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2016年7月25日 ■PC版で見る

アフタヌーン2016年9月号:鍛えまくって(画力で)ボコる選択肢

月刊アフタヌーン 2016年9月号買ってきたよ!

 月刊アフタヌーン2016年9月号を買ってきました。※電子版だよ!
 横のは一緒に買ってきた「テンプリズム」7巻・オールカラー版(を入れたVita)と、思うところあって買ってきたHGUCヤクトドーガ(ギュネイ機)です。

・表紙:フラジャイル
・新連載/1:寺田亜太郎「あやつき」55P、カラー2Pあり
 →第一話◆無料配信(公式)
・新連載/2:鈴木ミニラ「聖域コンシェルジュ」28P、カラー2Pあり
 →第一話◆無料配信(公式)
・四季大賞@2016年・夏:手石ロウ「兄鬼爆弾」52P

・読切:尾崎かおり「ラブレター」53P
・完結:探偵プロビデンス
・休載:葬送のリミット、波よ聞いてくれ
 →隔号連載はディザインズ:あり(待ってた)、ヒストリエ:なし。
・28作品、936ページ

 前号の予告にありましたが、アフタヌーンは現在7ヶ月連続で新連載が始まっています。
 うち2つ(+今月1つ)は短期連載ですでに完結しているものの、2016年3月号の「発症区」から今号までですでに十作というハイペースぶりです。(単行本の数も毎月すごい)
 読者としては正直ちょっと大丈夫かなという気持ちもありますが、四季賞を目指す方にとってはこれほど心強い雑誌もそうそう無いんじゃないでしょうか。
 もちろんラインナップ的には新人ばかりではなく「トップウGP」「ライフ2」のようなものもあるし、次号も何やら非常に期待できそうなものが控えているので楽しみです(主に作者近況が)

 しかしまあ新作をざっと見た感じ、堀北のどうとかはたとえネタでも言っちゃいかんとか、劣化ラブやん?(首長え)とか、えっいぬやしきからのガンツ?とか……さすがにちょっとどうかなと思うところもありました。
  → 表紙のザッキーに誓って、この記事に嘘は無い。(キリッ)
 ただ四季大賞の「兄鬼爆弾」については憎悪や恐怖の表現が狂気じみた迫力で非常に読み応えがありました。
(キモい画風なのかと思ったら爽やかなイケメンも描けるようで底が知れない……)

 なお、某作者が先日話題になった例の件についてスルーせずに(形だけでも)触れていたのを見てなんとなく安心しました。(重要)
 そして個人的には、「ラブやん」を引き継ぐかのように巻末が定位置になりつつある「アンダー3」来月も読めることを確認して胸をなでおろしました。(超重要)

*■前号はこちら。(2016年8月号) ■次の号(2016年10月号)


 感想です。

 
 4月8日は記念日です
 

・おお振り/132:逆襲の完全サク越えでサクラサク佐倉くんUC
・ライフ2/2:女性差別系の脇役の露骨なクソザコ感すごい
*さすがに紙袋は本人じゃなかったか(MONSTER的な方向かな)
・トップウGP/4:……ガンキャノン?(しかもメガサイズ?)
*あーこのガッツポーズは張本氏ブチ切れですわ
・フラジャイル/27:タリホー白熱教室にありがちな答えのない二択
*敵の背後でR1(CQC)→L1長押し+左スティックで気絶した敵を移動可能@借りてくわー
*癌の良性悪性の鑑別(参考意見)(うわあ……)
タリホー! 無駄(剖検)だらけのそんな岸先生の仕事ぶりが好き@近況

◇球場三食/2(プリド):まだ2話だけどいい最終回だったな……(的な空気)
 → 「雨だ……」の終わり方もなんかすげー良かった。
*人呼んで「漫画界の球食登板」(きゅうしょくとうばん)だそうな(誰うま)
*ちょうどこの前タモリ倶楽部の3D出力した地形の回でこの辺やってたなあ(球場すぐ近くのダムの存在感がすごいとか)
>> 紙コップのビール泡ばっか問題 <<(こういうガチ勢ならではの意見があって、べた褒めばかりじゃないのがイイ)
*清原の顔がかっとばせ(コロコロ)の頃の細面だなあ@P307(なお、現在は)
*茶摘み姿な売り子さんの汗だく感がガチすぎる件(夏は大変そう……)

・げんしけん/126:スー ←萌え / エロ→ 波戸 ※男
高坂&咲ねーさんが居る時の話の早さは異常
・宝石の国/46:「悪くないわぁ~」(大好評)
百年に一度のニューフェイスボケはさすがに
 → 「てめーほんと粉」って言い方いいなあ。
「~取り戻す」まで可能とか旧本体ぐう有能か(同じ顔なのに知性感が対極である)
*近況でPSVR絶対買う宣言している恵・市川両先生は果たして仮想レッスンから帰ってくることができるのだろうか(当分買わないけど感想は聞きたい)
 
◇ディザインズ/7:◆お米様抱っこされる幼なじみであった
ハウンドB=ベイブのことかな(ペグとハウンドとか言われてたっけ)
痕跡残さない系の回収班が持ってるのは火炎放射器かな?@P4
*何やら有能っぽい会話の中、やはり無表情のカエルである@P5
 → 悲しみを表現する言葉も表情も、行動すら皆無というのがまた……。
クルッポー
*指揮してるのは◆読み切りの時の二人かな、と思ったけど普通に喋ってるし(ハゲてないし)別人か
*だからクーベルチュールはそのコマでいいのか(いいんだけど)/いくつか単行本追加カット使ってるかな?@解説ページ
 *
*サルが朝という言葉を認識している……?(寝てる時の天使のオブジェもなんだか意味深)
*ひょっとして歯は無いのか(スライスチーズとベーコン?)@君の口でも食べられる
鼓膜のような皮膚って音に敏感なだけかと思ったらそうでもないようだ
 → 1P目の手で触れているのは情報収集的なこともあるのかな。
*背中の皮膚だけじゃなくて右目にも写輪眼的なサムシング仕込んでるな
 *
*規模の大小はあれ、世界のどこかにはこういう標本たちが現実に存在するような気がする
 → ゾウ頭はいろいろな意味でヤバすぎるで……。
オクダ氏、涙のクレーム(ええ……)@もっと慎重に
*\ジャラジャラ/ → 両生類かな? → >> 巻き貝 <<
*ああショーンは警備部門って立ち位置なのか(あちこちで買収したPMCがここに集まる、と)
*盗聴? → アーワンと繋がってる? → ジャスミンを潜入させる仕込み? → 「でまかせだけどね」(これもうわかんねぇな)
(毎度ながら情報量の多い漫画である……)

・愛を証明/8:前回までのあらすじ→「ゲットした連絡先をもとに『家に誘ってセックス』を目指す!」(身もフタもねえな……)
・四季賞2016年夏(の選考会こぼれ話):「どう射殺するか」しか考えてなかった高橋ニキであった
謎ジャンルが集まることに定評のあるアフタヌーン
*「あざとさ」より「作家性」を重視することに定評のあるアフタヌーン
*どんな作品も受け入れることに定評のあるアフタヌーン(100P超も可)
「みんな来いや」頂きました@エンタメから純文学系まで

◇兄鬼爆弾:グワン グワン グワンの絶望感えぐい
恐怖政治ニキの雑な一言で覚醒するブルースリーであった
コリャッ☆ → ブルース割り → あぁ!?(闇堕ち)
*じじい(いいね!)
*分かりやすいケンカではなく、(スッ)でいろいろ切り替わってしまう感じがなんかもう
兄鬼のプレッシャーの次元が違いすぎる件(これもうガンギマリの猟奇殺人犯が家に押し入ってきた時の演出だろ)
*ニヤけ顔の結末に読者のハートがボコられる凄みのある作品でした

・BLACK-BOX/14:くそ汚いおっさん同士の飲み屋シーンが熱い
ベキ(こいつ話できねえな)
ゴッ(こいつ社会生活できねえな)
・少女回路/11: /// → ドヤァ(!) → /// → ドヤァ(!)@初めてビキニ
・人間ノック/22:ガチ回かと思ったけどやっぱりただの真ん中に「負ける」という字が入っているところが最高に格好良い回だったのはさすがに@大当たり
 → ほんと良いキャラだなあ……。
*実はオチのための壮大な前フリに過ぎなかった◆エスパーニャンコの件をちょっと思い出した
・アンダー3/25:なんて安らかで満ち足りた顔をしているんだ……@この世で最大のアレ
バロームモグラ(大騒ぎ)とバロームリス(大騒ぎ)が普通にかわいい
*毎回思うがこの漫画のアオリコメントには「凄み」がある
*毎回思うがいつも欄外に出てる四百九十九人斬りの電子化ってワンチャン無いですかね
 →(追記):されました&買いました。(やったぜ)



(余談)
 ちょうど◆リーダーストアにて漫画を一度に2冊以上買うと20%ポイントバックのキャンペーンがあったので、一緒に曽田正人「テンプリズム」7巻を買っておきました。

 以前◆1~4巻の無料配信(レビュー記事)を見て続きが気になっていたので、先日も類似のキャンペーンで5~6巻を買ったところ期待以上のカラー具合だったので驚きました。
 ちょっと高めですが、今後もキャンペーンなんかに合わせてちびちび揃えていくつもりです。
(レビューはそのうち)

 ちなみにフルカラー版のため単行本1冊で約150MBもあります。

 ちょっとタブレット内の容量確保もしつつ、そろそろPCブラウザからストリームで漫画を読むスタイルに切り替えていったほうがいいのかな、という気がしています。
 いちいち全部落としてから読むのではなく、読みたい時にオンデマンドですぐ読めるほうが現代的というか。

 そのあたり、もちろんリーダーストアPC対応なんですが自分の環境だと対象外だったりするのが悲しいところです。
 今のところは、他の理由も色々あってPC買い替えプランを練っているところです。



 以上、ニヤけ顔や古参の獅子、じっと作業を見守るカエル、そのうち中毒で死にそうなおっさん、あと好きな色を好きなように選ぶ請負人あたりでこいつの漫画には……『スゴ味』があるッ!と感じた2016年9月号でした。
 ではまた。

*■前号はこちら。(2016年8月号) ■次の号(2016年10月号)
 過去ログはこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル


S.H.フィギュアーツ ブルース・リー 塗装済み可動フィギュア

◆アフタヌーン 2016年9月号 [2016年7月25日発売](リーダーストア)

アフタヌーン 2016年9月号 [2016年7月25日発売] [雑誌] (Amazon/Kindle)


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