ガシャポン戦士NEXT SP04より、バンシィ・ノルン(デストロイモード):メタリックバージョンの基本レビューです。
大好きな機体だということを差し引いても非常に満足感の高い出来となっていました。
→公式ページ(画像あり)は◆こちら。
すでに今月の模型誌にてNEXTシリーズの終了が発表(→◆公式)されましたが、”それでも”……だろう? ということで、画像レビューや、以前塗った関連機体やガンプラなんかも一緒に振り返っていきます。
*前弾:Next24(戦国)は■こちら。 次弾:リアルタイプカラー02(ダブルオーライザー)は■こちら。
RX-0[N] : BANSHEE NORN (Destroy Mode) Metalic Ver.
前から。
見ての通り造形はたいへん良好です。
個人的にバンシィは濃紺じゃなくて、黒という印象が強いのですが、その点もほぼ青みが無いためとても好みな色合いです。
→人によるかな?
(追記)
パーツ構成はこんな感じ。
アームドアーマーXC。
ギザギザしていますが、かなりきわどいところまできれいに塗装されていました。
全体的に質は非常に良い……のですが、なんと正面の部分に塗装はみ出しエラーが。
SP弾は表面塗装というより材質違いっぽいので、これならカッターでこすれば取れる……かな?
(記念に残すという案も……)
*(追記)
デザインナイフで軽くつついてみたところ、簡単にポロッと取れました。
ほんのちょっと跡が残りましたが、まあ気にならないレベルです。
※やってみるものだよ!
背面。(やや前かがみになってしまった)
銃、バックパック+XC、つま先あたりはダークグレーっぽい色になっています。
背中にはマウント用のピンが。
全部外すとこんな感じ。
シールド+アームドアーマーDE。
サイズ的にもここは文句無し。
もちろん背中にマウントが可能。
ここにマウントするのは主にユニコーンモードなので不要ならピンを切っちゃってもいい……と思いきや付けてみるとこれはこれでいいですね。
裏側のディテールもぬかりなし。
※さすがだよ!
武装はビームマグナム+リボルビングランチャー。
一応ランチャー部分の前面には4つ穴のディテールも。
光の当たり具合でいい感じのテカりかたを見せます。
考えてみればシールド+銃というシンプル構成なのに、そうと感じさせないのがさすがに準主人公機といったところ。
(余談)
正直なところ灰色ガンダムばかりであまり良い印象が無いNEXTのSP弾だったので、(まあ1回くらい回しとくか)と思って出たのがコレでした。
外から黒+金っぽい色が見えた時はファーーーーーーーwwwwという感じでした。
(カプセルは黒)
過去の傾向では、SP弾でも白くない機体については最高の仕上がりになっていたように思います。
※私見だよ!
それが今回の場合はバンシィとケンプファーだな、と思っていたのもあって個人的にはこれ以上ない大当たりでした。
ちなみに……フルコーンやスーパーガンダム、00ライザーのようなニコイチは大歓迎でしたが、ケンプファー、グフカスタム、エクシアあたりの武装違いアソートというのは最後までどうにも気に入らなかったですね。
なお通常弾でのノルン(D)の収録はNext20で、当時は◆ゼータプラスの変形で満足して終わり(過去記事)でした。
ただ、やはりどこかで心残りではあったので、フルコーンと並べられるだとかもあるし、実質最終弾の一発勝負としていいオチがついたのかなという気がします。
まあNEXTシリーズも完全に終了ではなく、しばらくはリアルタイプカラー(実質的に、品質が悪かったというゼータ弾の仕切り直し+αかな?)があって、その後も新シリーズが予定されているとか。
どうも次回の模型誌で発表(?)ってことなのでそう待つこともなさそうですが、なんだか期待していいものかどうなのかという感じです。
※待つしかないよ!!
*
適当に少し。
◆Next19のフルコーン(過去記事)と一緒に。
1号機「結局バンシィ緑verは出ませんでしたね」
2号機「シャーベルナアー!」
こちらは、シリーズ初期にしてはかなり出来が良かった◆旧バンシィ@Next07。(過去記事)
混同されがちな首周りやアンテナ(金色部分)とサイコフレーム(オレンジ発光)の色分けがきっちり表現されているのがお気に入りで、NEXTシリーズをちょくちょく回すようになるきっかけとなった機体でもあります。
◇濃い色の機体にスミ入れをしてみるテスト@ジェスタ
やや番外編ですが、紺や黒の機体へのスミ入れについて少し。
テストに使用したのは、◆Next19を回してきた時にだいぶ量産されたジェスタです。
スミ入れに使用したのはゲルインクのボールペンです(1本100円くらい)。
二本とも同じメーカーだと思っていましたが、よく見たら三菱の「ユニボール・シグノ」(金)とパイロットの「ジュース」(銀)でした。
まず、これがノーマル状態(スミ入れなし)。
あまり深く考えずに金で塗ってみたのがこちら。
想像していたよりもずっと塗りやすく、発色が鮮やかなのが意外でした。
難点としては塗膜が弱いことで、指でなぞっただけで簡単に消えます。
ただ、ミゾの内側はそう簡単には消えないし、修正も容易なのでむしろ長所と言えなくもありません。
まあ塗った箇所を意図せず拭きとってしまうとか、平らな部分のスミ入れには向かないという問題もあるので、ある程度の割り切りが必要です。
(あと、指が汚れやすいのも注意点か)
なんとなく紺+金でバンシィっぽいなーと思っていましたが、これについてはちょっとゴテゴテ感がありますかね。
補足として、自分が買ったのは「シグノ・スパークリング」というラメが2倍のタイプだったので、普通のゴールド色ならもう少し落ち着いた感じになったかも。
あえて派手目にしたいという場合にはアリかもしれません。
続いて銀で塗ったもの。
こちらはわりといい感じに線が強調されているかなと。
黒以外では赤や茶色でスミ入れするのもわりとスタンダードですが、自分の場合なんとなく抵抗もあったりします。
そのあたり、この「暗めの機体に銀」は地味ながら無難におさまっている気がします。
後ろからも。
アップで。
サッサッと塗っただけでも結構線が浮き出ています。
やはり銀は白や灰色みたいなものなので、さほど印象を変えずに線を強調しやすい気がします。
実際にやってみると線がキラッと光るので、金銀以外のゲルインクペンでも
(ガンプラに応用してみたいような)
で、ここまで書いておいてなんですが、今回のバンシィについてはスミ入れをする余地がないというかそのままがベストな出来なので特に手は加えないつもりです。
まあその他の暗い色の機体なんかを黒以外でスミ入れしてみたいという場合には参考になるかなと。
◇予告@HGUC
自分は◆HGUCの旧バンシィのテストショットが出た頃(過去記事)からバンシィは真っ黒がいいなと思っていたわけですが、すでに1・2号機のHGUCキットはこんな感じに塗ってあります。
ここでは予告ということで少しだけ。
珍しく全塗装のHGUCバンシィ(旧)。
フレームを銀にしたのはやりすぎだったかもしれませんが、この機体特有の言うことを聞かない感じが出ているような気もします。
小説版風にしつつ、アームドアーマーもクローを可動化したり……といろいろやりましたが、レビューはまたいつか。
スミ入れ+部分塗装なHGUCユニコーン。
えーとまあ自分の中でこのサイトの命運を左右する作例になる……かもしれないとか思っていますが、こちらもなんだかレビューを書くのに勇気が要るためだいぶ先になるかと思います。
※ガチでいくよ!
思い入れの強い機体だけに、なんだかいろいろと脱線してしまいましたがレビューは以上。
ところで、ガンダムUCで一番好きなセリフって、なんでしょうか?
それが大人の特権だ、受け止めなさい、わがままを許してくれますか、シャーベルナアーとかいろいろあると思います。
でも自分の中ではダントツで「”それでも”、だろう?」(黒いユニコーンのラスト)です。
まあ「それでもと言い続けろ」とかに比べると知名度は皆無かもしれませんが、コレがあったためにバンシィの存在がより強く印象に残ったような気がします。
ちなみに↑のセリフはアニメ版では言わないのが残念だったりしますが、他にもマハディ・ガーベイの暴走、本来の役割(バックアップ)をするジェスタ、シナンジュを亡霊モードにしたクシャトリヤの秘技(←どれも見たかったなあ……)といった省略/改変された部分が多々あるので、興味があれば原作小説版も読んでみることをおすすめします。
そんなわけで、もうじき終わったり受け継がれたりするNEXT最新弾レビューでした。
ではまた。
*
*その他のガシャポン戦士Next関連は■このあたり。(過去記事)
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