池袋駅ナカに通りかかったところ、ガチャガチャのミニイベントをやっていたのでいろいろ見てきました。
場所は西口~東口間にある切符不要の地下道で、前にも◆ミスドのミニ出店(最近もたまに見かける)があったりしたところです。
狭いスペースながらショーケースの見本展示もそこそこの数があり、軽く100台超のガチャ台が立ち並ぶ様子は独特の求心力がありました。
ただし、2015年5月3日(日)~5日(火)の3日間限定とのことなのですでに終了しています(ちょうど最終日だったみたい)。
とりあえず自分が今回、回してきたものは以下の3つです。
・洋上模型 連合艦隊コレクション:精鋭艦隊編 →◆公式
・THE銃(ガン)24:超リアルリボルバー2.0編 →◆公式
・大人のきのこの山・たけのこの里:大切なのは中身だよコレクション →◆公式
(いずれも1回200円、タカラトミーアーツ製)
*(追記)大きさ比較を載せておきます(旧型VitaとPS4コントローラ)。
1回ずつ回して、それぞれにいい感じの成果があったわけですがレビューは
◇スクロールリンク:
▼艦コレ(↓) ▼THE銃24 ▼きのこたけのこ
続きです。
まずは艦コレ(※艦これではない)から。
◇洋上模型 連合艦隊コレクション 精鋭艦隊編
1回200円、全13種です。
以前からあったシリーズの総集編&リニューアル版とのこと。
まあなんでコレを回したかと言うと、お察しの通り艦娘占いです(ぶっちゃけていくスタイル)。
ガチャ台をパッと見ても知っているのがちらほらという感じだったので、(いずれVitaでやるかもしれないしな……)ってことで回してみました。
※そういう動機だってあっていいんだよ!
で、出てきたのがコレですが、もうさっぱり分かりません。
さすがに無知なため、見ただけでは戦艦だの駆逐艦だのの種類すら見当も付きませんでした。
裏返してみると、底面に重巡洋艦 鳥海の文字が。
さいしょ「とりうみ」かな? と読みましたが、正解は「ちょうかい」です。
正直この時点で、聞いたこともない艦だったため若干イヤな予感はありました。
このガチャ的にも、さすがに戦艦「大和」、正規空母「赤城」あたりと比べるとだいぶ扱いが小さいような印象。
ただ、↓の画像はレイアウト上の都合らしく、重巡洋艦「摩耶」、「鳥海」も他と比べてそこまで小さくはないみたいです。
ちなみに、他が全長203~263mのなか132mの駆逐艦については、春月&時津風、霜月&天津風の2個セットとのこと。
パーツ構成。
二分割の本体に。細かいランナーから連装砲なんかを付けていきます。
ディテールは予想よりしっかりしている印象。
塗装は成型色の灰色+全体的に茶色、一部が黒になっていました。
これだからカプセルトイは侮れません。
付属ランナーは二枚。
摩耶/鳥海の場合の組み立てはこんな感じ。
ここは艦種によって付属パーツや取り付け箇所が全く違います。
ともかく、ランナーから切り離します。
ゲート跡は軽く削って処理しました(別にやらなくてもいい)。
完成状態。(画像が暗かったので撮り直し)
200円なので大した期待はしていませんでしたが、このサイズにしては相当よくできていると思います。
真ん中がちょっと高めにある3つ並んだ連装砲(?)が特徴でしょうか。
正直どれが何の部分でというのは全く分かりません。
※細かいことはいいんだよ!
砲台は動かせますがやや硬く、無理に動かすと折れるので注意。
(一部、曲がって少し白くなってしまった)
なお、実際の「鳥海」の画像は日本海軍の接頭辞「IJN」を付けた◆「IJN 鳥海」、あるいは◆「Chokai」のように画像検索するとヒットします。
(Wikiによると、「IJN」はImperial Japanese Navy = 「大日本帝国海軍」の略らしい)
*
で、艦娘的な話です。
そもそもゲーム内に存在するかどうかも知らなかったわけですが、とりあえず調べてみるとやはり居ました。
https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=鳥海 -改二(画像検索)
……うーん……。
なにやら「頭に矢を受けてしまってな……」みたいなデザインもあり第一印象がややアレだったのはともかく、調べてみると四隻ある「高雄型」(あたごとか)の末っ子で、よく似た姉妹艦の「摩耶」(まや)とセットで扱われることが多いようです。
史実では旗艦として多大な戦果を上げたものの、忙しすぎて装備改修の機会が無かったため後期にレーダーが載ったくらいで装備は最後まで旧型ばかりだったのだとか。
ただ、「艦これ」ゲーム内では if としての強化改修版である「鳥海改二」も存在していました。
それがこれ。
https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=鳥海改二(画像検索)
あっ、悪くないですね
いろいろ気になってきたので◆ボイス動画を見てみると、どうも生真面目な優等生キャラでした。
なんとなく、ハンドガンならベレッタでもUSPでもなくシグを選びそう(※主観)なあたりがいいですね。(適当)
肝心の戦力的には、「羽黒改二」とほぼ互角ながらやや強めで、2015年5月現在では全重巡洋艦における最高火力を誇るそうです。
このあたり、超人気艦娘ながら未だ改二が実装されていない愛宕(や高雄)あたりにいずれ抜かれる可能性は無くもありません。
ただ、史実に無い改修ということからか「鳥海改二」にはレアアイテム(?)の「設計図」が必要ということもあり、性能的にかなり優遇されているのは間違いなさそうです。
→初期装備も入手が非常に難しいものが含まれているとか。
→参考:◆大百科とか◆艦これWikiとか
……まあそれはそれとして、恐ろしいことに気が付きました。
そもそも艦名が、「鳥海」……鳥の海なんですね。
これは……TWLで…………ネタ的にはアレを改造すれば…………もうB面は決まりだな……。
※…………!!!!
うん、まあ、その、内輪的な話なんですが、これをいつか伏線にすることができるように頑張って生きていこうと思います(意味深)。
そんなわけで、なんとなく運命を感じた艦コレ:精鋭編でした。
(結果的に、ガチで回してよかったと思いました)
◆出品検索:連合艦隊コレクション(Amazon)
1/700 日本海軍重巡洋艦 鳥海 昭和17年 フジミ模型
◇THE銃(ガン)24:超リアルリボルバー2.0編
続いて、200円の割にはマジキチ水準のギミックを搭載しているザ・ガン。
SP弾等を含まずに第24弾と言うと、ちょうど◆#24で終了したガシャポン戦士NEXTと同等の相当な長寿シリーズではあります。
ただ、◆公式を見てみるとさほど新作ペースは多くなく、今回の#24が発売されたのも2014年7月でした。
なお、今弾は「超リアルリボルバー2.0編(全7種)」の割にそのうち4種が(セミ)オートマチック銃な点は笑ってスルーしましょう。
過去弾でも素晴らしいクオリティのものがありましたが、新作でも内容の半分は過去弾の再収録というパターンが多かったりして、まあ無理しないスタイルなシリーズなのかなと。
ともかく、今回の主役のリボルバータイプの説明がこちら。
その恐るべき搭載ギミックがこんな感じ。
・ツマミでロック解除してシリンダーを展開する
・薬きょうと弾(弾丸)のある弾薬をシリンダーに装填する
・トリガーを引くと、シリンダー内の弾がバレルを通って発射される
・シリンダーが回るため、ハンマーを下げてトリガーを引くと次々に弾を撃てる
・発射されるのは弾のみで、シリンダーを展開して残った空薬きょうを落とすギミックがある
さすがに飛ぶ距離がしょぼいのはお約束ですが、このギミック量で200円なのだから大したものです。
続いて、再収録ではありますがオートマチックタイプの説明がこちら。
今回出たのもコレです。
パーツ一式。
こちらはNK-0907というものでした。
しっかりとバレル、スライドが別パーツになっています。
セフティ回りの印象は◆P220あたりに似ているような(たいへん好きな銃です)。
付属の弾(こっちは薬きょうギミックは無し)をマガジンに装填します。
→最大4発まで。
弾はなくしがちなので、百均の小物入れにでも入れておくと良さげ。
(カプセルは穴が空いているのでNG)
インストに「ブローバックアクション」と書いてあるのでどういうことかと思ったら、トリガーを引くと一緒にスライドが下がり、戻ると同時に発射という挙動でした(なるほど)。
動作はともかくとして、スライドの後退に応じて先端のバレルが露出するあたりの雰囲気はなかなかよく出来ています。
こちらは、オートマチックというだけあってトリガーを引くだけで連続発射できます。
さらに、トリガー付近のセフティレバーを動かしておくとトリガーを引いてもスライドが動かないという心憎いギミックも。
ちなみに以前にもこのシリーズは何度か回していて、お気に入りなのがアンチマテリアルライフルとスナイパーライフル系です。
→#20の◆超距離射撃編(公式)など。
かなり大きいので飾っておくだけでも満足感がありますが、ギミック面でもマガジンに薬きょう+弾丸の弾薬をセットし、発射後はボルトアクションで排莢するという素晴らしい出来でした。
※これには驚いたよ!!
その点で一応最新作のハンドガンは、いずれもギミック面では合格点かなと。
さすがに銃器を一周しちゃった感はありますが、……
今弾のようにギミックを改良するのか、
別デザイン/別カラーでお茶を濁すか(それがSP弾かな?)、
あるいは斜め上の何かで勝負していくのか、
……と、今後の動向がちょっと気になるところです。
◆出品検索:THE銃 タカラトミーアーツ(Amazon)
◇大人のきのこの山・たけのこの里:大切なのは中身だよコレクション
最後に、神をも恐れぬこの商品。
場合によっては戦争に発展しかねないオーラを秘めています(迫真)。
内容は、きのこ/たけのこの各3種。
いずれも、二連ストラップ(A)、スライドして中身が見えるストラップ(B)、そしてパッケージの柄のマジックボックスとなっています。
マジックボックスは、横の板をずらすことで開けた時にきのこ/たけのこがあったりなかったりするという
外側から見たところ、きのこの山は黄色カプセルで、たけのこの里は緑カプセルのような雰囲気でした(あるいは種類ごとかもしれません)。
いやちょっと待て、これは……試されているのか……?
人類史上、これほど業の深いガチャがあっただろうか……。
で、回してみたわけですが……一発で出ちゃうんだな、これが。
ええ、あのですね、きのこ派なんですよね。
場合によっては台を空にしてでもという覚悟でしたが、どうやら一発で(自分にとっての)大当たりを引けたようで何より。
まあたけのこもそれなりに食べますが、どちらかというと……ということで。
さて、出てきたのは「大人のきのこの山:ストラップB」(大きいほう)です。
実際のきのこの山と比べると倍くらいの大きさでしょうか。
そう言えば当日はこのガチャも一式が展示されていましたが(よく覚えていない)、二連装のストラップAだと実物と同じくらいなのかな?
一応ストラップということで、そこそこ丈夫そうなひもと、大人のきのこの山のパッケージ風プレートが付いています。
表側(?)にはプレッツェルのくぼみディテールがあったりと妙によくできています。
スライドさせると、「大切なのは中身だよ。」の文字が。
正直いまいち何が言いたいのかよく分かりませんが、きのこ/たけのこの断面図が見られるマニア垂涎のフィギュアとなっています。
反対側は特に何もなし。
なお重さがそこそこあるため、手に持ってみても安っぽさはありません。
リアルラックで完全勝利した記念に、きのこ限定最新商品のきのこの山:まろやかきなこと一緒に。
しかし、正直「大切なのは中身だよ。」の成分は無しでもよかったような気がしなくもありません。
→普通のフィギュアストラップコレクションでよかったというか。
あと、スライドさせていない状態のほうが重量感・存在感があるので、これもうスライドしないように接着しちゃおうかなあとか思いました。
まあきのこ・たけのこいずれもストラップAの帽子姿が妙にイケメンだったりして、いずれにしても出来はいいとは思いますが
ところで「きのこの山」と言えば、(けっこう前ですが)久しぶりに食べたらチョコが二層になって明らかにうまくなってたのが新鮮でした。
自分の中ではブラックコーヒー+お菓子を用意しておき、◆毎月買ってるアフタヌーン電子版の最新号を風呂に入りながら読むことが至上の幸福なのですが、そのお茶うけの「きのこの山」率はかなり高いです。
実際のところ百均の菓子よりはやや高めですが、そのぶん質も量もプチ贅沢感があるというか。
※あるといったらあるんだよ!
上記の◆「まろやかきなこ」のプレスリリースによると、「きのこの山」は1975年9月30日に発売されてから発売40周年だそうですが今後も末永く販売されることを祈るばかりです。
とまあ、そんな感じでたいへんいいのが出たのでこちらも大事にしようと思います。
◆出品検索:大切なのは中身だよコレクション(Amazon)
meji 北海道限定 きのこの山 ホワイトプレミアム 10袋
レビューは以上。
イベント当日ですが、見た中では外周の一番目立つところがミッキー、トイ・ストーリーのようなディズニー系がびっしり並んでいて、一つ内側にはスターウォーズ関連やコップのフチ子シリーズもかなりの数(各10種くらい?)が並んでいました。
こういうのは、いかにガチャ台を多く配置するかと同レベルでどれだけ多くの商品見本を展示できるかも結構重要だなと感じました。
今回だと、一部のガチャ台(?)がそのまま多段展示ディスプレイになっていたのがなかなかうまいなと思いました。
駅ナカの突発イベントにしては種類もなかなか豊富で、復興支援の動物シリーズ、土下座シリーズはもちろん、比較的新しいミニコインロッカー、記者会見、にゃんこキッチンなんかもありました。
個人的には、こちらも発売間もない◆ガシャポン戦士NEXTの最終弾2つ(リアルタイプ02~03)や仮面ライダーアドバンスシリーズ、さらにはプラレールだとか、(◆お気に入りのコレとは別シリーズでしたが)寄生獣関連も2種ほどあったのがなかなかガチだなと思いました。
※よくあれだけ集めたものだよ!
さすがにきのこたけのこは分類不可能だったのかイベントスペースのスミのあたりに置いてありましたが、これですらちゃんと見本が展示されていたのが……今思うと企画陣のぐう有能さを感じます。
ぶっちゃけあの中で絶対に必要なものは何一つ無いんですが、目の前に置いてあると回してみたくなるのがガチャガチャというもので、あれだけ種類があれば誰にでもピンと来るものがいくつかあったのではないかなと。
こういうのはわざわざガチャガチャのためだけに秋葉原の専門店とかに行くほどではないというのがまた複雑なところだったりして、短期間のイベントというスペシャル感や、未知のカプセルトイを探す好奇心をそそられるものがあって実に良いイベントだったと思います。
またいつか偶然にでもこういうイベントに遭遇できるといいなと。
今回は以上です。
*(追記)すでに終了していますが、2015年6月にまた開催していた時に■某DASHを回してきました。
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(気づかなくて遅れることが多いです)コメントを投稿