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2015年4月25日土曜日

アフタヌーン2015年6月号: ぅゎ ひょぅ子 っょぃ @新連載「ディザインズ」

月刊アフタヌーン2015年6月号

 月刊アフタヌーン2015年6月号を買ってきました。※電子版だよ!
  →横のは◆NEXTのトランザムライザー。
 今号では◆2014年12月号で中止になっていた寄生獣ミギーフィギュアおまけ(改良版)が付きますが、例によって電子版には付きません。
  →公式紹介は◆こちら。
 ちなみに前回だと、差額(?)で電子版は500円でしたが今回は700円でした(そんなものか)。

・表紙:おおきく振りかぶって
・新連載:五十嵐大介「ディザインズ」60P、うちカラー4P
 →偶数月号に掲載予定の隔号連載。
・ネオ寄生獣第7弾:熊倉隆敏「変わりもの」26P
 →もっけ、ネクログの人。
・四季大賞@2015年・春:戸井理恵「世界の夜の片隅で」36P
・読切:文月タカヒロ「蟻飼いアンヌ」(ありかいアンヌ)68P
・完結:今日のユイコさん、遠い食卓
・休載:ヒストリエ、天地明察、波よ聞いてくれ
・あた: >>もうその手には乗らないわ<<

 新連載「ディザインズ」は、◆2014年6月号に掲載された読切「ウムヴェルト」をほぼそのまま連載化したもの。
 登場キャラは、ギリースーツなのにステンバーイどころか一言も喋らず飛んでる虫をヒョイパクしつつ淡々とマンハントしていく超絶ガチ勢なフロッグガールやヒョウ柄の女(意味深)など。
 動植物は美しく尊いんだね! では済まされない「無表情のおぞましさ」までが、それをビジネスにする人間を含めてドライに描かれています。
 描き込まれた見開きにも非常に見応えがあるので、個人的には性能より画面の大きさでタブレット(※安物)を選んで本当に良かったなと。

*■前号(2015年5月号) ■次号(2015年7月号)


 感想です。
 
 もうすぐ 沈丁花も咲いてしまう
 

・おお振り/120:コールド負け後も全部付き合う宣言(ん? いまなんでもって)
*久々の出番でも口を挟まないスタイル@女子マネ
・パラレジ/12:(S R)
・フラジャイル/11:「再来院せず」(うわあ)
・変わりもの(読切):田舎でのゆったり農園&飼育ライフ♪(※無表情)

・リミット/2:ニ族(角つき?)には精神系(予知とか読心とか)の固有能力があるみたい
*第二話で初回の見開き約2ページ半をそのまま流用するのはいかがなものか……
*ダーリーとキメ顔のバドラックがあんまり見分けつかない事案
・夢みし/7:高EXPのハイスピード牛車バトル(意味深)
・マージナル/22:まぁまぁまぁまぁ!(圧倒的トークスキル)
*(作者近況ブレないな……)
・花井沢町/10:ゆうきかと思った? 残念! 希ちゃんでした!(現実逃避)
つらい

・げんしけん/111:い つ も の
・宝石の国/31:いつも笑顔できもい、しゃべってもやっぱりきもい@旧式月人
*肉・骨・魂に分かれた「にんげん」の「魂」だったっけか
・ヴィンランド/115:クマうめー! → まずい
・人間ノック/9:ドラゴンボール(他社)トークに神龍とギャルのパンティーまで添えていくスタイル
*前作同様、安定のチート性能@ニオウミヤ

・アンダー3/12:今月の専門用語:「的中ジャスティス」「ウーマンジャスティス」
・ユイコさん/47(完):コンコン → (バイバイ) →  明日にはきっと爆発してください 
・蟻飼いアンヌ(読切):苦手な人にしてみれば史上稀に見るグロ漫画としてカウントされそう(よく書いたなあ……)
・ラブやん/157:ここのところの急展開とあんまりオチの無い感じ、そして欄外告知の「次回も絶対、見逃さないでネ。」(……あっ)



*世界の夜の片隅で(四季大賞'2015春)
 これなという感じ。
 いわゆる馴れ合わないフリーダムキャラと通じ合う的な話で、最近だと◆2015年1月号の「ボインちゃん」、◆2015年4月号の「おわかれの呪い」あたりとも近い印象。
 こういうオブザぼっち/バイザぼっち/フォーザぼっちなのが近年のトレンドなのだろうかとザ・ぼっちは感じるわけです。
  ※……!
 それはともかく脈絡の無い当ててんのよによる強引なオチに力強さを感じました。(えっ)


*新連載「ディザインズ」 →◆第一話「義足と猟犬」(ペグとハウンド)無料配信(モアイ公式)

(追記)単行本1巻のレビューを◆書きました。

 作者の五十嵐大介氏と言えば、寡作ながらも熱狂的なファンを持つ作家(らしい)とのことで、そうした人たちからすれば今回の連載が始まったというだけでも天地鳴動クラスの大事件なんじゃないかと思います。
 過去作のとあるレビューによると「”友情・努力・勝利”以外のすべてがある」だとかで(うまいこと言うなあ)、今作でもぬるい勧善懲悪はまず無いと思っていいでしょう。
  ※それが良いんだよ!!!!

 今作のテーマは「動物の人化」で、高度だが人並みではない知能を与えられた実験動物たちの話。
 この実験動物たちには遠い先の本来の目的がありますが、作中で描かれるのはそれまでの「小銭稼ぎ」に過ぎません(オクダ談)。
 そういった背景のため、遺伝子操作の倫理観や感傷といったものは軽くスッ飛ばしており、あくまで軍事ビジネス上の兵器として「設計」された生物を最大限に有効利用する様子が描かれています。
 正直一歩間違えたらギャグみたいな題材ですが、徹底して写実的な動植物表現異論をねじ伏せるスタイルという印象です。


 前述の通り、内容は読切「ウムヴェルト」を引き継いだものです。
  → 読切掲載時の雑感は◆こちら。
 主役の義足の少女=蛙の王女(名前があるのかは不明)や、ちょっとだけ出てくるプロフェッサー・オクダもこの読切に登場しています。
(おそらく単行本が出たら収録されるでしょう)(されませんでした……)
  →追記:「ウムヴェルト」は同名の五十嵐大介短編集に収録されました。

 「ウムヴェルト」を読んでいないと分かりにくいかもしれませんが、義足の少女はカエルっ娘(アメゾでは「蛙女」)なので、ジャンプ力は当然としてその本領は聴覚です。
 劇中で敵を見つけるシーンも超能力などではなく「全身が鼓膜」のような皮膚で周囲数十キロの音を探知している描写ですね。
 あと普通には発声できないので、人間とのやり取りにはおそらくエレクトロラリンクス(電気式人工咽頭)を改造した何かを使っているのでしょう。
 相変わらず仕事中でもとりあえずヒョイパクする様子が最高にクールですが、弱点であった銃声にどこまで対応できたのかは今後に期待。
(まあ戦地で活動してるんだから適応してるんだろうなあ)


 まあそれにしても今回の見どころはヒョウ子姉妹突き抜けた豪デザインです。
 これがまた血走った目で見下ろしてきたり、戦闘時にくぱぁと開く口だったり、やや冷静な姉(?)にたしなめられつつガツガツいっちゃうとか、ジャマされると味方でも即ギレするあたりはいろいろ超越した何かを感じます。
ケモナー的にはアリなのだろうか)
 やはり本質的に、動物なので顔に感情が出ないのがまた生々しいわけですが、個人的には グルルル → くんくん → (ぺろ) の「しぐさ」を見て、写実的ってのはこういうことだよねと思いました。
(近いものをプ~ねこにも感じる)


 そんなわけで、現時点では夢見心地で現実感が無いというか、どういう話になるのかまったく分からないので次回以降も非常に楽しみですね。
 とりあえず偶数月のみの隔号連載ということなので、その分濃いものを期待しておきましょう。
 ところでタイトル「ディザインズ」ですが、作中で「設計」に当てた読みは普通に「デザイン」なあたりの言語バランスも非常に好みです(蛇足)

(余談)
トラは縦じま
チーターは細身で木登りは苦手
・チーターは足は早いが力が弱い
ヒョウは木登りが非常に得意で、生活のほとんどを樹上で送る
ジャガーも木登りは得意なほう
・ジャガーには輪のような梅花紋の中に黒い点があり、ヒョウには無い(いわゆるヒョウ柄)
・ヒョウはアフリカにおける危険な動物ビッグ・ファイブの一つ

 以上、適当に調べた限りだとあれはヒョウだと思います。
  ※断言はできないよ!
(死体を樹上に運んでいれば間違いなかったんだけど、味方が居たしなあ)
 *
(追記)第二話で「ヒョウだ」と言われていたので、やはりヒョウで確定のようです(安心)。



 以上、初出のインパクトではウェントリコスス王@海中モード以来のデザインを叩きつけてきた2015年6月号でした。
 ではまた。


*■前号(2015年5月号) ■次号(2015年7月号)

 これまでの分はこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル


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 *
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