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2013年7月26日 ■PC版で見る
2013年7月:いろいろ買ってきたよ!(ついに来た電子版ジャンプ、宝石の国ほか
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いろいろ買ってきました。
・月刊アフタヌーン/2013年9月号、巻頭特集は連載百回の江古田ちゃん。
→■感想はこちらに書きました。
(以下Reader Store)
・週刊少年ジャンプ33号 デジタル版【45周年記念号】
→満を持して(?)現れた本誌配信。今回の記念号は300円で654ページ。
※なにやら未来を感じるよ!!!!
・ジョジョ7部SBR:フルカラー版/3~5巻
→いつの間にか◆ストア内に特設ページができてた(5~6部はまだだったのね)。
・宝石の国/第一巻
→まさかVitaで読めるとは思わなかったのでびっくり。
→異例のフルアニメーションPVや試し読み等の関連情報は◆モアイで。
といった感じでなかなか眠れないわけですが感想は後日。
追記@2013/7/29:ジャンプ記念号について(だいぶ長文)
今回のReader Storeの獲得ポイント等は■こちらから。
◇電子配信版「週刊少年ジャンプ」が嬉しくてたまらない件
思えばもう十年くらい週刊ハンターハンター……じゃなかった週刊少年ジャンプ本誌は買いも読みもしていませんでした。
ちょうどドラゴンボールが終わったあたりでナルトが始まってたっけなあというくらいの記憶です。
単行本買って追いかけてるのは本当にハンターxハンターくらい(ジョジョはウルトラだし)。
そんな自分でも、目次を見てみると半分以上は知ってるやつなのが凄い。
→アニメ化とか、売上げ上位に出てくるやつとか、なにかと話題になるやつとか。
→ていうか黒子ってマガジンあたりかと思ってた(無知)。
地味に凄いのが、巻頭の鳥山明の短期連載……の間に入る広告で、ジャンプ絡みだけで16ページあるというところ。
「ジャンプまつり」(大雨とか大丈夫かな)みたいなイベントから、アニメ情報はTV化/二期/劇場化があり、関連グッズがあり、ドラゴンボールが無料連載されているという「ジャンプLIVE」、果ては表紙を使ったARアプリまで出しています。
この熱気、この勢いはなんなんだろうと戸惑うほどですが、さんざん言われた「黄金期からの衰退」というのも今のところ杞憂なのかなと。
さて、今回の配信は「創刊45周年記念号」という単発企画です。
まあ最悪何年かかかるにしても、この分なら毎週配信が始まるのも時間の問題かなとは思います。
このあたり、
・しばらくは紙媒体と同発ではないかも
・電子版限定コンテンツとか付けるのかな
→連載~回記念に第◇話のカラー版を特別収録!!とか。
→実際、webマガジン系の無料連載作を再収録するだけでもお得感はある。
・デジタル限定の少ページカラー連載作品とか……はいろいろとよろしくないかな?(試しにやってほしいけど)
・結構定価はまちまちだけど、1/3/6/12ヶ月の定期購読割引とかあったらいいんじゃないかなあ
・過去のとてつもない資産を並べることも不可能ではないよなあ
・でも現実的には最新1年分程度でもバックナンバーを保持するコストはやばそう(?)
……という感じで夢は広がるばかりです。
まあぶっちゃけて言うと来月から開始されようが少年誌は(たぶん)購読しないです。
ただ、きっとジャンプが始まれば他誌だって、じゃあ青年誌も、月刊誌も、えっあんなマイナー誌も? という流れができるかなという願いやエールも込めてこの号だけは買っとかないとという気持ちにさせるものがありました。
※あったんだよ!!!!
そんなわけで存在自体に価値がある今号ですが、「電子版」としての側面も見ていきます。
収録されている「デジタル特典」はこんな感じ。
◇オールカラー掲載
・ワンピース:714話「ルーシーとウーシー」
・ナルト:638話「十尾の人柱力・オビト」
・暗殺教室:51話「息子の時間」
・黒子のバスケ:221話「テツヤ」
*
ちなみに着色担当は、上2作:アルトラエンタテインメント、下2作:Jネットワークスとのこと(覚えておこう……)。
肝心の出来栄えはまあ文句なしなんですが、自分の場合あまりにも電子配信寄りの意見なので参考にならないかもしれないってことは先に言っておきます。
まずざっと見ていくと、暗殺教室ではマーカーや水彩絵具のような質感が見られますが、ナルトだといかにもアニメっぽいクッキリした感じだったりと塗り方針に違いがあることが分かります。
あと、■前回ジョジョのカラー版を買った時にも書きましたが、単なる塗りつぶしの部分でもキャンバスに描いたようにザラついたノイズが仕込まれていたりするのがなんかいいですね。
→NARUTOの赤い背景に多め。
→なおジョジョの場合、吹き出しのセリフまでキャラごとに色分けされていたりする。
さすがに何箇所かは「ん? この色は……どうなの??」と思う箇所もあるにはありますが、全体的には巻頭カラーやセンターカラーがそのまま続いているかのような次世代クオリティでした。
→こういうものを作る求人がこれからどんどん増えるんだろうなァ……。
なお今回の4編は、いずれも同号に白黒の通常版が掲載されている最新話でした。
人間というものはどうしても比較しないと分からないもので、ブルーレイ再生環境を手にしたらあえてDVD画質がどれだけ粗かったのか再確認したくなるように旧世代と比較したくなるのが人情というものです。
すでにナルト、ワンピース、ドラゴンボールほか多数のデジタルフルカラー化が行われ、それらにより蓄積されたノウハウが、モノクロ版との同時掲載でこの晴れ舞台に投入されたと来ればこれ以上の訴求は無いだろうと思います。
改めてフルカラーのいいところとしては、アクション漫画で地面が吹っ飛んで無茶苦茶なポーズをとっていても一発で視認できるというのがまずあります(ジョジョとか)。
さらに重要なのが正確な色指定ですかね。
ナルトを見比べても、白黒の漫画では真っ赤な空の下で紫色の煙が立ち込めているなんて情景は100%伝わりません。
もっと単純に言えば、黒子キャラの髪とか瞳も全部色分けされてるよ(当たり前だけど)ってだけで、異次元の魅力を感じる方は少なくないんじゃないでしょうか?
こういった新興技術では原作者の手によるもの以外は認めないという向きもあろうとは思いますが、個人的にはどんどんやって技術革新を起こし続けてほしいところです。
◇大量すぎるおまけ:復刻掲載と全タイトルイラスト
・CROSS EPOCH:ドラゴンボールxワンピースのコラボ漫画(2007年掲載作)
・こち亀40年史の旅、前・後編:40周年記念の特別編(2008年掲載作)
→3つ合わせて70ページほど。
・WJ45th ビジュアルジャンプ:現行全タイトル各1ページのカラーイラスト
→こういう時、尾田先生の描き込み量はほんと頭おかしい(褒め言葉)。
→ソーマが普通にかっこよかった。
→ちゃんとハンターxハンターもあった!
→特別優待なのかスケットダンスもあった(全員集合的なやつ)。
こういうのもいいですね。
100ページ近い単なる「おまけ」をデジタルならば低コストで収録できるというのも分かりやすいメリットです。
今号では、仕切りのように「ジャンプ」のロゴだけのページがところどころ挿入されていましたが、あれだけでも紙媒体ではシャレにならないコストが発生しますしね。
あんまり電子版を優遇しすぎても変なコトになりそうですが、電子化が本流に乗るのはまだまだ先な現状ですし、価格以上に電子特典も大事なんじゃないかなあとも感じます。
そういう意味では進撃の巨人の電子版に期間限定カラーおまけが付くというのはとても面白いと思いましたが、ああいった試みはあまり増えてない印象です。(……知らないだけか?)
電子販売であれば「発売から一定期間だけ割引/おまけつき」みたいなことも可能っていうか実際に行われているので、ReaderやKindleといったストア側とも連携していろいろ模索してほしいと思います。
*
……以上、存在にも内容にも興奮ぎみなジャンプ記念号でした。
定期的な配信はまだ無理でも、第二弾、第三弾と続けていってほしいですね。
(作品自体の感想とかまったく書いてなかったけど、別にいいか)
苦しいです。評価してください。
アンバサ(Good):
*
だが断る(Bad):
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