すっかり恒例になりつつあるHGカスタマイズキャンペーンの2015年夏版がきょう(2015/7/25)より始まったので、Cセット「ブレードビームガン」をもらってきました。
こちらはHG系ガンプラ(一部除く)を1つ購入するごとに、1つずつカスタマイズパーツがもらえるというもの。
※景品が無くなり次第終了だよ!
ちなみに今回買って来たのはHGボール・ツインセットです。
*(追記)2016年版(7/30~、8/11~)の開催が告知されました。
→■こちらで。
*スクロールリンク:
▼概要など(↓) ▼レビュー:多節棍アーム ▼ビームブレードガン
*2013年版のレビューは■こちら。
(関連サイト、情報など)
公式情報等はこちら。
◇HGカスタマイズキャンペーン 2015 Summer
http://bandai-hobby.net/site/campaign150710gunpla.html
→各パーツをクリックすると組み立て説明書や使用例あり。
→カスタマイズ作例も掲載中。
*第一弾:2015/7/25(土)~
A:ガトリングガン(定番と思いきや、分解してビームジャベリンになったりする)
B:バックパックアーム(HGBCのアーム系のお試し版て感じ)
C:ブレードビームガン(謎の付属アームに多数の武器を接続できる&三連ビームサーベルも可能)
*第二弾:2015/8/8(土)~
D.三連キャノン(グフ系。左右を繋げると巨大ハンドになるのが面白い)
E.レールガン(ロマン。
F.シールド&トライジョイント(三連両刃ビームサーベルが可能、ニコイチなら四方向にも)
*
一応◆公式インフォ記事も。
例によってなくなりしだい終了なのと、店(や在庫状況)によってほしいアイテムが選べるとは限らないので、そのあたりは事前に確認しておきましょう。
なお対象外アイテムはHGBC、HGPGのシリーズとなっています。
~BCはビルドカスタム系で、~PGというのはプチッガイのことのようです。
言うまでもなくRGやらMGやらも対象外なので注意しましょう。
ちなみに今回買ってきた某店では店員さんが把握していなかったらしく、会計後にこちらから聞かなかったらもらえなかったっぽいので、そういうことも(できれば事前に)よく確認しましょう。
こちらが実際のCセット「ブレードビームガン」。
なにやら謎武器っぽい響きですが、ビームガンの先端に一般的なビームサーベル(SB-13等)を接続できたり、ブレイド部分にアームを接続して多節棍形態(クサリガマっぽい)になったりもするという謎武器です。(あれっ?)
◆こちらの公式作例では、アーム部分に別の武器を繋げまくっている状態(すげー重そう)も紹介されています。
→背中にはBパーツで接続しているみたい。
個人的には、キュリオス(※ブチ切れ状態)のクローみたいな形状がなんか好みだったのでこれを選びました。
ランナーは1枚の簡素なもの。
*
ちなみに、横のちっこいボールはガシャポン戦士Next#15を塗ったものです。
→塗装レビュー記事は◆こちら。
もともとボールは好きなので、MG Ver.Ka版も持っていたりします(未塗装ですが)。
なんとなく、クローについてはボールと相性が良さそうな気もします。
(追記)とりあえず素組みしてみました。
今回のHGボール・ツインセットはちょっと思うところがあって買いました。
ぶっちゃけパーツ取りとして頭のキャノンだけほしいというのもあったりしましたが、箱にある説明を見ると主砲は通常の「180mm低反動法」と「2連装キャノン砲」の選択式な上に、それがボール1機につき2種類ずつ付属=計6門という素晴らしいことになっていたのは嬉しい誤算でした。
(ますますボールが好きになった瞬間であった)
まあ値段(実売900円程度)だけならHGジムあたりのほうがずっと安いので、カスタマイズパーツ目当てとしてはおすすめできなかったりします。
HGUC 1/144 RB-79 ボール ツインセット(Amazon)
レビュー
さて、こちらがCセット「ブレードビームガン」の全パーツ。
ビームガン部分は放熱フィンっぽいのがあったりしてディテールもなかなか好みです。
あとはブレードが二本と接続用アームが三本。
◆前回(というか2013年版)はビルストPPクリアを使ったので、今回は◆EXPO'2014の時に買ってきたスタービルドストライク:PPクリア・SPイベントVer.で武装強化を試してみます。
このHGカスタマイズというのも初代ビルドファイターズの頃に始まったキャンペーンなので、機体としては相性抜群なのかなと思います。
ちなみにこのイベントのキーワードは「3ミリ軸」で、この大きさのピンか穴がある機体ならかなり楽に接続ができると思っていいでしょう。
ところで◆公式の使用例を見ると、最近「新生‐REVIVE‐」としてリニューアルされたファーストが全パーツフル装備とかやっているので、新生キットはそういった互換性も気を遣っているようですね。
アームとブレードを接続した多節棍のような状態。
普通に持つことができます。
両手で持ってもいいんですが、丸い部分ではなくアームのやや四角い部分を持たせると片手でもわりと安定します。
アーム自体は見た目よりギチギチで保持力はかなり高めでした。
各アームパーツには両端+横のピンがそれぞれ付いているので、かなり自由に接続パターンを変えることができます。
また◆公式のレッドウォーリア使用例のように、余った穴に別の武器を接続することも可能。
(真ん中のアームは四角い部分が無くて持たせるとユルユルなので、組み方を変えたほうが良かったかも……)
次はジョイント接続。
今回の(スター)ビルストの場合はヒジ裏に3mm穴があるので……、
こんな感じで普通に接続可能。
ここでは、先端で1つのピンに2つのブレードを接続しています。
これならとんでもない高さの木の枝ですら難なく切り落とすことができそうです(えっ)。
なおビームライフルにもアブソーブ・シールドと連結する穴がありますが、こちらは径が小さくて繋がりませんでした。
ただ、ユニバース・ブースターのキャノン部分のパーツは3ミリだったらしく普通に接続できました。
ということはキャノンをアームに接続することもできるので、適当にアームを連結してファンネルっぽい感じにしてみました。
(つよそう)
Cパーツやユニブを追加調達すれば大量の砲門を並べることもできるはず。
もしくは余った武器がどこまで接続できるか試してみるのもいいでしょう。
難点として、アームの保持力が強いのは良いんですがボールジョイントではないので、どうしても接続や回転の方向が単調なところがあります。
まあ2方向のピンや多数の穴でそれなりに自由度は高いんですが、それでもボールジョイント化/ロール接続追加みたいな工夫をしないと無改造ではいろいろ限界があるかなとも思います。
もしよく動くアームが欲しいだけならHGBCのパワーダーとかアームアームズ系を買ったほうが幸せになれるでしょう(あれ安いし)。
続いて、メイン武器のビームブレードガン。
外側のブレードはぐるっと前後に動かすことができます。
ジョイントが3mmオスメス両対応なあたりに初心者への配慮を感じます。
ただ、一度この状態にするとパーツセパレーター的なものをすき間にねじ込まないと外すのが大変です。
このため、ブレード部分はアームに接続するか、ビームブレードガンに使うかの選択式となります。
個人的には、このビームブレードガンの妙に凶悪なクローっぽい形状が好みなのでこっち派です。
→アームは他にいろいろ使い途があるし。
とりあえず100均の缶スプレーで本体を黒、ブレードを銀に塗るとかすればだいぶ雰囲気が出そうな気がします。
*
さっそく接続してみます。
ビルスト系の場合はヒジの裏側の穴に直接挿すことができます。
ただ、直に繋ぐよりはシールド接続用のジョイントを利用して……、
側面に付けたほうがなんとなくすっきりします。
このビームガン部分の先端にはビームサーベル三本を接続することも可能。
これもカスタマイズキャンペーンの隠れた定番(?)になりつつありますね。
ブレードの角度によっては弓矢っぽい形に。
ブレード部分を後ろにたたんだ状態もなんかいいと思います。
まあこの機体だとプラ粉ウイングに干渉しやすかったりしますが。
うーんそろそろ三連ビームサーベル装備の主人公機とか増えても良さそうな気がしますがどうでしょうか。
それもビギニングみたいな感じじゃなくて、まさにこういう三角か横イチの並列な奴が好みだったりします。
→クリアーパーツが曲がりやすいから固定具とかも必要かな?
*
さて、せっかくなので他の機体でも。
こちらは(塗ったけど未レビューの)HGバンシィ(旧キット)。
試してみるとシールド接続用のピンには普通に接続できましたが、ビームブレードガン側のピンが邪魔でまっすぐにできませんでした。
ならば、ということでアームを1つ挟んで対応。
こうすると、すき間が空くためまっすぐに装備できるようになります。
ちなみになんかユルかったんですが、◆公式作例#EX(フリーダム)にあったビニール袋をかませるというのを試したところいい感じに固定できました。
伸びたアームにはシールドを逆さに付けてみました。
がんばればなんちゃってシールドファンネルもできそうです。
背後から見るとこうなっています。
HGエクシア。
なぜだか妙にフィットしている気がします。
バンシィと同じようにアームを挟んでいますが、ここでは横でなく背面側にシールドを繋げています(なんとなく)。
これなら、◆最近買ってきたRGダブルオーライザーでも……と思ったら、見たところ背中のオーライザー接続穴くらいしか繋がりそうなところがありませんでした。
まあHGキットのキャンペーンだし、RG系では繋がればラッキーくらいな感じかも。
ちなみにBB戦士 SDダブルオーライザーは、かろうじて腰のGNソード用の穴に接続できました。
まあ要するに3mmの穴があればいいだけなので、自分のキットに繋げたいならドリル(ピンバイス?)で穴をあけるとか、余ったポリキャップを埋め込むとかすればいいかなと。
*
最後に、いろいろ繋げて一斉射撃。
とまあこんな感じでいろいろできるわけですが、やはりアームでいろいろやりたいならHGBC系を買ったほうがいいのは確かです。
個人的にはビームブレードガンのカニっぽい異形感はかなり気に入ったのでいつか手持ちのキットの専用装備として転生させようと思います。
※させるよ!
(雑感)
HGカスタマイズCP・2015年夏でした。
カンで選んだんですがCパーツはなかなか好みの内容でした。
※良い画が撮れたよ!
(だいたい満足したので第二弾はもういいかな)
思えば初回の2013年の時は「ガンダムXにマスターガンダムのバインダーを付けるジョイント」みたいなちょっとそれ使いこなせないんですけど……というパーツがたくさんあったりしました。
それが2014Summerでは「共通仕様なので全武器を連結可能」のようにだいぶ分かりやすいものになっていたと思います。
そして今回の特徴はAのガトリングガン→ジャベリンへの変形のように「組み換えると別形態になる」ものがあることですかね。
あとE、Fの説明書のように同パーツを複数使う作例があるのもちょっと
第一弾であればB、Cのようなアーム系はさらに伸ばしてみたくなるだろうし、第二弾にあるDの巨大ハンドはいかにも両手に装備してみてねと言わんばかりの内容です。
※……!
まあ自分からの推しはCとして、他のパーツでもおそらく使いこなせば同等以上のポテンシャルを秘めているはずなので常識や思い込みにとらわれずパーツを見極め、入手し、使いこなしてみてください。
ちなみに説明書の販促部分には、ガンプラEXPOジャパンツアー'2015の締めくくりとして「NOVEMBER TOKYO 開催決定!」 の文字が。
これを見てフーン今年の11月も寒いのかなーともう行く前提で考えている自分に気づいてガンプラとの付き合いはまだ続きそうだなと思いました。
*
*おまけ:3Dステレオ画像 ※交差法だよ!
ではまた。
*2013年版のレビューは■こちら。 2016年版は■こちらから。
*
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