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2013年6月26日 ■PC版で見る

2013年6月:いろいろ買ってきたよ!(月アフタ、真説TWIM、ドラゴンヘッド、電プレ


 いろいろ買ってきました。
・月刊アフタヌーン/2013年8月号、表紙はアニメ化間近のげんしけん
・真説 ザ・ワールド・イズ・マイン/2巻(Reader Store版の#1~3)
・ドラゴンヘッド/全10巻(中古)
 →あと、次回はE3号だろうしたまには電プレでも買っておこうかなと(あとで)。

 とりあえず「宝石の国」ですが、単行本(7/23)発売記念でフルアニメーションPV製作中だそうです(素晴らしい)
 衝撃のラスト(毎回幕引きがじわじわくるんだよなあ)だった前号に「重大発表」とか書いてあったので気になってましたが、単行本以上の重大発表ってなんだと思ったら、「連載6回で2回目の表紙」に続き1巻が出る前にアニメ化という安定の好待遇ぶりで安心しました。
  →次は特装版とかで海洋堂の……(略)。
 製作は◆スタジオ雲雀というところで、サイトにあるTAF(東京国際アニメフェア) Trailerを見るとMAJORペルソナ(たぶんザ・ゴールデン)にも関わっているようでクオリティは期待してよさそうです。

 ちなみに表紙に大野さんが居たので塗装中のグフカスタムも入れておきました(グフではないが)。
 わりとノープランで実験的なものに仕上げる予定(余談)。

 電撃プレイステーション(Vol.545:右)も買ってきました。
 画像左は5年くらい前のヴェルサス表紙号です。



■Readerの各種キャンペーン、購入宣言など

■アフタヌーンの感想とか

◇ドラゴンヘッド
 正直に言うとReaderストアで何を買おうか迷ってブックオフでいろいろ立ち読みしてみようか、もし一巻とかあれば買っちゃおうかとか思ってました。
 しかしまあ、名前だけ知っているような作品が各百円で全巻並んでるのをたくさん見るといろいろどうでもよくなってくるものがありました。
 中には保存状態が「とても」悪いものもありますが、それでも105円、全十巻なら1050円で完結です。
 電子販売のメリットの一つが「無劣化」なわけですが、そもそも1~2回読んだらもう読まないものも多いですしね。

 つまり、中古でも新刊でもなく今後、電子販売で買うべきものっていうのはこんな感じかなと。
・最新巻、本当に面白そうなもの →新品でも即買いしたいもの
・カラー版やビックボリューム版 →電子ストアにしかないもの
 まあ税金や保険料の年額でびびったこともあって、身の丈にあった買いかたをしようかなあなんて思いました。 ※切実だよ!


 そのへんはともかく、衝動買いした「ドラゴンヘッド」です。
 初版から見ると連載開始は1995年、完結は2000年ってことで、当時生まれてない人もそこそこ居るんじゃないでしょうか。
 自分の場合ずっと前に1~2巻くらいを読んで、ゲスなやつがゲスなことをしてるなあというのだけうっすら覚えていました。
  →装丁がキモカッコイイのもかなり印象が強かった。
 ゆっくり読もうかとも思いましたが、先が気になってしまい一週間もたずに読み終えてしまいました。

 あえてイマ風に内容を言ってみると、
  「特に理由のない絶望が主人公たちを襲う────!!」
 といった感じ。

 まったく何が起こっているやら分からない極限状態で、ブルブル震えたり発狂したり襲われたり殺したり腹が減ったりしょっちゅう吐いたりする漫画です。
 物語が進むにつれ、徐々に壮大な謎が明かされていく……かというとあんまりそうでもないというあたりは、いわゆる「セカイ系」の走りと言えるかもしれません。
  →セカイ系ってのも定義があいまいみたいだけども。

 登場人物はそれなりにたくさん出てきますが、わりとクズが多いです。
 だいぶまともな主人公やヒロインですら、イラつくと互いに暴言をはきがちだったりします。
 話が進むと本格的なクズの皆さんも出てくるので、こういうのがイヤな人は読めないかもしれません。
 
 ただ、物語って純真な萌えキャラやキラキラした美男子ばっかでもやっぱりつまらないし、こういう作品も必要ではあると思うんですね。
  →みたいなことが「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」に書いてあります(おすすめ)。
 もし物語を作れと言われたら……やっぱりカッコイイ主人公にカッコイイ場面を真っ先に想像しそうなものですが、クズ達のクズすぎる妨害に消耗しながら仕方なく進んでいく話ってのも、一周まわって良い薬になることもあるんじゃないでしょうか。

 で、結局のところ「ドラゴンヘッド」が名作かっていうとそれはん? どうかな? というところですが、人間のどろっとした描写や、根底にあるテーマなんかでいろいろ考えさせられるところがあってなかなか面白かったです。
 とりあえずこれが千円なら大満足なので、また今度何か買ってこようと思います。
 ところで中古販売って作者にまったく還元されなかったりしますがそれは知ったことではない感じです。
 (面白いものが合法的に読めるならクズでいいや)




◇Reader Store@2013年6月
 なんか毎月ポイントがやたら入るのでちょっとずつ買っている電子コミックです。
 今月はドラゴンヘッドも買っていたので、真説ザ・ワールド・イズ・マイン/第2巻のみとしました。
 愛蔵版のため各巻(全五巻)ごとに350円x3で三分割されています。

 内容は、今のところまったく空気を読めない原始人みたいな奴が爆薬とか銃とかも使いだしてえらいことにみたいな感じ。
 作者インタビューでは「道徳の教科書」として描いたとかで、まだまだ導入部に過ぎないのかなと。


今月のポイント
まとめ買いキャンペーン:1,000円以上買ったので100ポイント
・7/3配信のメルマガ「クリックで追加100ポイント」
・7/3付のお客様ご愛顧感謝ポイント200ポイント

 そんなわけで、毎回残額をゼロにしても翌月の初週には400ポイントくらい入ってるといういつものパターンでした。
 これは、毎月400円くらいずつ無課金で買っていくことも可能なのかな?
 あるいは課金額ごとにご愛顧ポイントが変わるとかなのか……そのあたりはよく分かりません。

 ちなみに6/25に決済したのですが、その翌日の6/26~6/31300円以上のコミック1冊ごとに50ポイントという別のキャンペーンをやっていたらしくあららという感じでした。
  →◇「HAPPY COMIC 5DAYS」キャンペーンのお知らせ
   http://info.ebookstore.sony.jp/2013/06/happy-comic-5days.html

 あと、どうやら「まとめ買い」のキャンペーンは軌道に乗ったと見えます。
 これはポイント設定が若干上下した程度で、今月もそのまま続行していました。
  →http://info.ebookstore.sony.jp/2013/07/s.html
 付与されるポイントは有効期限があり、月の中旬までに買うと月末、下旬に買うと来月末というのもそのままです。
 この有効期限の関係で「買うなら月末に・・・」となりそうですが、やはりというか7/11までの半額キャンペーンが実施されているあたりはさすがです。
  →内容も聖☆お兄さん、グラゼニ、悪の華というメジャータイトル。


 気になったところで、テルマエ・ロマエ(完結巻)の「購入宣言」というキャンペーンがありました。
  →http://info.ebookstore.sony.jp/2013/07/725-01af.html
 いわゆる電子予約に近いものですが、あらかじめ「買うよ!」と宣言をしておくだけで、実際に買った時に50ポイントが入るというもの。
  →宣言は配信前日まで、購入(成立)は配信からの10日間まで。
  →宣言して買わない分には特に問題なし。
 これって事前決済より圧倒的にリスクが少ないし、目を引く配信日告知にもなるし、実質50円引きのアピールにもなるし、さらに「どうせ買うならまとめ買いキャンペーンに合わせて……」みたいなことも考えそうで本当に えげつないなあ うまいこと考えるなあと思いました。

 どうも先月も「竜馬がゆく」で同様のキャンペーンをやっていたみたいなので、こちらも定期的に注目タイトルをピックアップして実施されるかもしれません(っていうかしそう)。
 すでにPSNではゲームの事前購入もわずかながら始まっていますが、この「購入宣言」もうまいことフィードバックされたら面白いことになりそうな気がします。




アフタヌーン感想@2013年8月号
 新連載3本、完結も三本。休載は「ヒストリエ」のみ。
 「タナトスの使者」は次号から新シリーズ再開(のはず)。

さてはおまえ のびのび育ったな (宝石の国)


新連載
 「毎号新連載」ってことで、今号も三本が開始。
・十野七/芸能すまいる日和→いかにもまんがタイムに載ってそうな優しい4コマ。
 なぜか同氏は「げんしけん二代目」アニメ版のアフレコレポート漫画(3ページ)も担当。
・端野洋子/はじまりのはる:チェンソー・ラプソディー→震災復興を描いた連作みたい。
・野村亮馬/キヌ六媚びない系ロリのSFというか近未来なアクション。
 以前にも連載されていたようで(ベントラーベントラー)、明らかにクオリティが違うという印象。
  →人の表情とか、1ページで起こっていることの多さとか。


完結/離脱
零崎双識の人間試験
 改めて決め台詞までの盛り上げ具合が人類でもトップクラスに上手いなあと思います。
  →あの筆ペンみたいな吹き出しは特許でも取ったらいいと思う。
 シャフ度にも劣らないポーズもかなりの情念が感じられて好きな作品でした。
 終わってみるとこれで終わり?という感じでもう少し見たかったところ(原作が図書館にあったなあ)。
 ただ大人気御礼ってことなのか、10月号(8月発売)に読み切り掲載があるとか。

ネメシスの杖
 官僚もの(?)で難しい内容だったかなと。
 よく言えば上品、悪く言えば地味でした。
(もっともっとエグい話のほうが好きなもので……)
 ちなみに印象に残ったのは、何話か前で東洋眼虫をもらって変なテンションで喜んでたあたり。

ベムハンター・ソード
 前後編というか読み切りx2で、そのうちまた新作があるとのこと。
 いろいろ古臭い感じだけどケツが8メートルのネタ振りはなんかよかったです。
 同氏の「ブルー・ワールド」新装版の告知の意味合いもあったのかな?


来月号予告とか
 話がこんがらがっていた百舌谷さんがついに完結(どうやって終わるんだろ)。
 「天の血脈」は取材のため休載。
 新連載は「勇午」原作&四季賞(2010春)出身による諜報ものだとか。
  →予告の一枚絵はおっさん女の子もかなり良さげだけど、小物がベタCGな感じ。

 変わったところで、冬目景氏によるポスター連載が始まるとか。
  →名義は「冬目ケイ」になるみたい。
 「冬姿12花」(ふうしじゅうにか)の名前の通り、1年かけて12作の長期企画です。
 とりあえずGoogle画像検索してみるとこんな感じ(ACONYはもう少し見たかったなあ)。
  https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E5%86%AC%E7%9B%AE%E6%99%AF&oq=%E5%86%AC%E7%9B%AE



 新規と完結だけ触れるのもなんなので、今月号で印象に残ったこといろいろ(掲載順)。
・げんしけん:二代目のクッチー(とスー)って話を強制終了させたり強制進行させたりで活躍してるなあ
・こたつや:たしかに清々しい表情、ってか38ページってすごいなあ →次号でカラー付きみたい。
・マージナル:いきなり言われた英語を音で暗記して、後日カタカナから和訳するという超人ぶりは何かの伏線……?
・宝石の国:歴史上最も美しいナメクジがここに爆誕
・さわれぬ神に:横行するリア充によるカジュアルぼっちの兆候
・ラブやん:ぐるんぐるんぐるん(これはひどい)

月刊 アフタヌーン 2013年 08月号 [雑誌]


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