アフタヌーン2013年12月号を買ってきました。まず雑感だけ。
・表紙:ヴィンランド・サガより、きれいなトルフィン
→きれいすぎで作者も「誰これ? まいっか!」状態みたい(端コメ)。
・カラー:ユイコさん、シドニア各2ページ
→もう1枚カラーはユイコさん単行本販促とGTA5(かっこええ)。
・思春期:女性誌「VOCE」12月号に出張掲載あり
・四季賞は「カワタレ 彼は誰」、「大駆ける襷」(おおがけるたすき)の大賞ダブル受賞で両作品を全ページ掲載
・風姿十二花・10月「烏瓜」:だらーん
・折り込みで大収穫祭(プレゼントやサイン会)関連と、げんしけんのアニメ付き特装版情報
・単行本作業が告知されていたおお振り、隔月(?)の影技以外は休載なし
巻末では、蟲師の前後編読み切りとカレンダー付録について情報があり、未公開プロジェクトが11月中に告知されるとのこと。
■前回(11月号) ■次回(1月号)
続きです。
豆腐は 大好物ですっ!!
◇雑感(だいたい掲載順)
・げんしけん:恵子ルートはちょっと……
・ヴィンランド:ばふっ
・思春期:「見学スペース」から無言で離れるみたいな描写が嫌いじゃない(げんしけん的な)
・プ~ねこ:器用な舌フリーダムすぎるだろ
→次号でステキな発表があるかもしれないらしい(これは……)。
・にえらんねえ:アオリ文で「詩人本人ではなく作品から受けた印象をキャラクター化」と注釈が
→元になったという詩を「詩人」として詠んじゃってるし、武将萌えみたいなものと取られて当然な気がする(それじゃダメなのかな)。
・今日の:ユイコさん陥落する
→主人公「かっかわいい」で終われたはずだけど、まだこのシーンが続くのかな?
(謎の彼女もそろそろ続きものが見たいなあ)
・スパイの家:第二シーズン開始、見どころは人妻の緊縛
・江古田ちゃん:おねぇちゃんアンチスレ立ってた(驚異の特定力)
・宝石の国:コン(ストレス)
→今さらだけど、髪の毛は糸状ではなく、ビニールのような感じなのね(端がめくれた描写があったので)
・天地明察:不吉……?(なんだそれは!!)
・ヴァムピール:隔月とは言え、貴族の屋敷とか衣装の作画がいちいちハイレベルだった
→題材もドロッとしてて好みだった。
・言の葉:完結。男女共に※ただし(略)な印象だった。
・ラブやん:コキリ(こっ校長先生ーッ!?)で死ぬほど笑った
・ミズサキマキ:あの髪型のほうがいいのは同意
*
◇星のポン子と豆腐屋れい子
集中連載・第三話にて完結。(単行本は出るらしい)
ラスト3ページのせいか読後感の良さが際立っていました。
全編を通して感じたのが品の良さです。
→単にやってる内容だけではなく、見せ方とか展開とか。
こういうのをなぜってうまく説明できないんですが……口語的な(芝居くさくない)セリフ回しだとか、徹底して過剰に描かない表情だったりとか、演出が理性的に制御されているという硬質さを感じました。
たぶん、「あざとさを感じない」ってことなんだと思います。
※言ってる自分でもよく分からないよ!
今回は、無言・無表情でスイッチを繰り返すところと、「わからないなあ…」と純粋に疑問を感じてしまうシーンがなぜか強烈に印象に残りました。
お互いの価値観・道徳観が異質すぎてまったく咬み合わない……という見せ方がもはや純文学で、良い物見たなという感じですね。
◇四季賞:「カワタレ 彼は誰」夏央祐新
・優秀なので一夜で麻雀マスターしました
・(よく分かんないけど)賭け麻雀って違法じゃなかったっけ
・おまえが言うなって話だけど、ちょっと強調フォントが多い気が
・そのうち「そして時は動き出す」とか言いそうな顔
◇四季大賞:「大駆ける襷」(おおがけるたすき)児玉潤
・初見でタイトルが読めない
・絵むちゃくちゃうまい
→デジタルなのか、髪の毛の塗りが独特。
・おお振り、マージナルみたいな理論派マンガになるか?
・紹介ページの時点では女子マラソンかと思った(下まつげっぷりが)
・そのうち「ゴトー・ヴィ・ブリタニアが命じる、おまえ3区走れ」とか言いそうな顔
このキャラと画力で連載されれば一部のお客様が黙っちゃいないかもしれない児玉潤氏ですが、最新作の「心臓ちゃん」がすでに前号のgood!アフタヌーン#36(2013年11月号)に掲載されたとか(見てない)。
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13872/newest/2278(ここには名前があるだけ)
評判しだいですが、この分だとまた名前を見る機会がありそうですね。
以上です。ではまた。
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■前回(11月号) ■次回(1月号)
これまでの分はこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル
月刊 アフタヌーン 2013年 12月号 [雑誌]
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