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2016年1月24日日曜日

漫画レビュー:「日々蝶々」、「エルフェンリート」、「銀河鉄道999」


 ふだん期間限定で読める無料本をむさぼるように読んでいるわけですが、まれにこれはというものがあります。
 そこで、今週読んだ中から特に面白かった森下suu「日々蝶々」、岡本倫「エルフェンリート」のレビューです。
(文章はリーダーストアに投稿したものとだいたい同じ)

*「銀河鉄道999」を追記。

*■次(RIDEBACK~ライドバック)


◇\嫌い/ → えええええ → キーンコーン → はぁーっ!?


2016年1月31日までの限定公開)

*(追記)1~2巻の配信は終わりましたが、新たに最新作「ショートケーキケーキ」第1話を特別収録した1巻が配信されています(2月15日まで)。(こっちも終了)

 無料公開分を読んでみました。(すぐ消えるけどたまにはレビューしておこうかと)
 まず圧倒的超美少女っていう設定は作者的にハードルが高そうな気もするけど抜群に絵が上手いのでまったく問題なし。
 そしてヒロインがもうびっくりするほどしゃべらないのになんか成立しているのも上手い。
 今のところフワフワした高嶺ちゃん(すいれん)へのイジメやらチャラ男事案な展開がほぼ皆無なのも読みやすい点です。
 すでに完結している(全11巻)という点も含めて先が気になる作品でした。
 
 なんでも作者は2人組だとかで、原作/作画とも優秀ってことですかね。
 この分だと「森下suu」の名前は遠からずどこかで見かけることになりそうです。


elfen lied

◇あいさつ代わりに頭をちぎる系女子が好きな方におすすめ


2016年2月1日までの限定公開)

 岡本倫3作品がいきなり各4巻・計12冊無料配信されていたので読んでみました。
 出世作な本作ですが、やはり今読んでもエログロ度合いが突き抜けています。
 これほど重要(っぽい)人物の「ブチッ」率が高い漫画もそう無いでしょう。
 特に、ベジータ的なポジションの萌えキャラが初戦で(自粛)にされたりと昨今のご時世では規制が入りかねないレベルで突っ走った名作ですね。

 なお1~3巻にはそれぞれデビュー初期の読切が掲載されていました。
 今となっては作者への 公 開 処 刑 になっている気もしますが、これもある意味貴重な資料です。
 
 本作も序盤の絵柄は正直キツいものがありますが、特に「腕」の描写が巻を追うごとに(良い意味で)どんどんキモくなっていたりして、この連載を通して加速度的に成長していったことがうかがえます。
 このへんは、最初は絵柄がアレでもストーリーがズバ抜けて面白ければいつか評価されるものだ……という好例とも言えるでしょうか(進撃みたいな)。
 
 無料公開分だけでも4巻まで来ると格段に絵が上手くなっていて、重要な過去話では引き込まれるシーンが多かったです。
 そんなわけで、だいぶ長くなりましたが漫画家・岡本倫を知る上でもまず読んで見ることをおすすめします。


Galaxy Express 999

◇それでも人々は先を争って列車に乗るのだという……


2016年2月4日までの限定公開)

 無料公開分を読んでみました。
 あまりにも有名な作品ですが読むのは初めてで、ああ、こういう話だったんだなあと思いました。
  →特に気に入ったのは三巻の「螢の街」

 旅の目的は、宇宙のどこかで自身を機械の身体にしてくれる星を目指すというもの。
 途中で訪れる星は、星ごとに長さの違う「1日」だけ滞在するとすぐに出発してしまうため、1~2話ごとの短編集のような形式です。
(なんとなくキノの旅を思い出しました)
 ちなみにメーテルって優しい貴婦人みたいなキャラかと思っていたら、実際は銃殺するわ平気で建物を爆破するわのアグレッシブな工作員みたいなキャラで、かなりイメージが変わりました(良い方向に)。

 内容は陳腐な勧善懲悪ではなく、謎が多いメーテルの行動や、「生きて帰ってきた者はいない」という銀河鉄道そのものもどこか不気味に描かれています。
 旅の途中では何度も乗車パスや命を狙われ、殺し合いやだまし合いがあり、機械の身体ゆえの悲しみを見せつけられたりもします。
 時には「旅をやめてずっとここに住もうか……」なんて迷いながら、1日が過ぎるとやはり次の星を目指して去っていく姿に人間らしさを感じました。



 ついでに、リーダーストアでの自分のアカウントはこちら。
http://ebookstore.sony.jp/u/k.head

 ここでのマイルールとして、読もうかなと思った本(基本的に無料本のみ)には「読みたい」、買った本には購入直後に「読んだ」を付けるようにしています。

 ユーザーをフォローしておくと、右上の吹き出しマークのところに「みんなの履歴」通知が表示され、誰かが「読みたい」を付けたりレビューを書いたりした本が通知されるようになります。
 申請/許可とかは必要無く「+フォロー」のボタンを押すだけなので、気が向いたらフォローしてみて下さい。
 ただ、わりと引くくらいの通知が飛んでくるはずなのでウザかったら即フォロー解除して大丈夫です。



(余談)
 昨今の合法的(重要)無料配信本はとにかく物量が増えてきて、特にふだん読まない雑誌や少女マンガ系では読んでみたら超面白いけど、おそらく名前すら一生知ることはなかったであろう作品に出会えたりと新たな発見が多いです。
 これまで無料公開系の本については ポイントももらえないし レビューを付けていませんでしたが、年末年始に大量配信されていたものを読むうちにあふれ出る語りたい気持ちが抑えられなくなってきました。

 さすがにお試し版を読んだだけなので、製品版にレビューを書くのも気が引けるしなあ……と思い、試しに無料本へのレビューを書いてみたところ、おっと思うような反応(閲覧数)がありました。
 どうもこれは何やら需要がある気配だと思ったのですが、無料本へのレビューは期間終了と同時に消えてしまうし、たとえ雀の涙でも収益性がほしいなあってのが正直なところだったので、リーダーストアにレビューを書きつつ、自らここに転載するスタイルで行くことにしました。
 実際のところ、ポイントが一切発生しなかろうが「参考になった」が押されるだけでライフライン的なよろこびがあるので、真摯にやっていけばモチベは保てるのかなと思います。


 そんなわけで、今後もこれはというものがあればおすすめ無料本の感想を書いていくつもりです。
  ※やっつけレビューは書かないよ!

 ではまた。

*■次(RIDEBACK~ライドバック)

 マンガレビューの過去記事は■「漫画レビュー」ラベル」にて。  


日々蝶々 1 (マーガレットコミックス)

エルフェンリート 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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