頼もしい)。
素人考えでは、すでにモノクロでは配信されている
ともかく、どんどん普及していくといいなあと。
だいぶディスコミ/アフタヌーンから外れた余談でした(HJ本誌の感想は特になし)。
電子販売についてはまだまだ思うところはありますがこのへんで。
◆Kindleストア:進撃の巨人(10)【特典つき】
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