PS Vita用電子書籍リーダー、無料アプリの「Reader」を使用してみました。
今回は、原作者の佐藤秀峰氏が著作権を放棄したことで電子版が無料配信となっている「ブラックジャックによろしく」を電子閲覧するところまでがゴールです。
(※追記)
その後「ブラックジャックによろしく」は有料になっていました。
ただ、いきなり10円くらいのセールになったり、3巻まで無料開放されたりすることもあるのでこまめにチェックするといいかも。
ただ、いきなり10円くらいのセールになったり、3巻まで無料開放されたりすることもあるのでこまめにチェックするといいかも。
以降、Vitaはサインイン状態(オンライン)での操作を前提としています。
無線環境は◆こういうの(過去記事)とか、お店のPS Spot等を借りるとかでどうぞ。
ちなみに「ブラックジャックによろしく」はAmazonのKindle版ももちろん「0円」なので、スマホ持ちの方はKindleアプリ/Readerアプリの比較にも最適でしょう。
◆検索:ブラックジャックによろしく(Amazon内Kindleストア)
※続編の新ブラよろは今のところ有料だよ!
*もくじ:
▼機器認証~アプリ起動(↓)
▼アプリ認証~ダウンロード
▼メニュー、各種操作など
▼有料本の課金購入
◇機器認証(通常は不要)
まず、何らかの事情(?)や誤操作でPSNの機器認証がされていない場合は
設定>PlayStation(R)Network>機器認証から。
ここは複数のVitaを1アカウントで使う場合(買い替えとか)なんかに設定します。
Readerはあんまり関係ないかもしれませんが一応ということで。
◇Readerを入手/起動
電子ブックリーダーアプリの「Reader」は最初から入っているかも知れませんが、もし無い(消した)場合はPSストアから無料でダウンロードできます。
メニュー画面です。
まず、右下の「…」メニュー(△ボタンでもいい)から「ストアに行く」を選ぶとウェブブラウザが起動し、Reader Storeが表示されます。
こんな感じで、週刊少年ジャンプ系コミックスも最新巻がカラー配信されているようです。
3/24の「デイリーランキング」は「進撃の巨人」8、9巻で、「あなたへのおすすめ」や2012年度のおすすめ本なんかも。
続いて、右上の「My Sony IDでログイン」でID/パスを入力します。
Sony IDを持っていない場合はPCからでも登録できます。
→PCで登録した場合も、Vita等による機器認証ポイントは問題なく付与される。
◇My Sony Club:http://www.sony.jp/msc/index.html
なおブラウザ →Readerへは右上にある本棚のアイコンで戻れます。
Reader →ストアは、上にある手提げ袋マークです。
……が、Readerからストアに行く場合、毎回新規ウィンドウで開くようなので、適宜ウィンドウを消すか、ホームメニューで移動するかしたほうがいいかも。
あまりウィンドウが増えると重くなるかもしれないので、閉じる場合はブラウザ右側の□が3つ重なったアイコンのメニューから。
◇パスワードの再設定
自分の場合パスワードを忘れてしまっていたのですが、ログイン画面に「パスワードをお忘れの方、または未設定の方」リンクがありました。
※助かったよ!!
登録したアドレスと、画面に出てくる認証文字列を打つと自動返信メールが来ます。
ここから個人情報を入力したところ、ぶじパスワードを再設定できました。
→万一テキトーな名前を入れていて思い出せなかったらアウトかも。
◇Readerを認証
ストアにログインできたら、再びReaderへ。
右下メニュー>全体設定>Reader Storeの機器認証をする に移動し、アドレス/パスを入力するだけ。
なお、キャンペーンによるポイント付与は即時ではなく、数日~二週間ほどかかるようです。
完了すると通知メールが届きますが、今後の類似キャンペーンがあっても同様かと思います。
ちなみに今回のキャンペーンでは、
・名称:PlayStation Vita電子書籍お試しポイント
・ポイント数:480ポイント
・有効期限:2013年04月30日
……となっていました。
有効期限があるキャンペーンではさっさと使っておいたほうが良さそうです。
◇本をダウンロード
さっそく本を「購入」しますが、もちろん今回は0円のブラよろです。
まず、ストアトップで検索アイコンをタップすると検索バーが出てきます。
「さらに条件を指定して検索する」では詳細検索も可能です。
→現在は◆無料本の検索が可能(ありがたい)。(※リンク更新)
とりあえず「ブラックジャック」で検索し、作者名をタップすると一覧が出てきます。
一巻はサンプル版(約20ページ)もありますが、「無料ダウンロード」となっているほうが全210ページの正規版です。
なお、ダウンロード容量は一冊で約50MBでした。
(アフタヌーン等の雑誌だと500MBくらいになることも)
ついでですが、ダウンロード後はトップに戻されるのでダウンロードのリンクを長押し→「新しいウィンドウで開く」で開いたほうがやや楽です。
*(追記)
同じアカウントで登録しておけば◆PC版ストアと購入状況を同期できるので、大量の無料本(いきなり50冊とか追加されることがある)を落としたい時なんかはPC側で購入状態にして、Vitaやスマホで読むほうが何かと楽かと思います。
PC向けリーダーストアでは
あとはVita側のメニューで「最新の購入情報を取得」をタップすれば購入状況が同期されます。
*
メニューは左下の矢印マークから。
◇Reader/メニュー画面
実際に読んでみます。
基本操作は、最初に表示されているガイドブックにも載っています。
ほぼ直感的に操作できるようになっていますが、細かい設定とかを少し。
Readerを起動すると、自動で同期が行われて本棚が更新されます。
Vita以外のスマホやタブレットでも購入情報が共有されるということですね。
もちろんオフラインでもDL済みのものは読むことができます。
◇本棚画面での主な操作
・□ボタンを押すと、本ごとに平置き/縦置きになる
・本アイコンを上にフリック(または□ボタン)で本を持ち上げ、別の場所をタップする(または方向キー+○ボタン)で並びを移動
→この2つは上のほうにもタップ用ボタンあり。
・本を選んだ(ちょっと浮いている)状態で△ボタン(または「…」部分)>「詳細情報」を見れる
・同じく△ボタン(「…」メニュー)から「画面方向を固定」でタテヨコを固定できる。
→固定しない場合は、Vitaの持ち方によって縦表示/横表示が自動で切り替わる。
→方向キーの上下左右は、持っている向きによって自動で判断される。
……といった感じですが、まあ特にこだわりが無ければ以下のリストスタイルにしておいたほうがいいでしょう。
◇リストスタイル
・△ボタン>全体設定>「本の一覧スタイルを変更」から表示タイプを変更できる
(縦持ち状態)
こちらも縦持ち/横持ちに対応しており、タイトル/著者/最近読んだ(昇順/降順)のようなソートで表示できます。
◇Readerで読んでみる
・L/Rボタン、方向キー(見た目での)左右、フリックでページ送り
→縦持ちの場合、画面中央あたりの左か右をタップするだけでもページ送りになる。
・○ボタン:拡大(×ボタンで解除~閉じる)
・縦持ちの場合、通常時2ページ、拡大時1ページごとの表示に相当
→そのまま○ボタンを押していくと、拡大したまま順次スクロール。
→指二本でのズーム操作も可能。
・拡大/解除は右スティック(上下)、拡大中のスクロールは左スティックでも可。
・△ボタン:詳細情報、向き固定のメニューを出す
→画面の真ん中あたりをタップしても出る。
→右上の角にあるロックアイコンのタップでも向き固定/解除を切り替え可能。
・□ボタン:ページ数表示
→表示バーをスライドかタップすると任意ページにジャンプ。
この□ボタンの表示ですが、Vitaだけあって爆速です。
いきなり100ページ以上先に飛ぼうが1秒以内に表示されていました。
このあたりはトルネやPSPにおけるシーンサーチ(動画再生>□ボタン)で鬼のようなスピードで生成されるサムネイルを連想するものがあり、さすがにソニーという感じ。
・(リスト画面で)□ボタン:絞り込み/並べ替え/順序のメニューを表示
→メニュー表示中に左右にフリック、もしくは方向キー(見た目での)左右で切り替え。
→ソートは「購入した順」か「読んだ順」あたりがおすすめ。
メモリーカード的に容量との闘いになるはずなので、絞り込みの「未保存」「メモリーカードに保存済み」を駆使してこまめに削除するといいでしょう。
+追記:
現在アプリがアップデートされており、ページ数が表示されている状態で左スティックを左右に倒すことでチャプター移動ができるようになっています。
※神速だよ!
こちらはアフタヌーン本誌や、「進撃の巨人」単行本なんかは対応していましたが、出版社等により対応していないものもあります。
なお、複数選択(メニューから選択するか、任意の本を指で長押し)からの一括ダウンロード/一括削除もできるようになりました。
※神速だよ!
こちらはアフタヌーン本誌や、「進撃の巨人」単行本なんかは対応していましたが、出版社等により対応していないものもあります。
なお、複数選択(メニューから選択するか、任意の本を指で長押し)からの一括ダウンロード/一括削除もできるようになりました。
ちょっとしたことですが、フリックで横にめくる時にちょっとめくって止める(前後のページを同時に表示)とか、めくりかけて戻すみたいなことができました。
少し使ってみたところ、右側を下にして縦持ち(片手)で画面方向を固定しておき、親指でRボタンを押してページをめくり、戻る時は見た目の右端あたりをタップ……という感じの操作がいい感じでした。
もしくは、片手持ち+方向キー(上下左右)のみで操作するのもなかなか。
※いろいろ試してみるといいよ!
*
Kindle系(というかスマホ版)は使ったことが無いので比較できませんが、まあReaderも必要十分な機能が揃っている印象でした。
とりあえず登録~使用はここまで。
◇有料本の購入(いろいろ追記/更新)
*追記:2017年5月時点で、リーダーストア内のNET CASH決済は廃止となりました。
その後、自分はソニー純正デビットカードを用意して購入しています。
申し込み~使用レビューを解説した記事は◆こちらから。
リーダーストアでは、以前NET CASHというプリペイドマネー(ネットやコンビニ端末で購入可能)で決済できたんですが、2017年5月から非対応となりました。
リニューアル後の2018年3月現在使用できる決済方法はクレジットカード、auかんたん決済、ドコモ払いとなっています。
→https://ebookstore.sony.jp/stc/help/payment/
あとは購入のたびにポイントが溜まっていき、こちらも1ポイント=1円として使えます。
キャンペーン等の30%ポイントバックとか、直近の購入料に応じて毎月1日にボーナスポイントが発生することがあります。
いずれも有効期限がありますが、期限が近い場合はサイトの上部に通知が出たりします。
最近だと来店ポイントとして短期間(1~2週間くらい)だけ使えるポイントがもらえるパターンも多いです。
そんなわけで、■溜まりつつあるディスコミ(過去記事)をできれば最後にして、配信されるものについては一気に電子版に乗り換えようかなあ、というかそうしないと本棚がわりとどうにもならないなあ、という感じです。
次に出るハンターハンターはVitaで読むことになるかも、といったところで今回は以上です。
◆世紀末リーダー伝たけし!ワイド判 13
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