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2014年4月15日 ■PC版で見る

2014年4月:春季アニメ初回の感想だよ!@蟲師、ジョジョ、ケンイチなど

 2014年春季アニメ初回(あたり)の感想です。
 動画まとめとかは■こちらから。
 なお、今季で見ているものは蟲師、ジョジョ、ピンポン、シドニア、ケンイチ、鷹の爪です。


 とりあえずニコニコ配信ページ(最新話のみ1週間無料)はこちら。
http://ch.nicovideo.jp/2014spring_anime


+蟲師 →◆公式
 謎の感動アニメでした。
 年初の「日蝕む翳」(ひはむかげ)もそうでしたが、途中のなんてことはないセリフとかが、なんか、来るんですよね。
  →ぼうっとして酒を飲むあたりはなんかもう、ね。
  →年初のほうは「まぶしくない……」のあたりが素晴らしかった。
 とにかくBGMの入り方やら演出やらの上品さが身に沁みいるようで、(最近言われなくなりましたが)「ジャパニメーション」を突き詰めていくとこれも一つの解になるんじゃないかと思います。

 全体的なカラーとしては、ホラーって感じではありませんが昔ばなしのような不気味さがあって、ちょっと人を選ぶところはあるかも。
 自分としては、うねうねする蟲たちの妙な神作画に目が行ったりするのと、今後どの程度のえぐい話が出てくるかにも期待しておきます。


+ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ →◆公式
 文句の無い仕上がりです。
 振り返れば1部の初PVが流れた時のあのガッカリ感は今でも覚えていますが、いざ放送されてからのあの絶好調ぶりもまた凄かったですね。
 こればっかりは見てみないと伝わらない何かが充満しているわけで、その点は今シリーズも同様かなと。
 毎度ながら、声優さんの演技、ちょっとした演出やSEも熱量が異常で、もはや正統なるジョジョ本編という表現しかできませんね。

 ただちょっと気になったのは、二話の時点で前回のあらすじが1分超えな点と、エンディングが黒バック(絵なし)のスタッフロールだったという点。
 んーーまあひょっとしたら先がものすごく長いっぽいし、いろいろ調整が大変なのかもしれませんね。
  →追記:3話のあらすじは10秒未満、EDも完成版の動画が入っていました(安心)。
 なお個人的にはぶるらじでの新旧ジョセフネタにも期待しておきます(まずいか)。
 そう言えば公式webラジオなんてのもあったので合わせてどうぞ。
  →http://youtu.be/mCKbCd-HBR0(まだ聞いてなかった)


+シドニアの騎士 →◆公式
 静止画だときれいなアニメでした。
 動きを見る限り、メカだけでなく人物も3Dのようです。
 まあ惡の華ほどではないけどさすがに攻殻みたいには行かないわな、という感じで、3Dアニメーション由来の動きの硬さ、コマ落ち感は全編……とは言わないまでも随所に感じてしまいます。
  →爆発の破片とかもちょっと機械的な印象があった。
 たとえば攻殻SACや、同監督の009(劇場作)なんかは描画は3Dだけど、動きは2D的という、いわゆるディズニー映画だとかスト4とかでも見られるような描き方をしているので、そういうのを知ってるだけにどうしても見劣りしてしまうかなと(慣れの問題かな?)。

 そう言えばガンダムUCでは、オーディオコメンタリーで変形のような無機的な動作はCG、動きの激しい攻防は作画みたいに、カットごとにものすごく細かく作り分けているという話がありました。
 まあこのあたりは青年月刊誌発という限界として割り切るところですかね。
 幸い(?)、人物とかのいわゆる「作画」完璧で、どいつもこいつも良い表情だと思いました(当然、頭身とかの違和感は皆無)。
  ※原作ファンは感涙してるはずだよ!

 内容的には、ちょっとペースが速い気もしましたがとりあえずエヴァ1話~2話序盤あたりまでを消化したという感じでした。
 まだアバン戦闘と、最後のうねうねくらいしか見ていないのでちょっと物足りず、さすがに先が気になります。
 ぶっちゃけ1話で切るつもりでしたが、評価が決まるのはゴリゴリの戦闘が本格的に始まってからかなと。
 ちなみにOPなんだかものすごくザワザワする苦手なやつでした(EDは良かった)。


+史上最強の弟子ケンイチ →◆公式
 記憶以上に王道少年バトルでした。
 なんだか久しぶりに見たせいか、たまに髪を下ろしたヒロインが出てくるとおっ新キャラが居るのか本気で思ったりしました。
 どうも先月に◆2日でバキを30冊くらい読んでいたのもあって、あれっ蹴られたのに指も歯も折れてないぞ? とか思いましたがそういうやつじゃないですね。
 「ケンイチ」は暗殺だの戦争だの言いつつもアパーとか聞こえてくるどこか柔らかく優しいバトルや、浮いてる系女子(意味深)を楽しむ作品でしょう。

 そう言えば今回はOVAのTV向け編集版ってことなんですが、その点は特に違和感なく、うまく時間に収まっていた印象です。
  →だいたい1話完結なのかな?
 そんなわけで、なんとなく細けぇことはいいんだよ! という感じで楽しめそうです。


+ピンポン →◆公式
 泣けます。
 思い切り初回録り忘れたわけですが、やはりというか安定のノイタミナクオリティでした。
  →全部見てるわけじゃないけど、ほんとノイタミナは良作以上しか出ない印象。
 特に今作は湯浅演出もあって、「原作・松本大洋」の期待に恥じない作画や、アニメ的なオリジナリティもギンギンに満ちています。
 ビルドファイターズでは6話あたりで「いい最終回だった」な状態でしたが、こちらも2話だけで長いロードムービーを見たような気持ちになりました。

 それにしても作画ですが、よくもまあここまでと思うほど原作の空気感が出ています。
 どういうノウハウや技術でああなるんだか分かりませんが、あの独特の揺れた手書きっぽい感じ完璧に再現されているように思います。
 また1カットが短くテンポがやたら早いとか、わずか数秒の風景でも手を抜かないというやる気の痕跡も全編から感じられます。

 強いてケチをつけるならOPが本編の使い回しなことですが、まあこれも早回しで工夫されてはいますね。
(オルターメモリーの前半は酷かったなあ……)
 まあ進撃なんかでも放送中にOPの演出が多数クオリティアップしていたなんて例もあるので、いずれ完成版に差し替えられることをちょっと期待しておきます(本編が良ければそのままでも構わないけど)。
  →追記:こちらも第三話では正式なすげーいいのになって一安心。


+鷹の爪エクストリーム →◆公式(再生リンクあり)
 いつもの鷹の爪団でした。
 こちらも短編アニメと言えど相当なロングランですね。

 なんとなく、旧シリーズで鷹の爪団からいじられる&ハイテンションツッコミ役森田(コウモリ)がちょくちょく出てくるようになってからネタの幅が広がったような気がします。
 初期シリーズのタンス男から恒例の新怪人合成今回もスベリ知らずでした。
 あとはビットワールドを抜けて独り立ちしてくれればいいのですがそれは言わないことにします。(いつも終盤で総まとめしてくれるのはありがたい)



 以上です。
 なんだか今季は金~土に見たいものが集中しています(録画続行のハンターハンターだけ火曜深夜)。
 ではまた。


蟲師 愛蔵版(1) (アフタヌーンKCデラックス)

◆VOICEROID+ 鷹の爪 吉田くん 初回限定版


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