アフタヌーン2014年2月号を買ってきました。
表紙は連載15回目にして三度目の表紙の「宝石の国」です。
■先月号から電子化されたため、
今月の話題としては「ヴィンランド連載100回」や、pixiv連動企画「出だしで勝負新人賞」の大賞作品掲載、そしてヤマシタトモコ氏の新作読みきり等。
なお、どういうわけか電子版のみ「ヴァムピール」が未収録とのことなのでちょっと注意です。
これ、前回(隔月掲載なので◆先々月号)がけっこう良かっただけに残念です。
それでも電子版を選んだ理由は、画像の通り捨てられない性格だからです。
今後は小指のツメほどのカードにすべてを保存できる(いったん消してもまた落とせる)と思うとこれが次世代ということかと感じます。
※さっさとタブレットがほしいところだよ!!
+■前回号(2014年1月号) ■次号(2014年3月号)
すでに■次号が発売されてしまいましたが感想です。
◇雑感
あなたはバールを使って
善行さんの歯を合計7本抜きましたか?
・ヴィンランド:新章に入ってなんだか穏やかである
・宝石の国:見どころはヒザでホールドするボルツ
→表紙のアゲートの色が不気味なのが素晴らしい。
・げんしけん:ついに正ヒロインが覚醒してしまうのか(……ヒロイン?)
→「エヴィアにですか」のコマは塗り忘れかな?
・ユイコさん:「私を使ってあたたまるべきだわ……」
→編集スタッフ「な、ナニこれ……!」
四季賞メッセージ:
「誰かの真似をして綺麗にまとめるよりは、
壮大な失敗作の方がよっぽどいい。」
・ヒストリエ:本編よりも欄外の近況が気になってしまった
→原作シナリオを提供しようとして上手く行かなかった話。
・女神さま:ドレスの見開きに本気を見た
・謎の彼女:ユイコさんがライト(カジュアル)とするとこっちはガチ(コア)という気がする
・マージナル:元ニートがじわじわイケメン顔になりつつある
・プ~ねこ:読み方はミネストローネ「プー」パパ(衝撃)
・557ページ「児童ポルノ禁止法改定案に反対します」だそうです(何をすればいいだろうか……)
・タナトス:あんまり仕事しない死神がまさかの外回り営業
→ここから三巻ということなのかカラー付き。
◇読み切りなど
今号はイレギュラー掲載が多かったです。
+読切「無敵」(ヤマシタトモコ):なんかえぐい
あるいは何も起こっていないかもしれないのに、ホラーなら次のシーンで誰か死にそうな嫌な予兆だけがひたすら続いている感じでした。
やはり連想するのはレクター博士ですが、机に手を置いただけ、立っているだけで伝わってくる「邪悪さ」はかなりのタチの悪さでした。
こういうの嫌いじゃないのでもっと見たいところですが……話としては「読み切り用」でしょうか。
しかしまあ■2013年4月号の最終回であんなにいい顔で社交ダンスしてた「BUTTER」と同じ人とはとても思えないというか。
なんとなく怪物級に速筆で多作な方と思っていますが、やはり引き出しの多さが違うのかもしれません。
ヤマシタトモコ氏は、すでに2014年内に再登場予定と告知されているので、連載にしても読みきりにしても何を打ち出してくるのか楽しみです。
↓
(追記)コミックDAYSにて◆無料公開されていました。
*
月に吠えらんねぇの後に以下三作が連続で掲載されていました。
+出張掲載「天空侵犯」
制限付きで講談社系のマンガが読める基本無料アプリのマンガボックスにて連載中だそうです。
→これもタブレットに入れてみようかな……。
まあその、1ページ目から露骨なパンモロなあたりから、なんとなくこの作品の立ち位置が分かったような気がします。
しかしこのヒロイン、どうして全てのコマでジョジョ立ちしてるんでしょうか?(純真)
+読み切り「蟲師特別編・日蝕む翳」(後編)
日の光が無くなって、もしそれが戻らなかったら? というスケールの大きなお話。
一方ではその状態を喜んでいる者も居て、でもそれはやっぱり不自然で、原因の日蝕みもまた光が必要で……といったことを何かのメタファなのかなあとか考えてしまいました。
→引きこもりとネット、あと「金」とか(?)。
これについては、やはり年明けに放送されたテレビアニメ版が話題になりました。
→◆もちろん録画済み。
正直さほど期待していなかったのですが、落ち着いた演技やふにゃふにゃ浮遊する蟲の作画はOVAレベルだったと思います。
中でもBGMの演奏がまた素晴らしく、盛り上がってきたところの「まぶしくない……」はゾクッと来るものがありました。
放送の最後には「続章」として新規シリーズも公開されたので、これは録画だなと思っています。
+pixiv連動企画「瀬之浦2小のワールドエンド」
最初の8ページだけで勝負する、という企画の大賞作品だそうです。
何度か出てくる魚眼みたいな構図は、なんとなく描いてて楽しそうだなと思いました。
ストーリーは、「ギャルゲーの超絶鈍感主人公かお前は」とかいや自衛隊の本気は凄いんだぞとかそんな感じでした(あれっ?)。
以上、アメゾで見せる笑顔すらなんか怖い無敵さんの2月号でした。
*
■前回号(2014年1月号) ■次号(2014年3月号)
これまでの分はこちら。 →■「アフタヌーン」ラベル
◆アフタヌーン 2014年2月号 [2013年12月25日発売] @レビュー済(リーダーストア)
モテキ(1) 久保ミツロウ
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