([MAGP] Thanks, friends)
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2014年7月30日より、日本の漫画やアニメについて海賊版を排除する/正規版へ誘導する/国内外に普及啓発することを目的とした「Manga-Anime Guardians Project」(MAGP)が本格的に始動したそうです。
委員企業を務めるのは日本の主要な出版社やアニメ関連企業で、オブザーバーとして政府(経済産業省、文化庁)も名を連ねる大掛かりなものとなっています。
始動に合わせて公開された上記のPVは、日本に住んでいればいくつかは必ず分かる、こういうものが好きならほとんどすべてが分かるような人気キャラクター達の「ありがとう」を集めたものです。
※ぐっと来るよ!!
まとめはこちら。
◇マンガ・アニメの海賊版から正規版へ誘導する「Manga-Anime Guardians Project」稼働
http://gigazine.net/news/20140730-magp(GIGAZINE)
この活動の第一弾として、正規版コンテンツへ誘導する公式サイト「Manga-Anime here」が設置されています。
→http://manga-anime-here.com/
確認したところ、好きな漫画を選択すると通販/電子販売サイトへの該当リンクが出るようになっており、少年ジャンプ系では無料試し読みも用意されていました。
(動作が非常に軽く、見やすいサイトだと思う)
例えば「ハンターハンター」を選ぶと、集英社の公式だけではなく(自分がよく使っているリーダーストアなんかも含めた)現行の各種サービスがズラッと並ぶあたりがとてもフェアで良いなと思いました。
→こういうのこそ全力で「拡散」してほしい。
で、案の定というか、上記動画の評価は今現在良4千/悪1千という感じのやや荒れ状態で、コメントも千件超えとなっています……が、それもまた注目度の表れでしょうね。
→コメント禁止にしなかったのは賢明。
自分の印象では、この無数の「ありがとう」は何も違法利用者を攻撃しようとかいうものではなくて、言ってしまえばバカ正直に、クソ真面目にお金を出してきた少数の人達へ向けた「労い」のように感じました。
→世界のどこかで、純粋にこの動画を喜んでいる人は少なからず居ると思う。
とにかく言いたいのは、こういうことに金と時間をかける姿勢を評価したいということ。
長らく「イタチごっこなので対策は困難」のままだった話題ですが、今回、大掛かりな宣言をぶち上げたのは頼もしい限りです。
今後の展開としては、さっそく今月~年内にかけて集中的な海賊版削除対策が行われるとか。
→逮捕や訴訟が発生するレベルでやるのか、とか。
そして同レベル、あるいはそれ以上に必要なのが「正規版への誘導」という部分で、実際問題として海外なんかは単純に正規版を入手することが困難な地域も多いと思われます。
※だから何してもいいってことにはならないよ!!!!
おそらく、本格的な海外展開となると数十年スパンでやっていくことになると思われますが、職人気質な日本人の良い面が国益にまで発展することを願うばかりです。
今回は以上です。
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