月刊アフタヌーン2016年8月号を買ってきました。※電子版だよ!
周りのはだいたい未開封のガチャガチャです。(じわじわレビューしていきます)
・表紙&新連載:すえのぶけいこ「ライフ2 ギバーテイカー」初回は116P(!?)
→◆第一話無料配信(モアイ公式)
・新連載:渡辺保裕「球場三食」(きゅうじょうさじき)カラー4Pあり
→◆第一話無料配信(モアイ公式)
・四季賞出身作家 特別対談:沙村広明×五十嵐大介、4P
→公式で◆全文公開中。
・特別付録:「ライフまるごと一冊小冊子」※単行本1巻の内容を収録した小冊子
※もちろん電子版にも付いてるよ!
・完結:花井沢町公民館便り(……!)
・休載:なし
→隔号連載はヒストリエ:あり、ディザインズ:なし。(今月も無いのか……)
・28作品、948ページ+「ライフ」小冊子分209ページ
ドロドロいじめ漫画だった「ライフ」の名を冠したまさかの続編(?)は、いきなり116ページで開始。
とりあえず主人公(倉澤)は女刑事なので学園ものではないみたい。
初回は過去の出来事~顔見せという感じで、これからライバル役がどの程度のガチクズぶりを発揮するのかは未知数。
(どうせなら時計じかけのオレンジかファニーゲームくらいやってもいいんだぜ)
まあ正直ちょっと心配になるくらい見開きページの使いっぷりが豪快で、ページ数ほどには話が進まない印象。(次号も74Pだとか)
もうひとつの新連載「球場三食」ですが、これが意外にも非常に良かったです。
要するに「野球観戦マンガ」なんですが、コアなファンにしか通じないようなネタをていねいに紹介/解説していく方向性なので読みやすいです。
「今年も12球団すべてのFCに入会済みだ」とか、三塁審判のマイク(謎の小指)に号泣するとかいうあたりには狂おしい愛と熱量が感じられます。
球場内の食べ物描写まで異様に気合が入っていたりもするので、(自分みたいに)野球そのものには大して興味が無いとしても、ちょっと変化球なグルメマンガや日常モノとして楽しめると思います。
*■前号はこちら。(2016年7月号) ■次号(2016年9月号)
感想です。
元気花丸女の子!!
・ギバーテイカー/新:少女マンガでよく見かけがちな男勝りで媚びない私感を前面に出していくスタイル
*アオリが「女刑事vs史上最悪の殺人犯」なんだけど「史上最悪」ってほどでは全然ないような
→ これから なのかな?
*事件関係者にストレートすぎる内部情報をあっさり漏らしちゃって大丈夫なのか@p97
*シャバ初日(?)に風鈴とか用意してあっさり自宅まで突き止めるとかルオトさん有能
◇トップウGP/3:何が対話だちびっ子にも分かるように言ってやれいい加減にしろ乗ってるのはバイクであってクアンタじゃねーんだぞ(適当)
*
まあそんなことより、先月末あたりからこの件が大きな話題になっていました。
このたびはプライベートでお騒がせしてすみません。御伽ねこむさんと結婚致しました。今後も漫画を頑張りながら、生まれてくる子供を大切に育てていきたいと思いますので、夫婦共々、応援よろしくお願いします。
— 藤島康介@トップウGP連載中! (@fujishimakosuke) 2016年7月7日
普通こういうのは双方で足並みを合わせて発表するものですが、なんかお相手の方が一方的に大☆発☆表(→◆これ)した上で◆フェイスブックのほうまで姓を「藤島」に変えるとかし始めて
んで、2016年7月1日ごろに物凄い勢いで転載されまくった◆リークと見られる「7日までまてば解る」のコピペの存在もあくまで噂にすぎない(重要)……とは言え結構なキナ臭さを感じてしまったのも無理はありません。
→結局全部デマでしたってオチかもしれないので真相は不明。
まあ今回は「一寸先は大転倒!」(アオリ文)ってことで突風くんにもハイサイドの危機が迫っていますが、ともかく次号以降で華麗な危機回避&安定走行を見せてほしいところです。
(グレーな話題にも迷わず触れていくスタイル)
・おお振り/131:1回表の時点でフォーム変更見切ってるトモ有能
*一方、何一つ分かっていない保護者であった
・ヒストリエ/96:来たさ(来たんだけどなあ……)
・マージナル/37:主人公「人数は途中で半分まで減らして構わない」(←成長したなあ)(「適応」か)
*仲間を見捨てて逃げるとか残りの敵有能(相手が悪かった)
*この汚職警官いっつもキラキラしてんな@モミモミ警察
・波よ聞いてくれ/21:くさそう
◇げんしけん/125:2回も(略)@スーでいいじゃん → 3回も(略)@ヤっちまえよ
*それな@スーの理由 → ◆やっぱりそう思うよなあ(過去記事)
*だからこそ、例のspotted=まだらに対する「高坂」というわけだ@副題"High slope flower"
*なにげにアキバの夜景描写がガチである@表紙~直後
*えっ、とらの穴のムジナ?(難聴)
*そう言えばアキバ専用服(5巻の)ってどうなったんだろ
(2巻あたり見返したら今回と同じコートでニヤッとした)
◇花井沢町公民館便り/完:慈悲はあったけど、やはり救いは無かった
*もうあのシーンに行き着くためにすべての設定があったかのような最終回だった(つらい)
*引いた視点からの直接的ではないフワッとした闇エンドが逆に残酷である
→ なんとなく本作の雰囲気や世界観には理想的な幕引きだと感じた。
*開いたドアと閉じたドアが、どうにもならない「ただいま」側と「おかえり」側を象徴するようでせつない
*中井さんともっと早く出会っていれば……(いやどうにもならんか)@えっあっいやいや
*なお完結の3巻@9/23には描きおろしが付くみたい。(ほほう?)
◇球場三食/新:「愛の深さはつぎ込んだ量で決まる」を地で行くような漫画である(金とか時間とかね)
*野球規則第3条4項だけでも「誓約と制約」並に厳しいんですが……
*1コマでビール売りの兄さんの苛酷さを感じた@P19
*なぜだか分からないが確かに焼き鳥を串から外して食うのはNGだな
*「ここだ……見せ場だ!」(緊張)
*「ソーセージ・メガ盛り」→「800円!」(← ここになぜだか本作の真摯さを感じた)
*そして球場データがなにやらガチであった
・ヴィンランド/129:仕果たす >> 不名誉(ですよねー)
・対談@沙村広明x五十嵐大介:(→◆これ)要約すると「カエルの手足ってよく見るといやらしい」「ケモナー的にたまらない」との活発な意見交換があったようです(えっ)
*カレカノと一緒にディザインズが掲載される可能性が微粒子レベルで存在していた……?@LaLaへの投稿
・フラジャイル/26:ただでさえキラキラしがちなミクさんが中1に!!(この無敵感)
*「バスーン吹けます」→「お」 → (時間差びっくり)
*いっぽうフセロスに苦しむスイートピーであった
*ほぼ初対面でウルトラクイズかぶるくらい馴染んだ状況からでも迷わず空気をぶち壊していくスタイル(良いキャラだなあ……)
・コトノバ/28:ニコニコしててかわいいんだけど、何度見ても居るだけでちょっとゾワっとする感じが絶妙@インコ
・宝石の国/45:ガンプラの合わせ目処理で言う瞬着の「むにゅっ」みたいなもんか……@どゅぶっ
*もう少し様子を見ましょうか(2世紀くらい)
・アンダー3/24:助けたお礼(二次感染) → 人命救助(美しい光景) → まだとってもくさいわ(的確な診断) → 血清の威力!(死ーーん)
・零崎軋識/21:最強の名推理が闇口衆を追い詰める──!!@それくらいは分かるぜ!
*扉絵の着物(抜け殻)ゲットなんかいいなあ
*最強ポジティブと格下ネガティブの交歓であった@嫌なことは嫌々やれ
・BLACK-BOX/13:この汚いおっさんがめっちゃ吐くあたりがガチである
(ああーアフタヌーン読んでるな感がすごい)
・少女回路/10:漂う負けた感@なかよしアーチ
*ジャーン みたいなのと パァッ みたいな集中線、なんていうかいいの見つけたなあと毎回思う
(蛇足)
書籍説明が『ライフ2 キバーテイカー』になってて、なんだよ「キバー」って秋葉原か新木場あたりの隠語かよと思いました。
確認したところリーダーストアだけではなくAmazonとかも同様だったので原文のミスみたいですね。(そりゃそうか)
*
(追記)現在は「ギバー」に修正されています。
ちなみにタイトルの英語表記は"GIVER | TAKER"でした。
「与える者と奪う者(受け取るだけの者?)」というところでしょうか。
以上、◆好きなことを好きにやるのを優先しているのもあっていつも最新号の感想追記がクッソ遅いわけですが、いい加減嫌なことも嫌々やるようにしないと自分が目指す境界線は百年たっても越えられないな、と思ったアフタヌーン2016年8月号でした。
ではまた。
*■前号はこちら。(2016年7月号) ■次号(2016年9月号)
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過去ログはこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル
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*◆アフタヌーン 2016年8月号 [2016年6月25日発売](リーダーストア)
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