アフタヌーン2014年8月号を買ってきました。※電子版だよ!
→まわりの日清はさきほど書いた◆株主優待です。
個人的に◆萩尾望都特別賞の時からずっと待っていた恵三郎氏の新作のせいかずっとニヤニヤしている症状が出ています。
(あと次号予告でもかなりテンションが上がりました)
・表紙はマージナル
→◆前回の表紙(2013年11月号)と比べると見やすいし動きがあるなと。
・新連載:恵三郎(漫画)/草水敏(原作)「フラジャイル」64P、カラー付
→テーマは病気の原因診断を行う「病理医」という珍しい(?)もの。
・風姿十二花:6月「睡蓮」(全十二回の最終回)
→思わず「ありがとうございます」と言ってしまいそうな上級者向けカメラ目線
・エレキテ島掲載あり(次回は8月発売の10月号)
・駒井悠「そんな奴ァいねえ!!」が特別読切(アラサー同窓会)として復活掲載、7P
・モアイにて本日(2014/6/25)より「大人のそんな奴ァいねえ!!」が無料webコミックとして新連載開始。
→http://www.moae.jp/comic/otonanosonnayatsu
・実写劇場版の寄生獣からは「撮影完了」のお知らせ+インタビュー2P掲載
→前編が2014/11/29公開。
・休載:映画に毛が三本
「フラジャイル」の作画を見て、これって漫画の神にうっかり来世の分まで時間と情熱を捧げちゃった人にしか描けないんじゃないですかね、という覚悟を感じたところで感想等は後日。→書きました。
+■前号(2014年7月号) ■次号(2014年9月号)
感想です。
_人人人人人人人人人人人_
> ファァァァアァァァァアア <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
フゥゥ…… (いかくされてもな)
・女子寮(と略しておくことにした)/2:シューティングのボム的な?@頭の下げ時
*かの寮にも薄い本の魔の手は及んでいるのであった
*早くも親衛隊(仮)は活況
・マージナル/14:ふるふる(ビッ)→ぐいぐい/ポンポン/シャキシャキシャキ→ブルブル→プルプル→ペシペシ→そしてこのドヤ顔である
(廉価版かつ電子版で原作が出たら読んでみたい)
・ユイコさん/37:この前のげんしけん(受験)といい寝過ごしネタは見るだけでなんか辛い
・宝石の国/21:夏服……だと……?
*なんか久々にゆるやかな回だった
*中の人、というか中の石の稼働具合によって感情が変わるのか(つまり、比率が増えすぎると……?)
・げんしけん/101:おいクガピー、あんた最高に輝いてるぜ
・ヒストリエ/86:胸に秘めて語らない、この感じ
・シドニア/63:さあこのルートの真ENDを考えてみよう(扉絵はその一つの形ってことか)
*見開き絵の描き込み具合から作者の本気度が伺える
*「雨!?」てあったけどシドニア内にその概念あるのかな
→なお、アニメは今年秋の二期が決定。
・白馬のお嫁(に略を変更)/4:意外と知能が無い究極ピタ子とのずっしんぬのため、ストロングスタイルの豪展開が発動
・プ~ねこ/123:かつてないプレッシャーを感じる@トイレ
・マルさん/2:手抜きガーリックライス……なるほど(それだけじゃダメだけど)
*かっぽう着/エプロン対決は僅差で卜部に軍配@独断
・寄生獣(の実写撮影インタビュー):フカッツェーリの顔が割れるのを想像したり、手元のミギーが離れていって不安になったりしているらしい
→なんかちょっと楽しみ。
・エレキテ島/6:あのみくらがみさくら的な展開に!(なりませんでした)
・謎の彼女/89:よく訓練されたヒロインのためハサミによる九頭龍閃が可能
*先月に続いてまたカレーか(だが最強だった)
・スパイの家/3-4:いともたやすく行われる
・タナトス/4-3:かの国絡みだったァーー(うわあ)
*来島さんついに仕事する?(未だにどういう業務なのかよく分からない)
・アンダー3/3:どうも野郎同士なら何をしてもOKな世界観らしい
*
+新連載「フラジャイル」 →◆第一話試し読み(モアイ公式)
*「フラジャイル」あるいは「フラジール」="fragile"=「壊れやすい」
ええとですね、……
・64ページ ※カラー付き
・髪の毛のもさもさの線の量
・場面ごとの瞳の描き分けの多彩さ
・キャラによってまったく違う顔
→髪型を統一してもたぶん誰が誰だか分かるという意味。
・細い横長/斜め/極小みたいなコマ割りの複雑さ
・自在にキャラが枠線をまたいでくる感じ
・文字ではなく喋ってる感じの(口語的な)セリフ回し
・状況説明のセリフに無理が無い(ナレーション無しスタイル?)
・「ちょっと時間がかかるよねぇ(チラッ)」→はーーーあたりの感じ
……というわけで、なんか、すごいなと思いました(小並感)。
→ひょっとしたらまったく的外れなことを言っているかも……。
作画面では、あえて言うと背景にところどころCG感があるなとか、カラーは慣れてないのかなとかありますが、総じて「がんばりすぎ」な気配を感じました。
しかしこれは1クールのアニメではなく、漫画では「初回だけは作画良かったよなー」なんてのはあり得ないわけで、この感じが次回以降も続くのか、それを見越したこの初回なのか、とか思うと世の中には化け物が居るのだななんて思います。
→まあげんしけん、ヴィンランドあたりも大概ではある。
ひとまずこういった申し子のような作者が連載を持つと果たしてどういうことになるのか、あるいは原稿落としまくっちゃうのか、なんだかんだで1巻分で打ち切りになっちゃうのか、どこかで軌道に乗って年2回の表紙をゲットするまでに成長するのか、といったところはフェアな視点で見守りたいと思います。
※見てみるよ!
なお、本作は作画/オリジナル原作のタッグ連載です。
やはり原作モノ特有の専門用語や状況判断、業界内部的な機材や作業の運用といった描写のガチ感はよく伝わってきますね。
→実際の医療監修も入ってるみたい。@P5
まだメインキャラすら出揃っていない(?)と思われますが、今後あの小さな部屋で白い巨塔とどうやり合っていくのかとか、ブラよろ並にエグかったりゲスだったりする話も出るのかなと期待しておきます。
まあ初回サブタイトル「岸先生、悪人です!」については、(意図的だという悪人ヅラと)口は悪いけど言うほど悪人ではないなと思いました(今のところ)。
→後で考えたら「悪人が居ますよ岸先生」のニュアンスだったかも。
やや余談ですが、
これは「テストの問題を作る場合、単にそれを解くよりはるかに深い知識が必要だ」というようなことですが、加えて「問題を見い出す」という意味合いもあります。
要約すると、現実の生活で解くべき問題には解答どころか出題の提示すら無いわけで、「どこに問題があるのか」「そこに問題はあるのか」を自ら判断しなければならない──といった感じです。
→これは問題解決だけでなくあらゆる物事の向上にも必要なこと。
そんなこんなを思い出したりして、病気の原因過程を診断する専門職である「病理医」というのは個人的に妙に気になるジャンルだったりします(……と、これが言いたかった)。
とまあ長々と素人なりにレビューしてみましたが、最後にこの流れでもう1つ「フラジャイル」の不安要素を挙げさせて頂くと、それはずっしんぬやエプロンと比較した際にヒロインの色気が絶望的に皆無と見受けられる点で、こちらについては長期的な視点で解決すべき懸案事項ではなかろうかと思います。(えっ)
◇次号とか
そして非常にテンションの上がった次号予告です。
・新連載:沙村広明「波よ聞いてくれ」(表紙もこれ)
→タイトルは仮題らしい。
沙村さんと言えば、むげにんのみならず「おひっこし」、「シスタージェネレーター」みたいなコメディ系もむちゃくちゃ面白いので、こういう新作は非常に嬉しいですね。
今のところラジオDJっぽい雰囲気しか分かりませんが、毒の強いラブコメ(?)に期待。
個人的にはすかんちの「君のいないRadio Station」を真っ先に連想してしまって頭から離れませんがそれについてはどうでもいいです。(錯乱)
・読切:ヤマシタトモコ「不呪姫と檻の塔」(のろわれずひめとおりのとう)
予告の1枚絵の時点ですでにややダークな気配が漂っています。
◆2014年2月号に掲載された「無敵」の不気味なイヤらしさが非常に好みだったのでこちらもかなり楽しみ。
それにしても「年内に再登場」の予告が早々に消化されましたね。
まあ連載ではありませんが、今回は102ページだそうd…………102ページ?
→ほんと速筆な方だなあ……。
ところで、「↑ノロワレ/↓ズヒメト/↑オリノ/→トー」という感じで実に語呂の良いタイトルだなあと変なところで感心してしまったことについてはどうでもいいです。(錯乱)
そんなわけで、なんか超期待してもそれを超えてきそうな二作の次号に今から思いを馳せつつ、クガピーやピタ子、宇宙船の新ヒロインやエプロン、威嚇する黒猫、そして合金のニセモノといった面々がそれぞれの輝きを魅せつけた8月号でした。
ではまた。
*
■前号(2014年7月号) ■次号(2014年9月号)
これまでの分はこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル
◆アフタヌーン 2014年8月号[2014年6月25日発売](リーダーストア)@レビュー投稿済
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