ウルフェンシュタイン2(PS4)「人生一度きり」本編攻略:#6+です。
今回は「ロズウェル」潜入前の「戦勝記念日」シーンについて。
※番外編だよ!
基本的に非戦闘イベントなのでさっさとクリアしても問題ありませんが、驚異的な作り込みによる素通りするにはもったいない小ネタの宝庫についての観光ガイドとして記事にしておきました。
(一応重大な注意点もあります)
»#0:■「人生一度きり」について
Mein Leben Guide #5+: Roswell Travel Guide
*もくじ:
▼アメリカン・ダイナー→クリアまで
▼「戦勝記念日」小ネタ集
▼突然の死(注意点)
»前回:■#6:セクションF再訪
*
次:■#7:「ロズウェル」前編
»改めてクリアした時の動画です。(1時間33分~)
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◇ロズウェル@戦勝記念日 ▲目次
動けるようになると、市街は戦勝記念日の祝祭が行われています。
ナチス兵やドローンも居ますが、基本的には無害なのでゆっくり散策することができます。
ガソリンスタンドあたりに来ると、上空を戦闘機が通過していきます。
飛んでいったほう(右折)を見ると、左奥に巨大コーヒーカップのある建物が見えます。
ここがミッション目標であるパパ・ジョーのオール・アメリカン・ダイナー。
さっさと進みたい場合はここにダッシュすればOK。
まあまっすぐ行って大通りを右に行くだけですが、一応マップではこんな感じ。
入店すると、アメリカ人らしき親子が入ってきます。
店名からして、ここはアメリカ人向けの料理を提供する店ってことみたい。
ベルを鳴らして着席するとイベントが進みます。
……が、ここでいったん後ろを見ると、天井から吊るされたやたらゴツいメカが客席のトレーを回収しに来ます。
これを追いかけていくと奥のゴミ箱に中身を捨てる様子が見られます。
特に”なんてことはない”のですが、こういうのを見つけるとニヤッとしてしまうものがあります。
イスに座って待つと、やたら上機嫌な司令官が現れます。
この親子もアメリカ人らしく、やばいと思ったのかそそくさと立ち去っていきます。
見かけ上は親切にバッグを拾ってやる絶対的な余裕からもナチスのパワーバランスが見えるシーンです。
アメリカ文化の中でミルクセーキだけは最高だと熱く語りつつ、消防士姿のブラスコを不審に思ったのか話しかけてきます。
司令官ー! 後ろ! 後ろーー!
少し待つと、身分証を出すように言われます。
実は、ここでの対処には3パターンあります。
通常は□ボタンを押して身分証を渡しますが、何もせずに放置すると血の巡りが悪いのか……? という別のセリフで不穏な空気になるので、気になったら見てみるといいかと。
ちなみに上記操作ガイドが出た時点でR3を押すと核攻撃(物理)で倒すことができます。
少しの差ですが多分これが一番早いと思います。
スペッシュが死体を奥に引っ張っていき、表のドアを閉めればクリアですが、ここでもさっきのお掃除ロボットが作動します。
ここでは床に落ちた司令官の帽子を拾って証拠隠滅のファインプレイを見せてくれます。
と思ったら捨てるのかよ!!
まあ床に何か落ちていたらゴミ箱に捨てるみたいな単純なプログラムなのかも。
ちなみに床には、また別のルンバ的なお掃除ロボットも居ます。
あんまり仕事してない気もしますが、なんかシャカシャカ動いていてかわいいです。
この後は銃を向けられるきついジョークを食らうわけですが、この狭い店内にも細かいディテールがあります。
出入り口付近にはWANTEDの張り紙と、ノイモンドのジュークボックスが。
なにげに精巧な作りで、近くに行くとうっすら音楽がかかっているのが分かります。
その横にはアイスっぽい冷凍ボックスが。
大半の人はまったく気づかずにスルーしそうですが、よく見るとイチゴやチョコチップっぽいものもあって芸が細かいです。
ちなみに店の地下にはアップグレードキットがありますが、この時点では取ることができません(上級司令官ミッションで回収可能)。
ってことで、ここからは攻略や収集系とは無関係な小ネタの数々を見ていきます。
◇「戦勝記念日」小ネタ集 ▲目次
ロズウェル到着時のカットシーン。
盛大にWANTEDされています。
この指名手配の看板は、動けるようになった直後の右側の壁にあります。
スタート地点からすぐ目の前のゴミ箱にマップが。
後で上級司令官ミッションでも取れるし、特に気にしなくても問題ありません。
歩き出したあたりに、何やらやべー格好のアメリカ人が。
この後ナチス兵に絡まれて正しいドイツ語講座が始まります。
通りの反対側ではナチス兵と市民のロマンスが。
こういったところでもそこそこ長いセリフが入っています。
空には、あちこちに浮遊ドローンが飛んでいます。
特に警戒しているわけではなく、近くで排気の様子までじっくり観察することができます。
頭上すぐ近くを通過することも多いし、ドローン好きならセーブ必須のエリアです。(練習中に)
スタート地点から振り返った方向は封鎖されており、ゲート付近にはナチス兵3人が居ます。
近付くと「下がれ市民!」と怒られるので離れましょう。
進んでいくと、ガソリンスタンドに1輪バイクがあり、ナチス兵2人がいろいろ話しています。
このSF感のあるバイクは、この後ロズウェルクリアからメスキートに行く間のカットシーンで乗るので印象に残っている人も多いはず。
このあたりで戦闘機が通過していき、あたりに紙吹雪が舞い散ります。
この直後、飛んでいった方からステルス機のような機体が飛んでくるのも見どころの1つです。
まっすぐ進んでいくと、階級が高そうな幹部っぽい兵士と市民が会話しています。
最初いい感じに取り入って機嫌を取ろうとしますが、歌手のディ・ケイファーの出身をディスったあたりが致命的ミスになる……というオチ。
なお兵士はちゃんと喋っているのに対して、市民のほうはボイス中に口が動いていなかったのですが、まあ、多少はね?
奥は通行止めになっていて、その向こうではナチス兵のパレード行進が続いています。
ここにも司令官らしき兵士が居ますがミルクセーキは飲まなさそうです。
ところでガソリンスタンドの向かい側の通りで新聞を掲げているこの男。
近付くと「こいつは驚いた!」と言ってこちらに気づきます。
もちろんイベントではなくこっそり応援してくれるだけなのですがなんかいいシーンでした。
ガソリンスタンドの裏手にある自販機では、男が不満を漏らしています。
そのまま見ていると、「ドイツの小便なんか飲めるか!」と言って蹴りを入れます。
そして、やってられるかといった感じで去っていきます。
この自販機もまた商品が豊富で作り込みを感じさせます。
その近くのゴミ捨場には酔っ払ったじいさんが。(ホームレス?)
近寄ると良いことを教えてくれますが、有益な新情報はありませんでした。
アメリカン・ダイナー方面への通りには映画のポスターが。
どうやらTV番組等に合わせてオースメルツァーやパンツァーハウンド(メカ犬)のおもちゃを販売しているようです。
ショーケースには模型が展示されています。
ガムの自販機はだいぶレトロですね。
なお、ドア付近に立つと中から音楽が聞こえたりします。
このLieselというのは、下記PVにあった架空のTVドラマのこと(これも出来が良すぎる……)。
Liesel movie coming soon! ってことなので映画化が決☆定したってことみたい。
(ヤングブラッドでも出てくるのかな?)
途中の食堂に通りかかると、結婚許可証を発行してもらったの!! と喜ぶ女性が。
一見ハッピーな場面ですが、アメリカ人は結婚にも政府の「許可」が必要という弾圧、差別があるわけですね。
おばさまと会話して店内に戻った後も「急いでいるの」みたいな店員とのやりとりがあります。
ただ、しばらく待ってもずっと仕込み中モーションのままで料理は出てきませんでした。
アメリカン・ダイナーから駐車場を挟んで手前あたりには、おなじみのノイモンドレコードがあります。
この日は閉店していますが、上級司令官ミッションで店内に入るとレコード(収集アイテム)や録音スタジオのような空間もあったりします。
どうやら映像関連にも手を広げているようで、この近くにノイモンド・テレビジョン・プロダクションズもありました。
ナチスが支配するif歴史なので、バットマンとスーパーマンがドイツ風になったキャラが自由の女神を粉砕してしまっています。
あと、先程のリーゼルもノイモンド制作みたいですね。
↑のBlitzmensch(ブリッツメンチ)のPVはこちら。
「もうすぐ子供が生まれる」……というシーンに続くことからも若年層へのプロパガンダといった意味合いが強い作品のようです。
町並みをいろいろ見ていて気づいたのですが、……
こいつひょっとして裁判所前の記者発表シーンでビンタしてきたやつか? ……と思ったんですが、実際はよく居るモブのようです。
探してみると、この付近の店員や座ってる人も似たようなメガネ&髪型が多かったので、単純に使いまわしキャラだったみたい。
しかし、↑のあたりもいちいち生活感を感じる風景ですね。
ここで、警備そっちのけでドーナツやらベーグルやらを物色する司令官を発見。
位置的にも、こいつがミルクセーキの人でしょうか。
その奥に居る男性はドローンから身分証を提示を要求されています。
最後に赤い光で認識だか撮影だかされて解放されますが、あのドローンもただ浮かんでいるだけではなく警備ロボットとしてしっかり仕事をしているようです。
路上の本屋では、ドイツ語テキストやフラウ・エンゲルの本が並んでいました。
VICTORY……あっ、◆勝ち続ける意志力かな?
アメリカン・ダイナーを通り過ぎたあたりには映画館があります。
並んでいる客が「あれはダメだね!」みたいな感じで盛り上がっていました。
これは映画館の前に停まっている年代物の車。
動きもしないし本編には一切関わらないのに内部の質感やパーキングメーターまで精細に作り込まれていました。
何かのゲーム用アセットなのか分かりませんが妙に良い雰囲気がありますね。
どうも展示用の車なのか、戦勝記念日なので駐車禁止だよの看板や風船でデコられていました。
このVマークはVICTORY DAY(戦勝記念日)の象徴らしく、よく見ると高所の横断幕にもVが見えます。
奥へ行くと、ここもパレードで通行止めになっています。
ここではカップルの風船が空に飛んでいってしまうというミニイベントも。
しばらくすると風船は建物の陰に飛んでいって見えなくなりますが、その間にパレードを見ているマダム達がナチスが管理するようになって良かったワ~~みたいな会話が始まったりします(けっこう長い)。
*
その後も各所を見て回っていると、警備兵から「見覚えのある顔だな……」とか言われました。
近付くと銃を構えるのは他と同じなのでスルーしていきます。
すると背後から「ヤツだ! テラー・ビリーだ!」の声。
えっ
ちょ、
…………。
……といった具合に、不用意に兵士に近付くと死にます。
※死ぬよ!!
これが起きた時は気分転換に散策しつつも、その後普通にクリアする気でいたし、まさか死ぬとは思っていなかったのでしばらく茫然自失の状態でした。
後で確認したところ、市街に居る兵士は(一部を除いて)近くで待っていると気づかれることが分かりました。
たいてい「下がれ」とか言われた後、さらに留まっていると「顔を見せろ」とか言われますが、すぐ離れれば大丈夫なので「通り過ぎただけで死ぬ」ようなことはありません。
あまり長く留まって「マインゴット」(Oh my god的な)とか言ったらアウトで、おそらくどうやっても助かりません。
開始地点から振り返ったあたりの兵士でも確認。
こいつらは大丈夫なんじゃないか、と思っていましたが普通にダメでした。
ただ、兵士ごとに微妙にセリフが違ったりするので練習時にでも確認してみると面白いかも。
ドイツ語講座を始めるナチス兵。
こういった会話イベントがある間は至近距離に居ても撃たれたりはしません。
ガソリンスタンドで話している2人も同様。
もちろん、会話が終わった後まで近くに居ると撃たれるので、セリフを確認したい場合もちょっと離れておくのが無難です。
ちなみにドーナツを見ていた司令官は無害なので大丈夫です。(そういうとこだぞ)
▲目次
観光ガイドは以上。
どうしてもクリアできずに殺伐とした精神状態になったら、リフレッシュしつつ周囲を見回すと新たな発見に繋がるかもしれません。
そんなわけで、気になったら再度ロズウェル@戦勝記念日に訪れてみてください。
*
次:■#7:「ロズウェル」前編
»シリーズ全体の過去記事は■ウルフェンシュタイン関連記事(まとめ)または■Wolfenstein(ウルフェンシュタイン)ラベル(最新記事)からどうぞ。
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