それほど期待してはいなかったものの、「破格の可動。」と銘打ってあるアクション性はたしかに凄まじいものがありました。
その分ディテールがイマイチなのは否めませんが、今回は技術を可動性につぎ込んだというところでしょう。
また、去年展開していた■マグネットアクションと違ってブラインドではないことと、四百円弱という価格もあってだいぶ買いやすくなっています。
で、以前■コンバージSP02を買ってきたのですが個別記事を上げていなかったので、今回は両者の比較も含めてレビューしていきます。
ちょっと自分でも頭おかしいんじゃないかというくらい画像を追加しておきましたので参考にどうぞ。
■↓コンバージvsアサルトキングダムの各部画像比較へ飛ぶ
■↓可動性に挑むアクション画像までスクロール
箱。
内側にはケージの組立解説が。
食玩なのでガムが入っています。
コンバージと同じソーダ味でした。
中身はこんな感じ。
なおコンバージSP02(の、シナンジュ)はこんな感じ。
とりあえず本体を開けてみます。
特徴的な羽根バックパックは縦方向にのみ少し可動。
さっそくコンバージとアサルトキングダムの各シナンジュを比較してみます。
パイプの灰色や頭部バルカンの銀だけでも随分印象が違います。
が、そこは値段不相応として知られるSP02。
なぜか腹のあたりの金枠はスルーという詰めの甘さです。
まあ全体のディテールはコンバージが圧倒的に上ですけどね。
アサルトキングダム(以下AK)の頭部。
なんでしょうね、なんとなくすっぱいものを食べたみたいな表情です。
コンバージ(以下CV)の頭部。
さすがによくできています。ただ、できれば奥のモノアイは緑にしてほしかった。
ちなみに自分のはやや不良品で、ツノの片面がザラザラしていました。
シールド。
CVと比較するまでもなくAKシールドはだいぶエグいことになっています。
裏側はもう目も当てられません。
ライフル比較。
CVは右手首と一体化しています。
銃口付近から。SDとは言え、とても同じ銃には見えません。
AKのはなんか細長いなあと思ったら、本来シナンジュのライフルはこんな感じなんですね。
→参考:◆Google画像検索:シナンジュ
となるとコンバージのバズーカみたいなやつは何? という感じですが……なんなんでしょうね。
AK手首パーツ。
左右ともに握り手+開き手があるのがとてもうれしいところです。
ただし、接続部は棒状なので可動はやや限られます。
足の裏比較。
AKの仕様が豪快ですが、足の裏も同じ口径の穴なのでスタンドで立たせることができる……と言いたいところですが、さすがに両足分のスタンドが無いとキツイと思います。
AKの肩アーマーは一部可動します。
まあそれだけなんですが、ここが動くかどうかでもアクション性がまったく違うでしょうね。
さて、「袖付き」の象徴である手首を比較……おや?
あ、あれっ……? まあ、そんなものか……。
というわけでAKシナンジュの袖はリストバンド状態です。
※金ぶちがあるだけマシだよ!
あと、肘にもまた豪快な穴がありますが、やはりシールドだけでなく付属スタンドを接続することができます。
これはもう見栄えより何よりアクションを優先した結果で、その分ポージングの可能性は広がっているのかなと
比較は以上。
というかコンバージは以上。
(気が向いたら画像を追加します)
自分としてはコンバージの長所は小さくて自立させやすいという点かなと。
せっかく買ったものだし何度でも画像に残したいので、ちょっとした時に画像に差し込むことが多いです。
……まあ最近はラインナップ的にスルーしてガシャポン戦士NEXTばかり買っていますけどね。
やられてばかりのアサルトキングダムですが、ここからは可動性で本領発揮です。
何はともあれSEED撃ちから。
さすがに脅威の可動で、ほぼ文句無しのポージングを魅せてくれます。
ちなみに自分は360円で買いましたが、この可動性に関してはさすがバンダイの一言です。
この時点で「ディテールがどうこう」を吹き飛ばしてしまうものがあります。
では腕の可動から。手始めに腕組みさせてみます(ちょっとムリがあったか)。
肘は90度をやや越えるあたりまで鋭く曲がります。
やっ、どーも
↑これですが、手が自然に後頭部に触れています。
冷静に見るともの凄い可動性なんじゃないでしょうか。
続いて脚の可動。正座はムリですがあぐらは可能です。
ヒザ可動は120度くらいで、股関節については水平近くまで開脚できます。
ズコー
こんな感じで、脚も前に高く上がります。
フロントアーマーを無理やり押す感じなので、ここを細工すればもっと上がりそう。
座ったままの姿勢!! 膝だけであんな跳躍を!!
このように、つま先をピーンと伸ばせるのもかなりポイントが高いです。
UUUUUUURRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYもこの通り。
さらに、62秒でケリをつけることすら可能です。
……といった感じで想定以上の可動域を発揮してくれました。
やはりディテールや目元はアレですが、いろいろポーズを取らせるにはこれ以上無いという感想(安いし)。
まあ自分としてはマグネットアクションにだいぶつっこんだ(ユニコーンもバンシィもある)のでしばらくはスルーですが、今後のEXクシャトリヤや新たなシリーズにも期待が持てそうです。
さて、遊びは終わりだということであとは適当に。
一見簡単そうですが、並のプラモではまず無理なアクションだったり……するかもしれません。
骨法使い。
グリコ。
電子の歌姫。
クイズ王。
だいたい気が済んだので今回は以上です。
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