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2013年5月29日 
 
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2013年5月:いろいろ買ってきたよ!(月アフタ、カラー版ジョジョ、真説TWIM


 月刊アフタヌーン2013年7月号を買ってきました。
 さらに、Reader Storeジョジョ7部(スティール・ボール・ラン)デジタルカラー版真説ザ・ワールド・イズ・マインの1巻(三分割)も買ってみました。
  →なお今月のキャンペーンはまとめ買いで最大450ポイント還元というもの。→◆公式
 ◆Vitaの機器登録で490ポイントもらった流れからの課金ということで完全に術中にはまったわけですが、読んでみるとなかなかいいものだと思います。
 ちなみに課金は自宅からでもネット決済できるNET CASHです。

 そのあたりもいろいろ書いていきます。



◇先にアフタヌーンから
 
 山のてっぺんにはあなたを待っていてくれる人はきっといる!!
 

 巻頭折り込みポスターはげんしけん二代目・アニメ版のキービジュアル。
 波戸君は誰がやるのか、と気になったら一人二役ならぬ二人で一役だそう。
 裏側は女神様で、最新巻に付くという新作アニメとかが微妙にアヒル口でした
 あと、センターカラーのシドニアの騎士アニメ化の決定告知が。
  →なんだか、他にもアニメ化が有望なのがまだゴロゴロしてるなあ……。

 新連載は、なんとなくすごくデジタル感がする二本。
マージナル・オペレーション:ガンパレードマーチ絡みの人の原作小説だとか。まだ導入部な感じ。
 →◆初回試し読み(モアイ公式)
さわれぬ神にたたりなし:どつき漫才もある微萌え系四コマ(みもふたもない)。はるかな高みに居るラブやんや江古田ちゃんに対して、どこまでゲスなネタで対抗できるかに期待(?)。
 →◆初回試し読み(モアイ公式)

 どっちもつまらなくはないけど、構図やセリフのせいなのか(今のところ)インパクト薄め。
 そういう意味で自分は全ページで大見得を切るかのような零崎が改めて好きだなと思ったものの、こちらは(原作的に)そろそろ完結するみたい。
 ついでに連載間もない(4回)思春期シンドロームは、声援を吸収しているかのように読むたびにどんどん絵が上手くなっていってるような。

 おお振り連載百回。
 メモリアル回に、バックスピンを覚えるかやめるか、と私服で口ゲンカしてるみたいな話で、「百回だよ!」的な表紙など一切無い潔さ・真面目さ「らしい」というか。
 そう言えば先月号の作者近況で完全にデジタル移行してスクリーントーンを処分した、みたいな話が。
  →ちょうど「げんしけん」もそんな話だったなあ。
 たまに三橋の髪の毛とか線の太さがまちまちだったりするのは、20巻以上が出た今になって、劇中の彼と同じようになお新しい武器を使いこなすための苦闘が続いているのかな、というのが垣間見えたり。

 あとは二号連続の読み切り(?)としてベムハンター・ソード
  →11年ぶりのシリーズ復活とのこと。
 ミズサキマキは人気爆発なのか消化試合なのかで二本立て(終わる前にもっと無茶してほしい)。
 そして来月はさらに3つ新連載だとかで大丈夫なのこれという気も。
  →うち一つは「ショートコメディ」なので少ページ連載っぽい。
 ちなみに今月の休載ヒストリエ、プ~ねこ



 さて、個人的な今号の見どころは、萩尾望都氏のインタビュー(と、本気を出した貝の王)。
  →次回の四季賞・秋の選考委員だそうな。
 「説教とうんちくは創作の2大タブーなんです、読んでいておもしろくない。」なんてことを漫画雑誌で断言しちゃったりもしつつ、それは本当にもったいない! 大丈夫だから! ゴッホなんてね……とじわじわくるお言葉が。
  ※ピンときたら読んどいたほうがいいよ!!
 アフタヌーンは現在も◆Pixivと連動したデジタル新人賞を募集していたりと、何度も言ってますが募集機会の多い雑誌だなあと。


月刊 アフタヌーン 2013年 07月号 [雑誌]




 続きです。

◇Reader Storeのキャンペーン、Vita対応について
 ソニー運営のReader Storeでは、「~円買うと~ポイント」のようなキャンペーンがほぼ常時張られています。
 こういったキャンペーンで付与されるポイントは、だいたい有効期限が翌月末なので、キャンペーン自体の期間も月ごとの後半~最終日な場合がほとんどです。
 で、5月の場合は5/31までのまとめ買いキャンペーンでしたが、どうも6月度もほぼ同じものを実施するようです。
 価格/ポイントはほぼ同じですが、新たに「5000円→800p」が追加になっていました。

「まとめて購入でお得!」キャンペーンのお知らせ
1,000円以上→100ポイント
1,500円以上→200ポイント
3,000円以上→450ポイント
5,000円以上→800ポイント(追加)

20日(木)までに買うと、月末まで使えるポイント付与
21日~30日に買うと、翌月末まで使えるポイント付与

・6月→http://info.ebookstore.sony.jp/2013/06/matome.html
・先月→http://info.ebookstore.sony.jp/2013/05/510cp.html

 で、実際に買ってみました。
 300~400円程度のものを複数カートに入れて、計1,500円以上で決済したら翌日に200ポイントが入ってました。
  →履歴は「ポイント通帳」を参照。
  https://www.point.msc.sony.jp/point-pc/passbook/index.cgi
 溜まっていたポイント+不足分をNET CASHの合算でもちゃんと付与されるようです。
 ただ、決済時の購入確認画面ではこの購入でいくらポイントがもらえるかは表示されないのでちょっと心配になりますね。


 ちなみに、ここ最近デイリーランキングを見ると「ヴィンランド・サガ」がよく入っていて、よく見たら1~6巻が半額のセールをやっていました。
  →6/6(木)まで:http://ebookstore.sony.jp/stc/special/comic/kodansha_comic2/?s_pid=pc_20130601_All_TB_01_01_L_kodancomicfes4
 これらのセールや別のキャンペーンが開催されていても、条件さえ満たせばポイントはそれぞれ付与されます。
 さらに、グレードに応じて1~3%還元されるという優待プログラムがあったりします。


 こういったシステム面の上手さは、やはり日本企業というかソニーだなあと思います。
 この分だと、PS3のドラゴンズドグマやバイオで行われた「特典または割引き付きの予約販売」なんかもReader Storeでやりだすかもしれませんね(どうかな?)。


 が、困ったことにReader for PS Vitaでは、現在「一部の漫画のみ対応」という状況です。
 このため、たとえばPC版だと「げんしけん」やら「ドリフターズ」やらがヒットしますが、これらはVitaから検索しても出てきません。
  →ラノベを含め、小説や雑誌も未対応。
 PC版サイトでのみ表示されるものを買った場合、もちろん別の対応端末で読むことは可能ですがVitaでは読めません。
 このあたり、既存のものについては「順次対応待ち」という状況だとか。

 「ストアトップ>青年>アフタヌーン」で絞込みをかけると、◆PC版ストアでは660件ヒットしますが、Vita版ストアではわずか23件となっています。
  →ちなみにヴィンランド、謎の彼女Xの各巻と、ビブリア古書堂の1巻のみ。
 直近では、上記の半額セールのうち「GIANT KILLING」がVita非対応だとか。
 まあ旧作については時間の問題(と思いたい)ですが、せめて連載中の最新巻くらいはVitaでも配信してほしいところですね。


◇NET CASHって便利ですね
 今回はNET CASHで課金してみました。
 それぞれの購入方法はここ。

 購入方法はネット銀行もしくはコンビニ支払いです。
 コンビニの場合、だいたい各店舗に1台は置いてある操作端末で買えるとのこと。

*追記:2014年3月ごろより、ゆうちょ/みずほ/三菱東京UFJなどの主要銀行は不正送金対策(銀行側からの要望)で、一部を除きネット決済ができなくなっています。
 →◆オンライン購入の利用停止金融機関一覧(NET CASH公式)
 →コンビニでの決済は引き続き可能。(→◆購入方法解説ページ


 今回はネット銀行から決済してみました。
◆購入手続きページからメールアドレスを入力すると折り返しのメールが来る
・メール記載のURLから手続きページを開く
・銀行ネット側のページに入って、指示に従い決済
 →「完了しますた」が出たら銀行側の画面は閉じてOK。
・5分以内にはNET CASH SYSTEMから再度メールが届く
・記載されているURLからIDを確認

 最後の確認用URLは31日間有効とのことですが、IDをメモっておけば以降は必要ありません。
 このIDをReader Storeでの決済で入力し、使用することができます。
 キャンペーン等で溜めたポイントがある場合、ポイント+NET CASHの合算支払いが可能なので、50ポイントとかの半端な数が残っていても無駄になりません(よくできてるなあ)。
 また、ポイントを全部使いきらずに「100ポイントだけ使用+残りはNET CASHで」のように指定することも可能でした。


 最初、「コンビニで買える」というのでiTunesカードみたいなものを想像していましたが、入力して買うタイプ=品切れが無いということですね。
 特にネット銀行が使える人は、座ったままでも10分かからないくらいでNET CASH購入~コミック購入まで行けるというのがネット時代な感じです。


◇キャンペーンにつられて買ってみるのも楽しいじゃない
 自分の場合、Vitaの機器登録で490ポイントをもらい、その分でジョジョ7部のカラー版(473円)を買いました。
 その結果、なぜか残高が410ポイントになっていました。
 内訳を見るとこんな感じでした。
・ゴールデンウィークまつり:50
・メールマガジン会員登録キャンペーン:50
・初めての購入感謝ポイント:100
・GW特典 ご愛顧感謝ポイント:200
・My Sonyメールマガジンクリックプレゼント:10
 →7ポイントほどは月末で期限切れ。

 たしかにゴールデンウィークに買った気がしますが、なにやらいろいろと付与されていたようです。
 小額とは言え無課金で900円分もらえた(そしてブラよろも読めた)のはありがたいです。

+追記@2013/6/5:
今月も【Reader Store】お客様ご愛顧感謝ポイントとして、今月末まで有効な200ポイントが付与されていました。
 メルマガによると、その対象は「先月、Reader Storeでコンテンツをご購入いただいた皆様」とのこと。
 常時やっているものなのか分かりませんが、自分のように毎月小額ずつ買う予定だとなかなかありがたいというか離れがたいサービスですね。


 さて、5月末時点では1,000円で100P、1,500円で200Pのようなキャンペーンが実施されていました。
(6月現在もやっていますが)
 まあ無理して条件を狙うこたぁないと思いますが、◆つい最近まで毎月1冊ディスコミを買っていたせいか、とにかくなにかしら漫画買いたい欲が出ていました。

 結果、買ったのはこちら。

ジョジョ7部(スティール・ボール・ラン)2巻 ※デジタルカラー版 473円
真説ザ・ワールド・イズ・マイン 1巻 ※3分割 350円x3

 4点で1,523円でした。
 べつにポイントなんてどうだって……と思いきや値段をあれこれ計算してしまう自分そこには居ました。
  →あの設定だと、どうしても1,500円を狙いたくなるというか……。
 こういうゲーム的なポイント設定を出してくるあたりもうまいなあと思います。
 ちなみにジョジョ(カラー版)473円ですが、一緒にアフタヌーン系(525円)を買おうとすると998円ぐぬぬとなったりしました。

 ところでストアトップにはスタッフのおすすめコーナーがあって、数週間ごとに更新されています。
 ここに、今度アニメ化されるという東京ESPがあって迷いましたが、たまたまカートが約1,500円だったのでこれでいいや、と。
(キャンペーンに流されている気がするがそれもまたよし


 なお、東京ESPはweb角川の立ち読みページで少しだけ見ることができました(気になってしまった)。
  →http://www.kadokawa.co.jp/comic/tachiyomi.html
  →なんとなく天上天下みたいな印象?

 この「スタッフのおすすめ」って、書店の入り口で平積みされている本を流し見するときの感覚を再現しているようで、ランキングとは違った需要を感じます。
 自分の場合だいぶアフタヌーンに傾倒しがちなので、こうした未知の漫画にもいろいろ手を出したほうが健全(?)かもしれませんね。
  →こういう時にサンプル立ち読みが用意されているとほんとありがたい。
 なお、現在「ジャケ買いしよう」特集として「不思議な少年」が並んでいました。
 こういうところに全巻持ってるよ! みたいな作品が出てくるとなんかうれしいです。
  ※余談だったよ!


 続いて真説TWIMは、各巻が三分割各350円という構成(全5巻)
 いわゆる新装版らしく、もともと1巻が1,300円くらい(約600ページ)のものなので電子版としては妥当なところでしょう。

 ちなみに新装版にあたって著者インタビュー等が追加されていますが、これが……パソコンや携帯電話が嫌いという話があり、ああいうのが便利だと信じて疑わないのがキモい、まるで「便利教」だ、興味無いけど他の人が見たいようなので仕方なくパソコンとかの要素を書いてやった……みたいな発言をされています。
 なんというかむずかしい機械は使えないけどぜんぜん悔しくないんだからね!!みたいなグチっぽい内容で、読む前から水をさされた気分になりました。
 こういうのって、使わないのはまったく自由なんですが、使う人を悪く言うのはよろしくないように思います。
  →極論すれば、口述と文字、火と電球、筆とボールペンみたいなことかなあ。

 で、それはそれとして、相当に有名な作品なのでどんなものかゆっくり読んでみようと思います。
 ただ序盤に365歩のマーチらしき歌が流れるシーンがありますが、その歌詞部分にに電子ボカし(??)のような処理が入っていました(最後の吹き出しだけ歌詞が出ている)。
 ここはからそうなのか、真説からなのか、配信版からなのかがちょっと気になりました。
  →作品自体にはさほど影響は無いけど、なんなんだろう……。
 まあその後はいろいろとエグいシーンが出てきますが、特に変な規制とかは無さそうだったのでとりあえず大丈夫そうです。



 そしてジョジョのカラー版ですが、これは期待以上でした。
 どのページでも唇の色がジョニィは水色、ジャイロは緑になっているのは当然で、吹き出しの背景、効果音、集中線に至るまで綿密にカラー化されています。
 場面によって色がグラデになっていたり、薄くかすんだ感じになっていたりでほんとよくできてると思います。
 ちょっとした背景(空とか)も単なる塗りつぶしではなく、何かしらのフィルターをかけているのか、微妙な濃淡で筆塗りっぽくしているところも好印象です。

 なおジョジョの場合だと旧シリーズはすべてがカラー化済み、かつサンプルも用意されています。
 どうやってもダメって人は居ると思いますが、カラー/モノクロのサンプルを両方落として比較してみるとその魅力が分かるかと思います。
 特にアクション(というか、線)の多い作品では「視認性」が段違いどころではないのもいいところです。
 こうした「カラー版」というのは電子販売の明確なメリットでもあるので、今後他誌でも普及してほしいところです。

 ちなみにジャンプ系の古めの作品では「ビックボリューム版」として、カラー版よりかなりページが多い(=全巻の数が違う)場合があります。
  →ダイの大冒険、ろくでなしブルース、ジョジョ第6部以前など。
  →「ビックボリューム」で検索すると約450件ヒットする。
 こうした旧作対応も含めて、やはり集英社は数ステップ先を行っているなと感じます。
 そういう意味では、現時点で唯一「ダウンロード可能期間」を設定している小学館まだまだな気がします。
 ついでに講談社は↑の半額キャンペーンをやっていたり、進撃10巻配信版専用特典を付けていたりと妙なやる気を感じますね。




 そんなわけで、しばらくは7部のカラー版を毎月1~2冊くらいで買って行こうかと思っています。
 ではまた。


真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

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