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2021年3月9日 
 
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映画感想:「シン・エヴァンゲリオン劇場版」初日に見てきたよ!

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」見てきたよ!

 本日2021年3月8日に公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を見てきました。
 画像は映画館の入場時に配布されていたものです(二つ折りのペーパー)。

 ではネタバレ的なことはできるだけ控えつつ思ったことを少しだけ。

 別項に内面的なシン・エヴァ考察を追記しました。


EVANGELION:3.0+1.0

 ▼シン・エヴァの感想(スクロールします)



 感想の前に公式PV、関連動画をまとめておきます。

(追記)2021年8月13日よりアマゾンPrimeにて独占配信(追加料金無し)されるとのこと。
 100億の記録的ヒット作が終映直後に配信されるのは太っ腹ですね。
◆シン・エヴァンゲリオン劇場版
 *
»アマプラ用追告B


»『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2

»『Q :3.333』版予告・改2(※次回予告風)

 公式チャンネルには◆過去の特報~本予告も。
 最初の本予告時点では1月23日公開予定でしたが、コロナ流行による2度目の緊急事態宣言を受けて本予告・改にて延期が発表されました。
 その後◆公開日が再決定した際のPVが本予告・改2です。

»戦闘モードの15秒TVCM

»日常モードの15秒TVCM・B(一応先に見ないほうがいいかも)

 ↓
◆レイのお仕事シーン15秒@第3村(公式)

»劇場公開後に配信された追告 A、B
(重要な曲や本編映像が多めなので一応注意)



»序破Q本編:
 新劇場版3部作は、現在Amazonプライムの会員であれば追加料金無しで視聴できます。
 なお↓ページの「予告編を観る」ボタンの映像は全然予告ではなく下記のダイジェスト動画(※思いきりネタバレ)なので注意。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

»忙しい人のための序破Qまとめ:
 ↓
◆公式ダイジェスト集(※完全ネタバレ)

 この中にある「これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版」(3部作まとめ)は、今回の上映でも冒頭に流れていました。
 まあ過去作を見ていない人がコレを見ても何も分からねーだろという気がしますが復習としては最適かも。

 ついでに◆TV版1~2話も(告知だらけだけど)無料公開されています。
 クモ型、ウイルス型、分離型等新劇場版に出てこなかった使徒も多いし、デザインや展開が異なっているのも含めてシンエヴァを見た後でも遅くないのでTV版も見ておくことをおすすめします。


»カラー創業10周年記念の舞台裏的なやつ:
風立ちぬの時そんな状態だったのか……)


»考察で悩まないための「読みかた」
 ◆過去記事でも触れましたが、エヴァふんわりと理解したい方は◆岡田斗司夫の「夏のエヴァ特集 3」という動画がおすすめです。
(エヴァ制作陣ではないけど、エヴァTVシリーズを制作したガイナックスの創設者なので説得力がある)
 ここで語られる冬月に関する推測も面白いのですが、エヴァはシーン優先型なので意味が分からなくても当然だし大丈夫だよというところを押さえておくと気が楽になるんじゃないかと思います。

»一応関連動画として、◆初号機(序のプラモデル)の蓄光塗装作例も。
 新劇場版で印象的だった夜間戦闘で装甲板が発光しているような描写をイメージしつつ、特殊な夜光塗料で制作したものです。
 わりとよくできたのですが、いま見ると動画的にもアラが多いのでRGで作り直す予定です。(だいぶ後になりますが)




◇思ったこと@ネタバレなし ▲上に戻る
 まず、予想よりはるかにちゃんと終わったなと思いました。
 見る直前までは結局続編がどんどん出るんじゃ……という予感もありましたが、シン・エヴァは単なる「最終作」や「完結編」に留まらず「エヴァ」シリーズを確実に終わらせようという明確な意思が感じられます。
 一応TVシリーズ放送時から追いかけていた自分としては「あの時のアレかあ」と思うシーンも多く感慨深いものがありました。

 やはり前作のあんな感じだったのでが来ても受け入れる覚悟はしていましたが、あそこまでブッ飛んだことにはなっていなかったのは安心。
 もちろんいきなり10年経ってるようなことも無いし、のラストから繋がったストーリーでした。(万一ミスリードとかでなければ)
 なお前半はちょっと違う方向に意外な展開で、正直おいこれ本当に終わるのかと不安になりましたが、シン・エヴァの上映時間はたっぷり155分なのでスッキリ終わりました。

 どうも◆予告編込みで2時間45分あるとのことなので、必ずトイレを済ませておくことと、当日はあまり水を飲まないでおくようにしないと活動限界に達してしまうかも。

 ちなみにトップ画像の配布ペーパーは、折返しに用語がズラッと並んでいました。
 結局のところ、これらの膨大な用語や難解な設定2割も理解できていませんが、それでもだいたい何が起こったのかとても理解しやすかったように思います。
 TV版のラストもなんか分からんけど、よかったね!! という感じだったし、「考察だの解釈だのはいったん置いておく」ことがエヴァを楽しむコツだなあと改めて感じました。
 何もかも明確になってしまったらただの推理小説だし、それはエヴァっぽくない……というのは良いところでも悪いところでもあるんですけどね。
 
 最後に、まだ見ていない人はネタバレが不安かもしれませんが、まあ最悪展開を知ってしまってもそれ自体は重要ではないような気がします。
 それは、今作がエヴァの終わりを見届けるためのもので、なんなら皆の心の中にある「エヴァ」を成仏させて供養するツールのような印象があるからです。
 エヴァンゲリオンを長いこと追いかけてきたファンは(言わんでも見ると思いますが)、シン・エヴァを見ることでなんだか分からないがなんとなくスッキリするんじゃないかと思います。
  ※よく分からなくていいんだよ!

(追記)
 初日は物販がえらいことになってたのでスルーしたのですが、後日出直してパンフレットを買ってきました(場外売店で買えてよかった……)。
 延期前の日付になってるけど気にしないでねの紙と、わりと分厚い関連グッズ紹介の小冊子もセットになっていて、わざわざ包装してありました。
 パンフレットという文化も今どきどうなのというところですが、数年に1度しか映画館に来ないし、エヴァであれば内容も期待できるのでやっぱり買っちゃうものがありますね。
シン・エヴァンゲリオン:パンフレット




 さすがに我慢できなかったので、おもいっきりネタバレを含む感想も書いておきます。
(↓ボタンを押すと展開します)

(←押すと表示)
を除けば、マリの懐メロ+冒頭の作画開放は皆勤賞だったな
・旧劇で強引に引きずっていったミサトの役をアスカがやるわけね
(過去作の展開を少し変えてまたやるのがなんかいい)
・冒頭のパリ奪還と同じく、汚染(ゲンドウ的には浄化)を科学的に解除すれば小さな町1つは守れるようだ

・しかし今回の自閉モード長く、強めだったな……
・尺の都合もあってかの時は言うてもすぐ帰ってきた(カヲル君にはで心開いた)けど、制作陣としても再開する苦痛、終わらせる苦悩の重さと少しずつ立ち直るまでのプロセスを描きたかったんじゃないかな
・実際には、あたりで直面した阪神大震災と、その復興のイメージだったのかも
(個人的には、この作品を制作する苦しみも込められていたのだと解釈しています)
 *
・さすがにアスカにも無反応って相当やぞAirではあんなに効いたのにね)
・まあアスカも裸族状態でだいぶ病んでるみたいだったなあ
(あるいはプラグスーツ以外着たくない/着れないということだったのかな)
・なおアスカ、キツいこと言ってるけどチョーカーを見るだけでつらいシンちゃんのために途中から首にバンダナを巻いていた模様(やさしい世界)

>>天穂のサクナゲリオン<<(労働の喜び)(TOKIO監修の可能性)
 →ちょうど公開前日に◆サクナヒメがノミネートしまくりだったり。
・「これが……かわいい」(かわいい)
・「どうして働かないの??」(一部の観客へのデッドボール)(アスカは寝ずにキッチリ働いてましたね……)
・TV版の放送時に「遠くに制服のレイが浮かんで消える」のは、シンジが「分かり合えるかもしれない」と思ったタイミングで出ている……みたいな指摘を見たなあ(正解かは不明)

»ヴィレの置き土産について:
・謎ビーム(?)でバカでかい物を空中に固定して結界張るとか万能すぎか? ……っていうのは置いといてこれは何を暗示しているのかなと考えてみた
・あの「何もできないのにみんな優しすぎる」「ハイカイから守られたエリア」っていう状況は、監督へのエヴァ制作のプレッシャーと、少しくらいエヴァから解放されたいという気持ちや、シン・ゴジラやらシン・ウルトラマンやらを並行作業していても待っていてくれるスタッフへの罪悪感……という感じだろうか
・なんとなく◆おおきなカブが伏線になっているような……と思うと、「古いテクノロジーで地道に野菜を育てる」のは「業界存続や生活すら危ぶまれるアニメーター達」を重ねているようにも感じられる
(女の子がくれた小さい野菜ちっぽけな企画書だろうか)
 *
・みんなは「エヴァに乗らなくていい」「ずっとここに居たらいい」(=エヴァを作らなくていい)と言うが、そのうち謎バリアも壊れてエヴァが一斉に襲ってくる(強制的にでも制作しなくてはならなくなる)のは明らかで、いつかは立ち上がらなくてはいけないわけだ
・となるとアスカは合理的な理性、あるいは圧かけてくる経営陣ですかね
(それも正しいんだけど損な役回りである)
 *
・で、のんびり回復してきたところでパシャッとはね
・会社的に見たら「支えてくれた人が会社を去ってしまった」、創作的に見たら「のある本物(公式)の綾波レイは二度と現れない」みたいなことかなあ

・ケンケンダンディになって加持みたいだな、と思ったら加持が出てきた、そして加持は人類を救っていた(えぇ……)
・キャラ名は基本戦艦、碇、六分儀とかに関するものだけど、やっぱ加持(舵)は重要な存在だったんだなあ
陸と海の狭間が、物語の「舵」を握る存在と繋がっていたのは意外(一応ゼーレ勢力だっけか)

»副題THRICE UPON A TIMEについて:
once upon a timeならおとぎ話の冒頭に言う「昔々……」を意味する
once(1度)がthrice(3度)になっているので、直訳すれば「その昔、3回の~~があってな……」あるいは「3回さかのぼった話になるが……」みたいな感じ?
 *
英題EVANGELION:3.0+1.0なのも含めて、三部作+完結編あるいはTV版→旧劇場版→新劇場版の3回目であることを絡めつつニアサードまでの3つのインパクトを示唆しているのかも
(アディショナルやらアナザーやらはもうどれがどれやら
・そう言えば「カヲル君の棺桶があと3つくらいあるからその数だけループできる」みたいな説あったけど、まさかの無限棺桶に増殖してるの見た時は笑っちゃったよ

・アスカも……だったかあ(名前違うのはそういう……)
・商品化や二次創作で無限に消費される宿命的な?
・流れからして惣流と式波は同一世界ってわけではなさそうだ
(加持との関係や母との確執も無かったし)

陸海空ならぬ海陸魂
・ゲンドウは人ではない何かになっていたけど、冬月がパシャッしてたのはレイと同じクローン化なのかな
(地下に大量の冬月が保存されている可能性……)
・あの時なぜかマリも居たけど、結局どういう関係だったのかよく分からなかったな
 *
・マリやシンジもクローンなのか、あるいは別パターンの「呪い」なのかはよく分からない
・全員がそうであれば、なぜか「チャイルド」ではなく「チルドレン」と呼ぶのも辻褄が合ってしまうけど、シンジに関しては明確にユイが生んだ描写もあるし、そういう感じではなかったなあ

»ゲンドウの長台詞について:
・戦闘中に過去のシーンや特撮っぽい市街セットになるのは面白かった(マイナス宇宙だから細けえこたぁいいんだよ)
・旧劇では尺のせいかサラッとしてたけど、今回初めてゲンドウの弱さがはっきり語られたなあ
・これは庵野監督ぶっちゃけトークなのだろう(※仮説です)
 *
・表層的には「人付き合いが苦手だけど愛する人に出会って喜びを知り、そして死に別れたことで壊れた」ということ
「読みかた」的に解釈すると、俺は単なるアニオタで構わなかったのに、いつしか創作の喜びと難しさに苦悩するようになってしまったといったことか
「知識が好きだった」は他の作品を見る受け手側としての消費で、ユイと関わることは創作活動で自分をさらけ出す行為かな
(ミスチルの曲とか、音楽活動を恋愛にたとえている……と思われるものがとても多い)
・んでシンジがエヴァを含む作品そのものとすると、父(製作者)としての自信が無いため正面から向き合えず素直に評価できないということ?
 *
・また、息子のシンジ(新劇場版的にはカラー?)もまた、世界を犠牲にしてでも綾波を求めた(新劇の制作に着手した)→その結果世界がエヴァだらけになった(一年中エヴァから逃げられない会社になった)……みたいな感じかな
・とすると「綾波を返せ!」っていうのは、長らく無秩序に公式/非公式な展開が続いた「エヴァ」という作品を取り戻したいという叫びでもあったのかなとか思った
(純粋な想いの結果が良いことばかりではなかったという自己批判も含めて)

2本の槍が、前代未聞の共同配給だという東宝&東映のことだったら面白いなとか思った
・アナザーインパクトを起こす/エヴァを終わらせるにはこれくらいしないとダメだ的な
・んで、本来存在しない第3の槍はもちろんカラーで、「人類(うちの会社)は、ここまで来ましたよ」ってのが納得しやすいような
(※シン・エヴァは東宝/東映/カラーの共同配給)
・まあ的外れならそれでいいんだけど、合体した槍のデザインは細かく観察してみたい

・そして現れる魔法少年アルティメット☆シンジ(チルドレン絶対救うマン)
・旧劇では最終的に誰も救われなかったけど、今回だけは救いがあってよかった(カヲル君があんなに喜んだの初めてだよなあ……)
 *
いい女ルートも意外だったが、ケンケンアスカの世界線はなんとなく尊い
・加持に似てきたってのも少しはあるんだろうけど、仕事はできるし全然グチとか言わなさそうな好青年になってたなあ(そう言えば中学時代からいいやつだった)
・後でパンフレット見たら、ミサト宛の「第3村及び碇シンジレポート」にケンスケの名前があったので、一応アスカと同じく監視役でもあったみたい(手書きだったし、極秘任務とかではなかったんだろうけど)
 *
長髪のレイ斬新だった(そのうち死ぬほどフィギュア化されそう)
渚司令ってのは……パラレル世界の「これ一度やってみたかってん♪」ていうことなのか、本当にそうだったのか?(※追記部分で後述)
(シンジの次はリョウジを落とすのか……)
・あるいは製作者の自己満足というか懺悔なのかもしれないけど、いろんな世界で酷い目に合わされて、おそらく今後も無限に駆り出されるアニメキャラクターが公式にはそれぞれの場所にたどり着いて幸せになっていますっていうのはエヴァらしくて素敵やん
・正直こんなんどう終わらす気なんだムリだろと思ってたけどあれなら納得できた
 *
・総ツッコミとなったあんたが「行きなさい」って言ったんやんの件も、ちゃんと本人にごめんなさいしていたのでスッキリした
・ミサト的には息子の元気な姿も見られて悔いのない結末だったのかな
・息子にできるのは許す(だっけ?)か殺すかだけ……みたいなセリフはミサトにも言えることだったようだ
・深読みするなら「エヴァが生んだカラーがエヴァを殺す」のを暗示しているのかな
 
・ところで異常なほどシンジやアスカが大好きな「いい女」「呪い」を終わらせて旅立つために迎えに来てくれたのは……どういうことなんだろう?(お疲れ様でしたを告げる存在?)
・どうも初期ネルフでも古株なのにチルドレンだし自由に動き回るし裏側まで知っているようだしメンタル最強だしで、間違いなく新劇場版で最も「謎めいたキャラクター」だと思う
(結局マリの過去や内面があまり語られなかったのは唯一残念なところか)
・おそらくマリに秘められた意味が分かれば、より深く序破Qシンを理解できる気がする
 *
・全部計算通りに見えて、の危機には強い動揺を見せたのがヒントかも?
・ユイと綾波みたいにマリはアスカの母説もあったけどどうなんだろ(史実の「イラストリアス」は、一般にイギリスの「空母」を指すそうな)
を切ってあげるシーンは冬月の将棋シーンに近いものを感じた(あれも確定ではないけど)
・漫画版の短編ではユイの後輩だったマリが海外に留学する場面があるそうだし、アスカ(というか式波)の誕生に関わっている可能性は結構ありそう
 *
・表面的にマリが表しているのは、純粋なファンみたいにエヴァが好きという気持ちや、困難な映画制作でも鼻歌まじりでポジティブに行こうという姿勢とかかな
・どうも狙撃や補給でメインキャラを「サポート」する役回りが多かったし、現実に当てはめるとカラーやエヴァ制作を情熱的にバックアップする支援者(古参ファンやスポンサー、あるいはディレクター?)あたりかなあ
・あと、エヴァ(というか敵)を喰って身体を回復したり、他の機体と合体したりするシーンは、協賛企業の他にスポンサーだろうが中国資本だろうが使えるものは使うみたいなことかもしれない
(仮設5号機や裏コードにも裏の意味がありそうな……)
 ↓
・悩んでいたところで、マリって庵野監督の奥さん(安野モヨコ)の立ち位置だよねという意見を見てなるほど!と思った
(正解かは分からないけど、そう思うとラストシーンやゲンドウとの繋がりも納得しやすいような)

・振り返ってみると、投げっぱなしでもなく、後味が良いエヴァは史上初だったのでは
(比較的順当なリメイクだったくらいか)
・とりあえずネタバレを気にする必要も初日で無くなったし、各所の反響や感想を見るのが楽しみ
・最終的にエヴァ制作というチョーカーも外されたことだし、成長したスタッフの皆さんもそれぞれ望む場所で幸せになったり新たな愛(作品)と向き合ったりしてみてください(祈り)

(追記)
»岡田斗司夫のシン・エヴァ完全解説〜ネタバレなし&有りのダブル解説〜

*メンバー限定の◆有料版はこちら。(無料部分+後半30分)
+重要な「さよならジュピター」の話はプレミアム(有料会員の高額プラン)限定になってて、さすがにそこは次週でもいいから話してよと思った
なぜユーミンの「VOYAGER」がかかったのか?については、◆IGNのシン・エヴァ感想配信(1時間16分あたり)でかなり熱量高めで深く解説していた(なるほどね……)

(以下抜粋)
・採点すれば99点で、ぶっちゃけ話自体はべつに面白くないが、それが-1点にしかならない偉業
・「ちゃんと終わる」とは思わなかった、ネタバレ見ても大丈夫だよ、成仏(卒業式)の儀式だから見に行ったほうがいいよ、ってあたりは一☆致していたのでなんか安心した
(少しは見る目がついたかな……)
 *
・シン・エヴァの映像が優れている理由はプレビズにある
・アニメ制作でプレビズを行うのは画期的である
 *
ヤマト作戦の元ネタは宇宙戦艦ヤマトで、「赤い地球を青く戻す」という作戦のオマージュらしい
・「赤い地球を青くする」描写は、かつて制作したDAICON IVにもあるため、当時やりかたったことをガチでやりきったということかも
・ヴンダー戦闘のシーンも、ヤマトにあったワープ航法による奇襲のオマージュ
・前提としてエヴァは「帰納法」(シーン優先型)なので、「こういう事件の結果、アレがこうでこうなった」とかを設定や用語だけで考える楽しみ方は実はオマケ程度で、単純にヤマトに感動した世代の「赤くなってしまった地球+その浄化を描きたい」という強い表現欲求があったことを理解するべき

渚司令について)
・おそらくTV版でそういう設定ではなかったと思われるが、どうも碇ゲンドウと渚カヲルは「同一人物」ではないが「表裏一体」の存在だった
・根拠としては、ゲンドウが13号機の姿で現れたシーンでビルに座っているポーズがTV版のカヲル初登場ポーズと一致していること、ゲンドウもピアノが得意なこと、最後に(心象風景として?)現れたカヲルがゲンドウと同じ服、同じ場所、同じポーズだったこと
・もう「隠し設定」レベルではなくできるだけ多くの人が気付くようにしたような描写なのでほぼ間違いない
(あるいはマイナス宇宙で同化したのかもしれないけど)
 *
・ただ、以前でカヲルを目撃するシーンもあったし、単純に同一人物というわけではないし、見る人によって姿を変えるとか、場合によって姿を変えられる……みたいなことでもなさそう
・少なくとも、実は2人の根本的な役割は同じだったのは間違いない
・シンジを極端に拒絶する者、無条件に肯定する者という対比は、ちょうどシンクロ率に現れた「ゼロと無限大は同じ」のようなものか

シン・エヴァには生贄儀式という「隠しルール」がある
・何かを成すには必ず犠牲が必要であるという厳密なルールがある
・おそらく、エヴァを終わらせるためにシン・ゴジラが必要だった
+シン・ゴジラは「ゴジラ」シリーズを殺すという犠牲だった説(このへんは妄想ぎみ?)
 *
「オマージュ」=「おまじない」
・実は分かる人にだけ分かるSFネタや特撮ネタが山ほど詰まっているが、それは作品に魂を込めるために不可欠な儀式である
モルカー◆「金田のバイク」を再現していたのも、今ならトップクリエイターに共通する何かが感じられるような
 *
・ラストシーンでアニメと現実がリンクするのはTake on meのオマージュらしい
・マリが出てくるところで不意に手描きや絵コンテが出るのは「これはアニメだ」という強調で、差し出された手をとって実写に走りだすことが最後の儀式(おまじない)だった


(追記)
»公開直後の2021年3月22日に、NHKが(そんなつもりではなかったのに)4年間かけて庵野秀明密着取材の様子が放送されました。
◆プロフェッショナル 仕事の流儀「庵野秀明スペシャル」
 ↓
(雑感)
初手がナレーターの「この男に安易に手を出すべきではなかった」
(いつから長くて1~2年で完成すると錯覚していた……?)
・内容とまったくリンクしない駅の階段ダッシュも見返すとじわじわくる
・大雨の日にインサートに使えるから撮っとけば?とか言うのが面白い
 *
・こいつガチの自由人だな
・まったく意見せず全部スタッフにやらせて結局全部自分でやり直していくスタイル(えぇ……)
・理想から遠ければ大幅な方針変更どころか迷わず「最初からやり直し」
・フリーダム進行に対するスタッフの絶望感がすごかった
 *
(印象に残った発言)
・(密着取材を受けた理由は)「商売しようと思って」
・「に包まれたままだと置いてかれちゃう。謎に包まれたものを喜ぶ人が少なくなってきている」
・「始めちゃったんで終わらす義務がある」
・(試写会を見ずに)「完成したら次の仕事しないと」
・「”プロフェッショナル”って言葉が嫌いなので、別の番組名にしてほしかった」(※取材最後の一言)
(ブレねぇな……)
 *
・なおオタキング、「取材が浅い」としてわりと不満だった模様
・最後の駅は現実と第3村の境界だったのね


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 以上です。ではまた。


RG 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機DX 輸送台セット 色分け済みプラモデル

ねんどろいど ヱヴァンゲリヲン新劇場版 アヤナミレイ[仮称] プラグスーツVer.

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