池袋にて開催されたガンプラEXPO'2016 SUMMERで展示されていた最新作や、当日展示されていた作例などについての雑感です。
キービジュアルとしてもトライバーニングガンダムが採用されているのもあって、ビルドファイターズ系のRGビルドストライクやフィギュアライズバスト:ホシノフミナの実物展示が注目を集めていました。
*限定キット(物販)については■こちらで。
▼アイランドウォーズ関連 ▼カスタム作例展示 ▼その他、特別展示など
(スクロールリンク)
まず、今回発表されたRGビルドストライクガンダム フルパッケージ。
直近ではRGシナンジュもありましたが、次が出るにしても宇宙世紀系(ニューかユニコーン)、もしくは古めの平成ガンダム関連から年末にでも発表かなーとか思っていた時代が自分にもありました。
ストライクと名のつくようなものはRGでもたくさん出ていますが、かなり新しい部類のビルストがそこに加わってくるとは予想外でした。
見た感じでは色分けやディテールも良さげで、これは製品版への期待が高まるばかりです。
どういう形になるかは分かりませんが、当然出るであろうスター化も想像が膨らんでしまいますね。
残る問題は通常版を買うか、おそらく出るであろう限定(クリア?)版を狙うかくらいなものです。
そのあたりは今後のレビューに目を光らせて判断かなと。
*テンションが上がって3Dステレオ画像(交差法)を仕込んでおきました。
→ 説明とかは◆このへんで。
続いて、話題のフィギュアライズバスト「ホシノフミナ」。
塗装不要なので組んだだけでこの仕上がりになるという脅威の代物です。
こんな感じで、かなり大きく取り上げられていました。
こうして見ると、そこそこデカいスターウイニングと比較してもなかなかのサイズ
分かっているとは思いますが、右のBB戦士はあちこち組み替えると左のリアルモードに変身するというこれまたとんでもないキットです。
このシリーズ、第一弾のキラ、アスランあたりはなんか始まったけどまあたいしたことねーなくらいの印象だったんですが、その次の三日月の時点ですでにやっぱすげえよミカはというクオリティでした。
このサイズだといわゆる「フィギュア」なら数千円、ガレージキットなんかなら下手すると一万円以上でもおかしくありませんが、これは「プラモデル」なので実売で千円程度という点がまた革命的です。
そして来月(2016年9月)の刹那とかもうはっきり言って「完璧」です。
イベントや店頭で実物を見ればその凄さが分かるかと思います。
そんな「フィギュアライズバスト」公式はこちら。
すでにガンダム以外でもマクロス・デルタの四人がラインナップされていますね。
http://bandai-hobby.net/site/figureriseBust.html
開発者コメント。
確かにホビーショー展示版からかなりの変化があったことが伺えます。
ここに書いてあるサプライズというのは、アイランドウォーズにも一瞬出てきたすーぱーふみなティターンズメイドVer.(※プレバン限定)のことですかね。
・画像:(ネコミミ、ウサミミ形態など)
http://www.gundam.info/topic/16345(公式インフォ)
・サカイミナトの作例解説:(Vol.20)
http://gundam-bf.net/hhib/
・公式メカ紹介
http://gundam-bf.net/try_special/mechanics/11/
http://www.gundam.info/topic/16345(公式インフォ)
・サカイミナトの作例解説:(Vol.20)
http://gundam-bf.net/hhib/
・公式メカ紹介
http://gundam-bf.net/try_special/mechanics/11/
さて、見ての通りたいへん素晴らしい出来なのですが、これはガンダム関連キャラクターのプラモデルであり間違いなく「ガンプラ」なので部屋に飾ってあってもまったく問題ない(威圧)……かどうかは定かではありません。
ちなみに差し替えでパーカー無しの肩出し状態にできる(訂正)そうです。
いずれにせよ、このシリーズの誕生により今後、歴代のあらゆる「キャラクター」がキット化の対象と成り得るというとてつもなく大きな流れを感じさせるものがありました。
場合によっては店頭のHGBCかBB戦士のスペースくらいは余裕で乗っ取る……どころではなく、順調に行けば現行アニメを片っ端からキット化してfigmaやねんどろクラスに成長する可能性も? ……なんていう未来すら感じさせます。
※顧客の新規開拓は大切なことなんだよ!
というわけでこちらもステレオ画像にしておいたので、その立体感
続いて、8/21に放送されたビルドファイターズ夏休み特番の関連キット。
◇アイランドウォーズ関連
◇公式のメカ紹介
http://gundam-bf.net/try_special/mechanics/
◇トライ関連キット情報
http://bandai-hobby.net/site/gunpla_buildfighterstry_item.html
http://gundam-bf.net/try_special/mechanics/
◇トライ関連キット情報
http://bandai-hobby.net/site/gunpla_buildfighterstry_item.html
ギャンスロットと、一応今回のボス機であるスクランブルガンダム。
顔だけ見ればゼータ系ですが、大きめの羽もあってライトニングゼータあたりとはかなりスタイルが違います。
なお飛行形態への変形要素もあります。
新型粒子に対応しているってことで全身のクリアパーツも特徴的。
ただまあこのカラーリングは個人的には、あんまりって感じでした。
主人公サイドの人数が多すぎて被らないような色が無かったって感じだったんでしょうか。
戦うクアンタとしてネコミミとか付けてしまったシアクアンタ。
本編では突然「にゃん☆」とか言い出してえっ……そんなキャラでしたっけ……と衝撃が走りました。
ユウマのライトニングガンダム・ストライダー。
キットとしてはライトニングバックウェポンシステムMk-IIIをライトニングガンダムに付ける形です。
後ろのは武闘派な一面を見せたミライ機のベアッガイP(プリティ)。
単体でも戦闘機っぽかったり飛行形態に変形できるようになるのはMk-IIと同様で、他にも各部を分離させて手に持たせることもできるようです。
本編のようにライフルが展開してフルバーストの再現もできるのかな?
見た目では横幅が大きくなって、正面からの迫力がだいぶ増した印象です。
当然出てくると思っていたトランジェントガンダム・グレイシャー。
残念ながら本編にはまったく登場しませんでした。
立ち位置はよく分かりませんが、とにかく全身&武装のクリアパーツの多さは妙に気合が入っています。
どことなくディナイアルガンダムのような悪役感が漂っていますかね。
(ちょっと追記)
どうもこの時の展示は試作だったらしく、実際はダークマターエクシア以上の暗黒カラーで発売されるようです。
→◆熊本EXPO記事(インフォ)に画像あり。
アイランドウォーズをイメージした巨大ジオラマも展示されていました。
なお、本編で小さく映っただけでもパネルが用意されるパンダッガイであった
アニメ本編のほうはミラーズ・リポート的なエピローグってことなのかもしれませんが、これだけ新キットが出せるならまたいつか……と期待したいところではあります。
そう言えば長いこと投げっぱなしだった異世界との関わりがチラっと見えたわけですが、それもあって「アイラ」ンドウォーズってタイトルだったのかなあとか思いました。
続いて、いろいろなカスタマイズ作例の展示について。
*展示キットの紹介記事や詳しい作り方レシピはバンダイホビーサイトの「ガンプラカスタマイズ講座」にあります。
http://bandai-hobby.net/site/gunpla_buildfighters_customize.html
*
こちらはビルドカスタムの使用例。
「ボールデンアームアームズ」装備のプチッガイや、ビルドバーニングのようなよく動く手首(次元ビルドナックルズ)に換装したユニコーンなど。
より踏み込んだカスタマイズから、まずは戦国カミキバーニング。 →◆これ。
大掛かりな改修と思いきや足は戦国アストレイのままで、両肩の部分はなんと背中の炎パーツで接続という豪快なもの。(その発想は無かった……)
他の作例でもパーツ自体は無改造というのがポイントですね。
BB戦士の紅武者をバイクにしてしまった作例。 →◆これ。
見た目が完璧にバイクになっていますが、別売りのバトルアームアームズなんかをパズルのように組み合わせていく解説がマジキチ(褒め言葉)でした。
なお、BB紅武者は上の写真にちょっと写っている◆忍者風「すーぱーふみなあめいじんぐ」にも使われていますが、どちらもパイセンあこがれの機体というネタが効いていて面白い作例ですね。
一番気に入ったのが、こちらの「スタートライフリージングガンダム」。 →◆これ。
スタービルドストライクとトライバーニングをミキシングして青く塗ったものです。
組み換えとしてはユニブ繋げた程度で非常にシンプルなのですが、カラーリングの統一感が非常に好みですね。
これはぜひとも積んでるビルストたちを仕上げる参考にしておきます。
というわけでおまけのステレオ画像。(きっちり仕込んでおくスタイル)
パワードアーマーでアサルトモードと化したプチッガイ。 →◆これ。
ちょうど足をかけているように見えるあたりが素晴らしいです。
で、その正体はメガシキのバックパック&両腕なのですが言われないと絶対わからないですね。
そんなベアッガイ&プチッガイシリーズのスペースも。
なんかもうえらいことになっています。
\赤レンジャイ!/\青レンジャイ!/\ゆず!/とか聞こえてきそうですが、手前には新作のドラム、ギター、パンダの姿も。
いよいよ色変えだけではない新規金型も出してきましたね。
プチッガイの宝石箱や~! 的な光景。
もちろん、最新作のプチッガイ猫&犬も。
そのうちプチッガイ(ケルベロス)とかプチッガイ(ウェアウルフ)とか出るんじゃないでしょうか。(出ません)
そして、各グレード展示の中で唐突に飾ってあったカスタム作例。
もうベース機体すら分からないレベルの魔改造です。
設定としては「HGヤクト・ドーガ近接攻撃型改造」。
素材はギャプランTR-5、ハイゴッグ、ドーベンウルフだそうです。
さらにメガ盛りされているこちらは「MGバスターガンダム遠距離攻撃型改造」。
MGのヘビーアームズ、FAユニコーンに、オルフェンズのHGクタン参型までくっつけた火力バカです。
一緒に展示されていた展開状態(というか制作ベース?)を見ないと中の人が居ることすら分からない状態でした。
こちらはオルフェンズ(1期ラストあたり)のジオラマ。
この時はルプスがメイン。
同時期に展開されたフィギュアライズの三日月も。
ルプスと言えば、ビームソード等ではなく殴打する物理ソード。
機動戦士ガンダム・アウトレイジとか言われるだけあって「出入り」感は主人公機の中でも随一です。
想像を絶するコア展開を続けるRE/100関連も。
廉価版BB戦士といった感じのEXスタンダード。
んーー、これはなあ……。
一応作例を見ると良い感じに見えますが、もちろんサイコフレームはクリアパーツではないし、色分け、パーツ構成は本当に最低限なシリーズです。
作例のような状態に持っていくために要求される労力/能力はBB戦士の比ではないことは確かです。
どうもHGとの互換性みたいな要素もあるようだしパーツ取りとしてはいいかもしれません。
(こういう時つい貼ってしまう俺色のBBユニコーン作例がこちらである)
で、久々のBB戦士ラインアップでもあったバルバトスDX。
……ですが、仕様的にはEXスタンダードに近いらしく、従来のBB戦士だのレジェンドだのの構成を期待してはいけないみたい。
ただしDXというだけあって、1キット内の差し替えで一期の全形態再現ができるとか。
武装も滑空砲、メイス、太刀等が揃っており、実売千円以下のキットとしては大したものです。
なんとクタンも入っているようです。
まともなBB戦士の中から魔竜剣士ゼロガンダム。
なお◆EXPO2015の時のメタリックVer.がこちら。
んーーまあ特にBB戦士の場合、素組み+シールのみではいくら限定キットでもプロが塗った通常版に敵わないですね。(当然か)
もっとガッツリとクリアやメッキになっていれば別ですが。
しかし……記念すべきNo.400:スペリオルドラゴンの後はいまいち元気が無く、今のところ2017年は402ルプス、403真駆参大将軍の2本のみ。
一昔前ならサンボルのFAガンダム、サイコザクくらいは出ていたかもしれませんが、どうやら無さそうですね。
こちらはサポーターズ企画のシナンジュ[nZk]。
カラーリング案はユニコーンの音楽でおなじみの澤野さん。
このなんかPS4っぽいカラーって作例ではたまに見かける気がしますが、そう言えば公式機体ではあまり無いパターンですかね。
こちらはネガティブディジェ。
色を反転するとこのように元の色っぽくなる作例です。
発注はラーメンズ片桐さんで、「ネガ色なのに強そうな機体」ということで、アムロ機ながらシャアっぽい色という見事なセレクトでした。
ちなみに「シャア専用ディジェ」なんてのも◆あるようです。(インフォ記事)
別イベントで販売された限定キットなんかも。
GFT限定のメタリックフェネクス。
二体セットなので1万以上ですが、さすがにギラギラと輝いていました。
C3向けには、EXPOでも販売されたメタリック黒い三連星、黒い三連プチッガイの姿も。
塗装不要の高級モデルハイレゾリューションモデル:バルバトス第六形態も展示されていました。
これもまあかっこいいのは確かなので愛が試されるキットというか。
出口付近には、告知も兼ねていたのかHGカスタマイズキャンペーン@2016夏のコーナーが。
新しめの各種人気キットにいろいろ装備させた状態。
モデグラからの作例、いろいろ組み合わせてゴツいジャべリンにしたもの。
ジム・ストライカーの作例。
カラーリングも合わせているせいか違和感無しの模範例といった感じ。
こちらはREVIVEファーストに全部のせしたもの。
新生キットだと肘なんかに3ミリ穴があって相性が良いみたいです。
まあカスタマイズパーツはきっちり塗装された状態なので、ただ装備させただけでこうなるわけでは無いんですがそこからが真のカスタマイズですかね。
これを書いている時点ですでに短命に終わったガシャポン戦士DASH。
ただ微調整版とも言えるフォルテが展開中だし、ダッシュのコンセプトは無駄ではなかったかなと。
こういった試作品の展示を生で見られるのもイベントならではの楽しみだったりします。
EXPO2016@夏で気になった展示は以上。
*限定キット(物販)については■こちらで。
*ガンプラEXPOの過去記事は◆「ガンプラEXPO」ラベルにて。
*
その他ガンダム関連の記事は◆「ガンダム」ラベル」あたりからどうぞ。
フィギュアライズバスト 機動戦士ガンダム00 刹那・F・セイエイ 色分け済みプラモデル
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