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2016年1月19日 ■PC版で見る

2016年初頭の冬アニメ、初回の感想だよ!@紅殻、てーきゅう7期、おじマシュ、亜人、だがしかし


(トルネはスクショ保存禁止なので直撮り)

 2016年初の冬アニメ第一話感想です。
 だいぶ偏っているかもしれませんが、今期見ている(見た)のは紅殻のパンドラ、てーきゅう7期、おじさんとマシュマロ、亜人、だがしかし、その他ローカルの再放送等です。
(続行枠のオルフェンズ、ルパン、おそ松さんは割愛)

 環境的には、去年ようやくナスネを買ったことでいろいろと余裕ができました。
(PS3+トルネ→PS4+ナスネに移行)
 年末のSHIROBAKO一挙放送を始め早くも積みが増えてきていますが、とりあえず出揃ってきた今期のアニメについて少し。



 まず期待通り/それ以上だったものから。

◇紅殻のパンドラ →◆公式
 名前で分かる通り攻殻機動隊のスピンオフ作品で、原作漫画の作画はエクセル・サーガでおなじみの六道神士。
 以前、原作の1巻だけ無料公開されているのを(リーダーストアで)見てあーーこれはいいものだと思ってちょっと期待していました。
 設定自体は素子が活躍し始める以前に存在した最初期の全身義体に関するものだったりして結構ヘビーなんですが主人公が突き抜けて明るい百合っ子なのであまり考えなくても大丈夫な作品です。

 アニメ化のクオリティは、さすがにS.A.C.レベルとは行かず、たまーに若干の(テンポというか作画枚数的な)予算不足感は見受けられます。
 ただ作画自体は非常に良好で、人物もメカ描写も違和感は皆無でした。
 やはり攻殻の血統ってことで、電脳的なCG表現も見応えがありました。
 まあ良くも悪くも原作準拠という印象なので、原作漫画が好きな人なら文句無いでしょというレベルだと思います。

 というかもう第三ヒロインクラスのウザル役が素子役の田中敦子ってだけでも見る価値があるんじゃないかと思います。
(まさにベストオブベストなキャスティングである)

 余談ですが、ARISETV版を全話録画したまままだ1秒も見ていないことに気づきました。
(ナスネに移行した結果PS3は電源コードすら挿してないレベル)


◇てーきゅう(7期) →◆公式
 ここ最近、

 あれっ……今週、「孤独のグルメ」見てないな…………

 あ、そっか……もう、終わったんだっけ……。

 終わって……しまったんだっけ……。(次はいつかな……)

 というような喪失感に襲われることがあります。
 このゴローロスはラグビーだのを見ようが治癒できないわけですが、そんななか何度でも復活/継続するてーきゅうあたたかい何かを感じる今日このごろです。

 実際この友達が生き埋めになって腕だけ出てるのをナチュラルにスルー → じゃあ掘って! → ええ……? → ほんとだすごい楽しいかも! → (逆に引くわー……)みたいな流れを十秒くらいでこなす圧倒的カオス感昨今ありそうで無いレアものだと思います。
 自分としては、この超短編アニメの新境地が一体どこまで続くのかいつまでもいつまでも見届けたいところです。
なすのの2期も見たい)

 なお原作マンガアース・スター内でweb連載中です。
 いま現在、7期の初回にあたる第73面「先輩と呪怨」も過去話ページにて無料配信中でした。

(最新話ページ)
http://comic-earthstar.jp/detail/tekyu/

(過去話ページ)
http://comic-earthstar.jp/detail/tekyu_sp/

 ちなみに去年、シリーズ録画をセットして放置していたら3期の再放送がヒットして自動で録画されていました(上質))
 まあ3期もやってることはだいたい同じなんですが、今見ると正直オープニングだけはちょっとアレですね。
 そこからすると4期以降やなすのOPはいずれも神がかっているのですが、そのあたりもまた歴史を感じるところです。
 →◆参考(すでにミリオン)

 あと、ニコニコ内のてーきゅう系動画は(環境にもよるけど)めっちゃ飛んで何度もCMが出ることでもおなじみですが、その流れで出てくる八 王 子(と、 六 本 木 )については文化遺産にしたいぐらい好きです。
 それも曲がいいから成立しているのかなと。


◇おじさんとマシュマロ →◆公式
 ネット発のオリジナル漫画のアニメ化です。
 一応一迅社から刊行されたものが原作という扱いですが、その元ネタというか収録内容は◆Pixiv「トイレ籠」(トイレこもる)氏のページで今も全編公開中でした。
 単行本での名前は「音井れこ丸」なのは誰なのかと思ったら、読みが「おトイレこまる」というペンネーム違いですね。
 どうも「トイレ籠」名義は成人向けや同人誌も含んでいるようで、上記ページにもおじマシュの合間にそれ系のものがちらほら混じっていたので人に勧めたりするときは注意したほうがいいかもしれません。
(自分はアニメを見終わってから読もうかと思います)

 で、アニメのほうはよく動くなあと。
 てーきゅうは3分だしコレも5分の短編アニメですが、そういうのを抜きにしても良いもん見たな感は強いです。
 こういう繊細なネタは一歩間違えるとクソ寒いものになりがちなんですが、とりあえず「間」が絶妙でクオリティは非常に高いと思いました。
  →静と動っていうのかな。

 今のところ作画だけでなく声優の演技も完璧だったし 微エロだし 好印象しかないです。
 で、今後は原作をどこまで消化するか/できるかってところでしょうか。
 人気が出れば2期、3期と伸びていくのかもしれませんが、それは現実的なもろもろの収益しだいなのでなんとも言えません。
 そういう面でも5分アニメというフットワークを活かして入れ替わりの激しいアニメ業界に食らいついていくスタイルに期待したいところです。



 続いてそうでもなかったもの。

◇亜人
 んーーと唸ってしまいます。
 劇場版PVなんかはおおおっ!!と思ったんですが、こちらはなんだか思ってたのとはちょっと違いました。
 こちら原作漫画はgood!アフタヌーン連載作ってことで、やはりというかアニメ制作はシドニアと同じくポリゴン・ピクチュアズです。

 んーーーー、なんか動きが硬いんですよね。
 ここ最近の話題だと◆ベルセルクの新アニメ化ティザーPVを見た時に近い印象です。
 これはもう感覚的な問題で、ど~~にもそこかしこに機械的な気配や違和感を受けてしまいました。
  →劇場版はまた違うのかな?
 個人的には、こういうのを見るたびにGGイグザードくらい自然な3Dキャラのアニメってできないのかなと思います。
  ※3Dでも良いものは良いんだよ!


 ただ、このスタジオって人物の表情とかは原作再現度も高くてとてもいいんですよね(何様だ)。
 あれがどういう技術で成り立っているのかというのは到底想像も付かないところですが、たとえば◆「エナ星白閑」で画像検索したりするとその一端が見て取れます(いいものだ)

 まあ原作は(1巻しか見てないけど)良さげだし、3Dならではの動きの早い作画とかもあったので今後の戦闘シーンに期待したいところです。
 個人的には某ヒロインが背後からガッツリいかれるシーンを見るまでは死ねないのでとりあえずそこまで、んで面白かったら最後まで見ようと思います。
(たぶん見るだろうけど)
(結局すぐ切りました)


◇だがしかし
 今季最有力くらいに思っていたんですが、一番思ってたのと違ったやつでした。
 いやー、あれですね、サンデー節っていうんですかね。
 なんか全編通して微スベリしてる感じがたまりませんでした。
  →同じく合わなかったニャル子さんとだいたい同じ印象。
 たまらなかったので、迷わず1話で切りました。

 原作も(冒頭3話くらいだけ)無料公開されていたのを見たんですが、コレってアニメ化がどうこうではなくもともとああいう感じで、はっきり言って原作の完全再現と言ってもいいくらいだと思います。
 しかしまあ根本的に……ノリというかセリフ回しなんかがそれはもう耐えられないくらいこっ恥ずかしいオーラが充満していて、ちょっと、無理でした。
  ※無理だったよ!!

 ただ、これも亞人(ってかシドニア)なんかと同じく静止画での神作画ぶりは必見で、ほたるグルグルした三白眼のインパクトは素晴らしいと思います。
(ほかのキャラは知らん)

 あくまで良い悪いではなく合う合わないの問題なので、原作ファンの方々は自信を持ってとんでもない覇権アニメが爆誕したぜと一生語り継いて頂いても問題ないかと思います。



 そんなわけで、2016年初頭に当サイトがおすすめするTVアニメはスペースコブラ(再放送@テレビ埼玉)に決定しました。

 ……いやこれ番組表を見ていて偶然気づいて初めて見たんですが、ネタとかでなく根底にある濃密なハードボイルド感ガチでかっこいいです。
  →ルパンともスパイクとも違うギラギラした魅力である。
 正直◆艦これに参戦した時の印象くらいの軽い気持ちで見始めたら、これがまあとんだ拾い物でした。

 まあ万人にはおすすめできませんが、ガラガラ声の昭和アニメに抵抗が無ければぜひってことで。
(てかローカルすぎてほとんど映らないか……)


 以上、参考になれば幸いです。

 その他のアニメ関連記事は■「アニメ」ラベルにて。



紅殻のパンドラ(7) [Kindle版]<紅殻のパンドラ> (角川コミックス・エース)

COBRA THE SPACE PIRATE vol.1 [Kindle版]


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